2008年03月02日
後世に何を残せるのか?
少子化の問題があちらこちらで論じられていますが、産みたくても産めない人、産んでも育てられない人(これは所得や仕事の環境もありますが、親が親になれるほど大人になっていない)となど、いろいろなケースがあるので、一概にどうだということは言いにくい問題だと思います。
子育て応援企業! という標語(?)を掲げている企業も増えていますが、何を応援しているのかわからない企業も多いように感じます。何となく掲げているとCSR的な部分がクリアされると思っているのだろうか?
一方、子供がいる、いないに関わらず、自分たちの後世に対して責任を持って資源を残す、環境を保全する、何よりも自分の存在に誇りが持てる世の中を残してやるということを考えるのが、今、一番求められていることではないかと思っています。
最近、書籍やテレビの番組などで『死生観』という言葉を目にすることが多くなっています。
宗教や死後の世界に関して真剣に考えることが必ずしも『かっこいい』とは思われない日本では、神教と仏教が何となく共存しています。私も神教(実家には神棚があります)を信じて初詣やビジネスに関しては商売繁盛の神頼み(笑)をして、宗教は仏教で祖父母の葬式にはお坊さんが来ていました。
そのような環境で死後の世界などのも真剣に考えませんし、自分が死ぬということに現実味を感じて人生を考えたことも内臓疾患で2ケ月入院した時くらいです。
今、私たちに必要な意識というものは、死ぬということを真剣に考えることではなく、この瞬間から死ぬまでの時間軸で後世のために人生で何を成し遂げるかということを真剣に考えて、今の仕事を一生懸命に取り組むことではないかと考えています。
一生懸命という言葉は、『一生』という死ぬまでの人生で命を懸けてやるということになるので、すごいことをやらないと!と思います。ただ、それは後世に何を残すか?ということでないと何かさびしいことになります。
職業観というものを考えた場合にも、その職業を通じて自分の住んでいる地域、職場、家族が幸せになるように一生懸命頑張るという意識を持つことが重要ではないかと思っています。
中小企業でも、利益を出している会社は、私利私欲ではなく、他利(お客さま、地域)を優先しているところが多いようにも感じます。自分の価値を最大化するポイントは、他人からの評価を最大にするということですので、当然、他人の評価は気になります。その評価が一番高いのが、後世のことを考えて価値創りをしてくれているかということなのではないかと思います。
社会起業家の書籍では、
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
ジョン ウッド (著), 矢羽野薫 (翻訳)
などは参考になりました。
子育て応援企業! という標語(?)を掲げている企業も増えていますが、何を応援しているのかわからない企業も多いように感じます。何となく掲げているとCSR的な部分がクリアされると思っているのだろうか?
一方、子供がいる、いないに関わらず、自分たちの後世に対して責任を持って資源を残す、環境を保全する、何よりも自分の存在に誇りが持てる世の中を残してやるということを考えるのが、今、一番求められていることではないかと思っています。
最近、書籍やテレビの番組などで『死生観』という言葉を目にすることが多くなっています。
宗教や死後の世界に関して真剣に考えることが必ずしも『かっこいい』とは思われない日本では、神教と仏教が何となく共存しています。私も神教(実家には神棚があります)を信じて初詣やビジネスに関しては商売繁盛の神頼み(笑)をして、宗教は仏教で祖父母の葬式にはお坊さんが来ていました。
そのような環境で死後の世界などのも真剣に考えませんし、自分が死ぬということに現実味を感じて人生を考えたことも内臓疾患で2ケ月入院した時くらいです。
今、私たちに必要な意識というものは、死ぬということを真剣に考えることではなく、この瞬間から死ぬまでの時間軸で後世のために人生で何を成し遂げるかということを真剣に考えて、今の仕事を一生懸命に取り組むことではないかと考えています。
一生懸命という言葉は、『一生』という死ぬまでの人生で命を懸けてやるということになるので、すごいことをやらないと!と思います。ただ、それは後世に何を残すか?ということでないと何かさびしいことになります。
職業観というものを考えた場合にも、その職業を通じて自分の住んでいる地域、職場、家族が幸せになるように一生懸命頑張るという意識を持つことが重要ではないかと思っています。
中小企業でも、利益を出している会社は、私利私欲ではなく、他利(お客さま、地域)を優先しているところが多いようにも感じます。自分の価値を最大化するポイントは、他人からの評価を最大にするということですので、当然、他人の評価は気になります。その評価が一番高いのが、後世のことを考えて価値創りをしてくれているかということなのではないかと思います。
社会起業家の書籍では、
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
ジョン ウッド (著), 矢羽野薫 (翻訳)
などは参考になりました。