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2008年03月31日

情報を発信する地方自治体

以前の投稿で、情報発信、編集の重要性については書いたと思いますが、



北海道、佐賀、鹿児島の情報発信ポータルが近日公開されます。


現在、弊社では福岡の情報発信ポータルの企画や運営支援を行っていますが、昨日の投稿した日本の食糧自給率を支える3県の情報発信ポータルのご支援もさせていただいています。

情報発信は地方都市にとって非常に重要になるとともに、価値創造のための情報編集のセンスも重要になってきます。

宮崎県などの例を見てもわかりますが、地方自治体や公的団体が率先して情報発信のリーダーシップをとれるのか?ということが、地域再生のためのカギになっています。  


Posted by 森戸裕一 at 23:56Comments(0)地域貢献

2008年03月30日

財政難と情報発信形態の変化

福岡にある、佐賀県と長崎県の福岡事務所が今月末で閉鎖されるようです。

地方都市が都市部にアンテナショップや連絡事務所を設置するというのは昔から行われていることですが、地方自治体の財政難ということもあって閉鎖されてる例が増えているようです。

大きなマーケットに自分たちのことを知ってもらう(情報発信)ために、そのマーケットから情報を収集するためにアンテナをはる方法も変わってきているのかもしれません。

インターネットでPtoP(Place to Place)をどのような形で作っていくのか?





九州のブロードバンドマップ



今までの発想では難しいと思います。

地方自治体の職員の方々とお話する中で、前例がない的な話をされる場合があります。

これは非常に危険な考え方ではないかと思います。

地方自治体も考え方にどれくらいの柔軟性があるかということで格差が出てくる時代になっています。

情報の発信方法は、紙での情報発信をそのままインターネット上に写像すればいいという訳ではありません。情報を伝えたい相手の懐に入り込むということも考えて情報編集していかないと相手の目にはとまりません。

最近は、地方自治体の方々に情報発信と編集についての方法について話をする機会も増えましたが、その中で、自治体職員の方々の情報発信に対する柔軟性を阻害しているのが地域住民の方々の思考の柔軟性の欠如ではないかと感じることもあります。

柔軟性を求めるためには、やはりそこにも情報発信をしないといけません。

テクノロジーについては詳しいことを話をする必要はなく、情報によって人や市場は動いているということを再認識してもらえばいいと思っています。

単に情報を発信するだけでなく、情報の受け手のことまで考えて工夫するということを一緒に考えていければと思っています。

私たちなりに頑張っている

という変化を阻害する思考を、相手(マーケット)が求めるレベルまで頑張るという形にしていければ地方も活性化していくヒントを得ることができるかもしれません。


最近、東京などで、

『森戸さんの最近のブログを見ていると九州に引っ込んだように見えますが』

と言われることがあります。(笑)

引っこんではいません、10年前から、東京と九州を毎週往復する二重生活を送っています。

ただ、IT関連の専門にやってきた人間として、情報化を地域戦略や人材育成戦略に絡めて議論しないといけないと、どんどん日本が弱体化してきていると感じているので、クライアント様との守秘義務条項にかからない範囲でブログで情報発信しているつもりです。

世界の中の日本の立場を考える場合には、日本における九州の立場をケースとして考えるとわかりやすいと思っています。

先日、欧州に行って再度感じたのは、日本は欧州から見たら遠い国、極東であるということです。

感覚的には、東京から見た九州という感じでしょうか?

九州は、文化的な部分では非常に興味深い地区で、アジアに近いので特有の文化を持っています。
ただ、地域を元気にするリーダーが不在で、宮崎知事がテレビというメディアを使って情報発信にやっきになっているのを見ても、それを客観的に見る人が多いことでもわかるように主体的に動くリーダーが少ないとも言えます。また、それに付随してマイナス的な議論はされても建設的な議論はあまりなされない土地柄です。変化にも弱く、ここは九州だからということで積極的に動こうとはしません。
ただ、九州は島国なので道州制などには積極的で東京とは一線を画そうなどという議論は大好きです。
(精神的に自立するのは歓迎ですが、東京から離れようとする意味が私には理解できません)

一部の日本文化に興味がある人には興味深い国かもしれませんが、経済的には今や世界一の借金大国です。

リーダー不在ということで考えると、この国では政治のトップや金融のトップの人材不足が深刻で、次の時代を創りだす方策も出せない状況で混迷状態が続いています。

主体的な議論がされないという面で考えると、税金の無駄遣いというものがあるとわかっていながらも、公的機関や大学、高校、義務教育機関などで税金を使い方について建設的な議論はされていないようにも感じます。

変化に弱いという面で考えると、日本特有の~という言葉のもとに、建設的な思考で前に進むことが阻害されているようにも感じます。

殻に閉じこもるという面で考えると、日本から英語圏内の経済圏や文化圏に対して積極的な情報発信がなされずに、日本語文化圏で思考が完結してしまっているのも問題かもしれません。

いずれにしても、グローバリゼーションの波をどのように乗り越えていくのかは、今、ほとんどの人が考えないといけない課題になっています。

将来的な課題を見据えて、今、何をすべきかを考えるという習慣を次世代人材には伝えていきたいと思っています。  

Posted by 森戸裕一 at 10:20Comments(0)地域貢献

2008年03月29日

他人の人生を背負う

昨日、学校を出てからすぐに起業したいという若者が会社を訪問してきました。

学生団体の活動支援なども行っているので、このような学生からの相談を受けることも多いように感じます。

基本は個人の自由なんですが、まだ働いた経験がない学生は表面的なことしか見えていないと思いますので、その情報だけで判断をしないように社会人としての視点での情報は提供するようにしています。

起業して自分が社長になるという手段をとる最終的な目標、目的は何なのか?

ということも聞くようにしています。

昨日、当社を訪問した学生も最終的な目標のイメージがはっきりしていなかったように感じました。

しかし、根性はあるようなので、

今日やらないといけないことを明日やるような弱い意志しかなかったら最終的には周囲の人たちに迷惑をかけるので、今日やらないといけないことを今日やり遂げることができるような人間になったら社員を雇うような形をとってもいいのではないかと言いました。

個人事業であれば別にかまわないですが、企業を作ろうとしているのであれば従業員を雇う必要があります。従業員を雇うと、この従業員たちの生活まで保障していかないといけないようになります。

普通の神経では、そのプレッシャーに押しつぶされてしまうので、やはり複数の従業員がいる会社の社長になるのであれば、気合いだけでなく自分以外の人間まで幸せにするという信念までもって仕事にのぞまないといけないと思っています。

学生時代から、他人の人生まで背負うことができるリーダーシップをもともと持っている人も稀にいますが、自分のことで精いっぱいという人がほとんどではないでしょうか。

志は高く、しかし、基本には忠実に、仕事というのは丁寧にやっていかないと評価されません。
社会の迷惑をかけるようなやり方は、やはり評価を下げてしまいます。

失敗から学ぶことも多いので、どんどんチャレンジしてもらいたいのですが、受け身の勉強だけはしてからの方がせっかくの可能性が1度の失敗でなくなってしまいます。

私も、まだまだ勉強しないといけないことばかりです。


話は変わりますが、昨日、農林水産省から最新の都道府県別の食糧自給率が発表されたようです。

都道府県別の食糧自給率

全国ベースでの食糧自給率は40%を切ってきたようです。

東京は1%(笑)、私が住んでいる福岡は20%を切って19%になってきました。

九州の各県で見ると、

      平成17年  平成18年
福 岡 22% ⇒ 19%
佐 賀 96% ⇒ 67%
長 崎 42% ⇒ 38%
熊 本 58% ⇒ 56%
大 分 48% ⇒ 44%
宮 崎 62% ⇒ 65%
鹿児島 83% ⇒ 85%
沖 縄 28% ⇒ 28%

になっています。

昨年までは佐賀が食糧自給率が九州トップだったようですが、台風の影響で下がっています。

ちなみに全国トップは、

北海道 201% ⇒ 195%

です。

現在、北海道と佐賀、鹿児島の情報ポータルサイトの構築の支援を行っていますが、これらの県は1次産業に絡んだ情報を発信していければと思っています。

食糧は国民の生活を支えています

その食糧を作っている人たちもまた、他人の人生を背負っています。



佐賀県の農業青年の経営指導に近いことを昨年までコーディネートしていました。
今年は彼らの仕事ぶりをポータルサイトなどから情報発信できればと思っています。

彼らの仕事には誇りをもってもらいたいですし、きちんと利益がでるビジネスモデルを作っていく過程を情報化によって支援して、最終的には日本の下支えができれば、当社にとっての一番の喜びになります。  

Posted by 森戸裕一 at 20:51Comments(0)人材育成

2008年03月28日

自分は何者か?

その時代に生きていたという証を残したいというのは人間の本能かもしれません。

どのような形で生きていた証を残すかというのは、人それぞれと思いますが、社会に影響を与える仕事を通じて自分がこの時代に生きていたという証を残せるのはすばらいしいことと思います。

当社は、Webを通じて市場に対して情報発信をしています。

そのWebから訴えていることが市場から共感させるか?共感されないか?

市場からの反応が無反応だったら情報発信の内容を変えて反応を待つということで市場の動きが見えてくるようになると思っています。ですから、Webなどは常に情報を更新しないといけません。

そういう意味では、このようなブログを書くということも意味があります。
いろいろな声を収集することができます。


また、Webなどでの情報発信は、市場の反応を見るマーケティング的な要素だけでなく、こちらの存在を市場に示すという意味もあります。
インターネットの普及で、会社の存在、自分の存在を社会に対して簡単に示すことができるようになったというのは誰しも理解していることではないかと思います。ただ、なかなか地方都市や中小企業では理解してもらえません。本当は社会的に目立たない地区や企業が情報発信でこちらの存在を示すということには敏感でなければいけないと思っています。

それを、存在の証(示す)ということで言うと、

http://www.groupware.co.jp
は、弊社のKさんが情報共有の重要性を伝えるということで存在の証を世の中に示しています。

http://www.seminar-info.net
は、弊社のNさんが学習する習慣を身につける重要性を伝えるということで存在の証を世の中に示しています。

http://www.bpm.jp
は、弊社のOくんとKくんがビジネスプロセスをマネジメントする意味と、データ分析の重要性を示すことで存在の証を世の中に示しています。

また、
http://fukuoka.keikakuhiroba.net
は、弊社のAさんが主催者のサイト運営のサポートをして、地域の企業に対して情報発信の必要性を訴えています。

せっかく存在の証を示すのであれば、沢山の人たちに知ってもらいたいですし、実際に発信している情報を評価してもらいたいと思って、皆、がんばっています。

自分の人生なんてつまらないものでいい、などと思っている人はいないと思っています。
ただ、やり方がわからないので、人生なんてそんなもんだと自分に言い聞かせているのではないかと思っています。少なくとも当社の社員には、自分の人生は捨てたものではなかったと思ってもらうような仕事をやってもらいたいと思っています。

また、以前にも書きましたが、
http://www.kg-wan.net
などは、当社にインターンシップに来ていたSくんがいなかったら存在していません。

しかも後輩がしっかりとNPO団体の活動を情報発信しています。




http://ameblo.jp/canpass/entry-10083478514.html

要は、情報発信を通じて自分の存在を社会に知らせることは誰にでもできるようになったということです。その時に、社会に役に立つ情報を発信できるようになれば、社会からも感謝されます。

自分は何を成し遂げるために、世の中に存在したのか?
仕事を選択するときに非常に悩む部分です。

しかし、どのような仕事であれ、自分と関係した人たちの印象に残るような仕事をやること、また、Webなどを通じて情報発信することで世の中に気づきを与えることで、自分が存在している意味を作ることはできると思います。

自分が後世になにを残すことができるのか?ということを真剣に考えると仕事が楽しくなってきます。

私は、社員が仕事を通じて世の中にいろいろな価値を提供できることで、自分の存在を意識することができて、最終的に社員が幸せを感じてもらえればと思っています。

自分とは何なのか?
なぜ、働くのか?

非常に難しい問いかもしれませんが、自分とは自分を含めた社会を支えるために存在して、働くことを通じて社会を支えることが、社会的動物である我々の生き方ではないかと思います。  

Posted by 森戸裕一 at 06:04Comments(0)ビジネススキル

2008年03月27日

カーリング型人材

昨日、財団法人社会経済生産性本部の 「職業のあり方研究会」事務局から、今年の新入社員のタイプが発表されています。

「カーリング型」新入社員

冬期オリンピックでおなじみになったカーリング、新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。
また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしまったりということもあるだろう。就職は楽勝だったかもしれないが、サブプライムローンの問題等の影響により経済の先行きは一気に不透明になった。これからも波乱万丈の試合展開が予想され、安心してはいられない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。 
(詳細は社会生産性本部のWebサイトで)

毎年のことながら、社会生産性本部さんは面白いネーミングをつけられます。

過去のネーミング一覧

ちなみに私は平成2年入社なので「タイヤチェーン型」でした。
「装着大変だが、装着の具合次第で安全・駆動力OK」ということですが、案外、当たっていたかもしれません。

ただ、今年もこのカーリング型という言葉が、あちらこちらで飛び交うかもしれませんが、先入観を持って新入社員を扱わないというのも重要なことかもしれません。先入観を持つことで壁が出来てしまうこともあります。

もし社員に裏切られても裏切られても、もくもくとブラシで磨き続けることを選択した人たちが経営者ではないかと思います。また、そのようなことをできる方々がマネージャーとして会社から任命されているのではないかと思います。


先日、若者が辞めない会社の創り方という講演をしました。

この中でも、社員を磨き(育て)つづけることの重要性を話しています。

磨き続ける(育成しつづける)のには大きな労力が必要です。
そのように労力をかけたからと言って簡単に辞める可能性がある今の若者に本当に時間を投資する意味があるのかと言われそうですが、それしか手は無いというのも現実です。
育ててもらっても簡単に自分を言い訳を作って会社を辞めてしまうような社員は、そこまでの人間性だったと考えるしかないと割り切って考えている会社の方が人材育成の取り組みは進んでいます。

会社に自分を育ててもらいたいというのは新入社員は誰しも考えています。
その育ててもらった恩をどのように返そうと考えているのか、という部分を採用の際にきちんと人間性の部分ではかる必要があると思います。


↓先日の講演の雰囲気が映像で見えるようになっているようです。(少し過激なことを言っています)



若者が辞めない会社の創り方


人間性以外にも継続力がある人材を採用して、そこからは人材が育つ仕組みをきちんと考えて育成していくということを当社では提案しています。

簡単なことでも飽きずに継続できるというのは能力ですので、これだけは面接の際に見極めてください。
(当社のHくんは、飽きずに継続するということの重要性に気づいて、最近では愚直に努力を継続するということができるようになりました)  

Posted by 森戸裕一 at 06:15Comments(0)人材育成

2008年03月26日

仕組みつくり

今日、当社のOさんを社内の「仕組みつくり」担当に任命しました。



組織というのは仕組みをもとに人間が動いて成果を出していくものですが、自分で考えてある程度の結果が出せる人材が集まるとなかなか仕組みつくりをやろうとはしません。

当社もある程度自立した社員が仕事をしているので、社内の仕組みつくりは遅れています。

ただ、やはりそのままでは小さなミスや労働時間の削減は期待できないので、Oさんを仕組みつくりの担当に任命したわけです。
(ちなみにOさんは非常に緻密な作業ができる人なので適任と思っています)

仕組みつくりの達人(Oさん)の最初の仕事は、会社の中のありとあらゆる仕事(作業)のチェックリストなどの制作になると思います。チェックリストを作るだけでなく、それをもとに運用するなかで不具合点などがあれば、修正していくという手順をふんでチェックリスト、業務マニュアルなどを完全なものにしていく予定です。

自分はできる、わかるという慢心がミスを招いたり、組織としての成長を妨げてしまいます。

会社全体で、もう一度、自分たちの仕事を見直してみたいと思います。
  

Posted by 森戸裕一 at 18:27Comments(0)組織改善

2008年03月25日

欲を言えば

今日、無事に帰国しました。

パリから中部国際空港経由で夕刻に福岡に帰ってきました。
帰りは映画1本(フィクサー)を見て、後はビジネス誌などを読んで機内で過ごしていました。

福岡空港に帰ってきてから、そのまま取引先の方と会食へ。


今回のように海外に行く時もそうですが、北海道や東京への長期出張なども間も、当社の社員は、ほんとうに良く働いてくれます。プロジェクト関連の連絡などは電子メールでやりとりをすることが多いのですが、電子メールの数は社内のほとんどの社員が50~100通近くやりとりしているのではないでしょうか。その履歴などを見ていても、本当にいろいろと自分たちで考えて頑張ってくれています。

私は社外の方々から自分が褒められるよりも社員が褒められた方がうれしいのですが、どうしても外部から見えるのは私になってしまうことが多くなってしまいます。だから、裏方として頑張ってくれている社員などが褒められると本当にうれしくなります。

社員ががんばっている仕事をなんとか結果につなげたいと思って、いろいろと外部と交渉などをするのが私の仕事です。ついつい自分でやった方が早いのでということで、社員がやるべき仕事までやってしまうと、社員が育たないだけでなく、社員のモチベーションまで下がってしまいます。ここらへんは気をつけないといけないところだと思っています。

ただ、欲を言えば、もう少し、企画、改善提案など新しいビジネスのネタについての相談が欲しいと思っています。(これは本当に贅沢な要求です)


4月1日(火)の佐賀県武雄市の樋渡市長の講演は、定員50名が満員になったそうです。
特に大きな宣伝などはしていませんが、口コミやこのブログで情報を見た方が申し込みをされているようです。



武雄市長のブログって、中国語版、台湾語版、韓国語版があるんですよね。


観光地などは、これから海外に対しての売り込みが重要になってきますので、多言語対応もそうですが、海外のサーチエンジンなどでのSEO対策なども必要になってきているようです。
そういう意味では、首長のブログが多言語で書かれているというのは情報発信力があると言えると思います。

4月1日は私も参加しますので、ご参加される皆さんはよろしくお願いします。  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)人材育成

2008年03月24日

繊細な感性と大雑把さが混在

今日、パリ(paris)から帰国します。

毎年、3月末の数日をパリで過ごしてみて、この街は、よくもわるくも大人の街だということを感じます。
カフェなどでも喫煙率は高いと感じますが、タバコを吸いながら街を歩いている人も多いように感じます。女性の喫煙率が高いのも特徴でしょう。日本のように群れた中での自己主張の喫煙ではなく、自立した中での自己責任の喫煙に見えるのが不思議です。

ただ、カフェなどはテラス席が多いので副流煙は気になりませんが、人込みでも歩きながらタバコを持っている人が多いので子供などの顔の位置にタバコの火があるのは非常に危険だと感じました。
これはどうにかしてもらいたいものです。

歩いている人を観察すると、青信号の時間が短い歩行者用信号のせいなのかもしれませんが、歩行者は当たり前のように信号を無視します。
中国などのアジア圏では車が歩行者より強いような気がしますが、ニューヨークやパリでは歩行者や自転車が自動車よりも強いようです。赤信号で待っている人たちも、スキあらば渡ろうと車が来る方向を常に見ています。(笑)
フランス出身のサッカーの日本代表監督が、日本の選手を評して「赤信号だからと言って車も来ていない道路を渡ろうとしない」と創造性の無さを嘆いていたのを思い出しました。

ところで、このパリの街の歩行者用信号、







2つの絵柄のパターンがあります。

上の絵柄は普通の感じがしますが、下の絵柄は止まる、走るという意思が強いようにも感じます。

この2つのパターンの使い分けに特に規則性は無いようですが、街の中で混在しています。

このような細かいところは非常に大雑把に感じます。


ただ、モンパルナスタワーやモンマントルなどの高台からパリの街並を見ると、非常に繊細に街並みが統制されているのがわかります。建物の外観などの統制もそうですが、区画などは神経質なくらい規則性を持っています。街並にも歴史を感じます。




昨晩は、対面式のフランスの日本料理としては初めてミシュランで☆を獲得した「あい田」さんのところにお土産を持参したあとに、日本にも出店しているロブションのカジュアルなお店「ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション」で夕食をとりました。

こちらも対面式の、日本の鮨屋さんのカウンターをイメージしているお店です。
カウンターから調理場が見ながら食事できます。

味はさすがロブションがプロデュースしているお店と唸るような繊細な味です。
フランス料理のソースの繊細な味を保ちつつ、日本の良さなどを織り交ぜています。
歴史を持つ両国の良い意味でのコラボレーションが出来ていると思います。
歴史にあぐらをかくことなく、常に進歩しているフランス料理がここにはあるように感じました。

日本への出店も加速しているからだと思いますが、日本人のスタッフも数人いました。
フランス語が話せるのかどうかはわかりませんでしたが、ヨーロッパに修行しにきていると、人種的な部分も含めて屈辱感を感じることも少なくないと思います。ただ、それがパワーになるのではないかと思います。自分が認められたいという飢餓感が人並み外れたパワーを生み出します。

ただ、忙しく働いている調理場の若手のスタッフ(この人は日本人ではないです)に(愛の)蹴りが入っているのも見えました。(笑)プロフェッショナルとして職人になる道も厳しそうです。
料理の世界にも最年少で☆を獲得したロブションのような天才もいると思いますが、その一方で凡人ながら人の2倍も3倍も努力して、その天才に近づこうしている人たちもいることが見て取れました。人の2倍も3倍も努力できるというのも才能で、そのような努力がプロフェッショナルを生み出すのだと思います。天才以外は自分が凡人だという自覚をして努力をするということを選択しないと自分の未来は創れません。

真のプロフェッショナルとは、私はこれまでの歴史をきちんと理解して、その歴史をもとに新しいエッセンスを加味して未来に対して良い価値を残す人たちではないかと思います。自分の人生だけで生きざまを考えるのか、自分が没した後のことまで考えて行動できるのか、経営者にはお客さまへ提供する価値、社員の生活も含めて後者の姿勢が求められています。

また、自分が没した後の未来のことまで考えると、後進の育成などもプロフェッショナルの仕事としては重要になると思っています。  

Posted by 森戸裕一 at 12:01Comments(0)雑感

2008年03月23日

私が新入社員だったころ

今日は「ふくおか経革広場」からのお題の「私が新入社員だったころ」ということで書きたいと思います。



私が社会人になったのは1990年でバブル景気の終わりのころになります。
学校(数学)の先生になる勉強を大学では行っていましたが、これからはコンピュータが社会的な経済基盤になるという思いもあり、富士通のシステム開発会社に入社しました。

この会社は非常に日本的な会社で、運動会、球技大会、全社での社員旅行などもありました。
新入社員の時から、仕事が終われば先輩社員の方々と、ほぼ毎日、飲みに行き、仕事の取り組みへの考え方、職場の人間関係、会社のビジョンいろいろなことを教えてもらいました。新入社員ながら毎日飲みに行き、その飲み代はほとんど割り勘という状況だったので自由になるお金はほとんど無いという状況の新入社員時代だったのを覚えています。

ただ、その投資(?)のおかげで会社の中のほとんどの社員の方々がどのような仕事をしていて、逆にこちらの顔も覚えてもらうことができ、その後にいろいろな仕事を行う時に部署を超えて様々な協力を得ることができました。

当時の会社の上司は造船業出身の方々が多く、製造業出身の方々特有の商品やサービスの品質管理などの面で非常に厳しい指導を受けていた印象があります。

その中で、私が入社当時システム本部長だった柴田善次郎 社長(前社長)からは、
「何かやると批判はされるけど、何もやらないと批判すらされない」
と不可能と思えることにでもチャレンジすることの大切さを教えてもらいました。

チャレンジして失敗すると当然叱られるのですが、その叱られることで成長するのだから、それは甘んじて受けないといけないということを徹底して教えられました。

また、柴田社長からは、人の名前を書き間違ったときに厳しく叱られました。
「その人に心の底から信頼して欲しいと思っているのであれば、名前(漢字)を間違うはずがない」
「人の名前(漢字)と会社の名前はビジネスにおいて一番重要な要素で、人の思いが名前になっている。だから大切に扱え」
その記憶は、今でも鮮明に残っています。

非常に男気のある社長で、退任された後も何度かお食事を一緒にさせていただいています。


入社して4年目くらいに海外ビジネスの全社窓口をしていた時期がありますが、その時に本当に私の仕事観が変わるくらい厳しい指導をしていただいたのは、井上和 取締役(前常務)です。
本当に厳しい方でした。(一度も誉められた記憶がありません(笑))
平日は取締役としての仕事をして、平日の残業時間と休日は現役のエンジニアとしてCADの標準化に関するの国際レベルの仕事をこなされていました。全社で一番労働時間が長かったのは井上取締役だったと思います。

努力は必ず報われるとは限らない
ただ、ある一定の成功をしている人は人が見ていないところで死ぬほど努力をしている

私が退職した後にマイクロソフト社のパートナー総会などで何度かお会いしましたが、その時でも緊張してしまう方でした。(私はあまり人とお会いして緊張することないのですが井上取締役は別格です)

アジア(中国、韓国など)向けの出版ビジネスなどの契約や海外の企業との業務提携などの企画などの窓口をやっている中で、
「何をもって大丈夫と言っているのか?自分で勝手に判断して中途半端な仕事をやっているうちは素人だ。おまえはどれだけ努力したんだ」
と、プロフェッショナルと呼ばれる人間の仕事について徹底的に教えられました。

「俺とおまえの間で納得できても、それは世界レベルで皆が納得できることなのか?」
「おまえはどれだけ調べたのか?人に聞きましたくらいの調査じゃ足りない。なぜ、現地(海外)に行って調べようとしなかった?与えた時間のぎりぎりまで必死に考えたのか?」

1年くらいの間、井上取締役と2人だけの海外ビジネス推進プロジェクトを経験しましたが、プロジェクトが終わってストレス性内臓疾患で2ケ月入院してしまうほど過酷な経験をしました。
ただ、世界を相手に勝負している技術者の仕事に対しての取り組み方は、本当に尊敬できました。


学生や若い社会人の方々に、成功に近道は無い という話をすることがありますが、新入社員のころからの過酷な経験があって今の自分があると思っているので、やはり簡単に情報を得て、自分が出来るような気になっている若い人たちを見ると、違和感を感じてしまいます。

プロフェッショナルと呼ばれたいのであれば、死ぬほど努力しないといけない

しかし、その努力は自分なりの努力ではなく、周囲の人は絶対にできないくらいの努力でないと人に影響を与えるような仕事はできない。それくらい仕事というのは厳しい。落ち込んでいる暇は無い、いろいろとマイナスなことを考える時間があるのであれば、とりあえず前に進めということを徹底的に教えられました。今もその精神は生きています。

プロフェッショナルと呼ばれる人材は、1%の才能と99%の努力で作られる。

ということを、身をもって前職時代の上司や先輩方には教えていただきました。

普通の人は「できない」と思うようなことにチャレンジする
仕事というのは、誰しもが「なんともならない」と思うようなことを「なんとかする」から価値がある

今、当社が目指そうとしていることは、すべて前職時代に教えてもらいました。

一流の人材を育てようと思うと簡単に一人前扱いをすることはマイナスにしかならない
プレッシャーをかけることで真剣に自分で考えるようになる

その人材の耐性も考えて扱う必要がありますが、将来、大きなことを成し遂げようと考えている人材、その人の存在が社会的に価値を創りだす可能性がある人材には、そのように接しています。

自分は、ほどほどの人生でいい
身の丈にあった会社生活でいい

という人には厳しく感じられてしまうようです。  

Posted by 森戸裕一 at 12:48Comments(0)人材育成

2008年03月22日

マネージャーの仕事

当社には非常に優秀なマネージャーがいます。

非常に責任感も強く、ビジネスセンスも高いマネージャーです。

彼女のおかげで私は時間的な余裕をもらっています。
そのもらった時間で会社の将来的なビジョンやビジネスの仕込みなどを行うことができます。

そもそも、経営者、マネージャーという職務の人はどのような職責があるのでしょうか?

経営者は社員を育てるのが職責で、マネージャーは部下を育てるのが職責というのが答えではないかと思います。これらの人たちは組織内の人材マネジメントを行うのが仕事になります。

人材マネジメントという言葉を使うと人材という人間のマネジメントのような感じがします。
しかし、その社員や部下という人間は他人なので、なかなか自分の思う通りには動いてくれません。
だから職場では人間的な関係が複雑になっていきます。
職場の人間関係がストレスになってくる人まで出てきてしまいます。

組織内で人を育てるためには、その人を好きだの嫌いだのという感情ではなく、その人に任せている仕事という単位で管理していかないとマネジメントになりません。好きな人でも、任せた仕事をやっていないのであれば仕事をやっていないという事実に対して厳しく指摘しないといけませんし、嫌いな人でも、任せた仕事をきちんとやってくれたら褒めてやらないといけません。

仕組みを作って、任せた仕事の管理を人単位で行って、その人がその仕事をきちんとできるようにするのが人材育成ではないかと思います。

ディベートなどでも同じですが、相手の人格に対して攻めると遺恨が残りますが、相手の話している論理に対して反論するのであれば、相手から尊敬されることすらあります。

ついつい人の行動に対して管理しようとか、考え方を変えてやろうなどとしてしまいますが、その人がやらないといけない仕事に対しての管理や、実際に仕事を通じて価値を感じてくれる第三者(お客さま)の意見をもとにどのように改善すべきかということを考えてもらうということが、社員や部下の能力を伸ばす一番のマネジメントではないかと思います。

優秀な人間には考える時間を与えるためのタイムマネジメントを行わないといけないというのは誰しもわかることではないかと思います。また、考える時間を確保するために、優秀な人間が社員や部下を育てて仕事をできるようにしていくのが会社の活動の一番の基本ではないかと思います。
優秀な人間が昇格していると考えると、経営者やマネージャーの仕事の中身は、人と育てると考えるの2点に集約されると思います。




暇になったら、何にも考えずにボーとしてしまうような人材は経営者やマネージャーには向いていないかもしれません。このような人は、自分で時間を作って将来のことを考えるということをせずに、目の前の仕事を全部引き受けて自分で仕事をしてしまいます。

そうなると、社員や部下は育ちません。

プロフェッショナルとなる人材を育てるには、自分の仕事の社会的な意義という部分を認識させて、誇りを持たせる、その仕事を行うことの責任を自覚させて、やり遂げるという覚悟をさせる。

プロフェッショナルになった時には、自分の生きざまに自信が持てているはずです。

経営者になりたいと思っている人がやらないといけない努力
マネージャーになりたいと思っている人がやらないといけない努力

社員や部下の人生まで背負っているという自覚が出れば、努力するのが必然になると思います。  

Posted by 森戸裕一 at 15:25Comments(0)人材育成

2008年03月21日

成長するきっかけ

先日の学生向けのセミナーや社会人向けのビジネスプロフェッショナルセミナーでも少し話をしましたが、人は大きく化けることがあります。

どのような時に化けるかと言いますと、例としては良くないのですが、花粉症が体に蓄積された花粉(アレルギー物質)が一定量を超えた時に症状を発症するように、知識が頭脳に蓄積される量が一定量を超えたときに、何かのきっかけ(経験)を与えることで爆発することを「化ける」と表現しています。
(爆発する前は厳しいプロジェクトを体験するなど大きなストレスがかかることが多いようです)

学生には、社会人になっても日々の学習(知識習得)を行うことが必要で、それが化ける日まで継続できるかどうかが一流の人材になるためには重要なことになってくると言っています。
(最近の若い年代は化けるための近道を探しすぎるのと、そこまでの継続力が無いので化けにくくなっているようです)

既に社会人になっていて蓄積された知識量が足りなくて化けれない人に知識を継続してインプットする方法や必要性を当社ではビジネスプロフェッショナルスクールで教えています。
化けるきっかけ(経験)は職場で沢山準備されていると思っています。

本来、社会人になると知識というのは自分で習得するものですが、知識の選別や学習方法などについて教えるのが当社のビジネスプロフェッショナルスクールの役割と思っています。



ビジネスプロフェッショナルスクール


先日、ビジネスプロフェッショナルスクールの基礎コースの3期生と飲みに行きましたが、参加者からスクールに参加してよかったという声をもらったのが非常にうれしいことでした。

スクールの内容だけで見ると、忙しいビジネスパーソン向けの2時間のコースなので内容的には物足りない部分もあるかもしれませんが、その中で学習の仕方、知識習得の考え方、自分の将来像の明確化、目標設定などを行ってもらうことを考えています。

今までは知識をすべて教えるくらいの勢いで1日間かんずめにされて学習するなどの学習スタイルが研修では一般的でしたが、今の時代は、方向性の確認とオリエンテーションレベルの知識紹介、知識習得の方法伝達をして、あとはネットなどを活用して日々の仕事での課題を共有して課題解決をしていくという学習スタイルが一般的になるのではないかと思っています。そのツールとしてSNSなどは非常に有効です。

インターネットが無かった時代の学習スタイルから、新しい学習スタイルの移行期にあたる今は、いろいろと誤解なども発生するのではないかと思っていますが、それをきちんとフォローすることで移行は加速するのではないかと思っています。

今回の学生向けのセミナーやビジネスプロフェッショナルスクールなども映像配信などを使って一部の方々に遠隔地で見ていただきました。まだテスト期間ですが、これからのトレンドになっていくのはわかっていますので、当社でもチャレンジしています。

4月から客員教授に正式に就任するサイバー大学についても4月に新年度の学生の入学式が福岡のYAHOO!ドームであります。この大学の存在意義についてもご理解いただいていない人たちも多いようなので、ひとつひとつ説明して誤解を期待に変えていきたいと思っています。  

Posted by 森戸裕一 at 16:09Comments(0)人材育成

2008年03月20日

EU諸国の考え方と地方都市再生

福岡は昨日から強風が吹き荒れています。

今日は朝から中部国際空港経由でパリに飛ぶ予定です。

中部国際空港は海が近いこともあり、風に弱い空港なので国内線、国際線ともに影響がないか心配していましたが、特に問題なく、パリに到着しました。

毎年、この時期は欧州に来ています。

セミナーや研修が少ない時期ということもありますが、同じ時期に同じ場所に繰り返しきていると変化というものに気付きやすくなるということもあります。

為替では、円高ドル安と言われていますので、円が強くなってきているように聞こえますが、円安ユーロ高という展開は、まだまだ続いています。当然、ユーロ高ドル超安という展開で、米国には欧州からの観光客が殺到しているというニュースも最近目にします。マンハッタンの不動産物件などは欧州諸国からの買い注文が殺到してセール中という状況のようです。

日本では中国、ロシアなどの富裕層の方々が観光やショッピングに殺到しているという話も聞きます。
日本の国内の経済環境の変化だけでなく、国際間の関係の変化ということもきちんと把握しておかないと将来を読むということはできません。

強い国が弱い国の飲み込むという構図は国際経済の世界では当然ですが、日本が強い国ではなくなってきたというのは非常に悩ましいところです。

原油高は代替エネルギーを求めるという世界的な動きで穀物の価格が高騰したことにより、食品関連商品の相次ぐ値上げにつながっています。

消費者にとっては、原油高と穀物高がダブルで来ていますので非常に厳しい状況になっていると感じています。

そんな中で、ユーロ諸国は?

ということで、定点観測をしています。

伝統を重んじ、働き方にしてもワークライフバランスがきちんと順守されている、その中で経済的な競争力も持っている欧州諸国の考え方には地方都市の再生のヒントがあると私は考えています。

今回の宿泊は、



Hotel de Crillon 
です。


1758年にルイ15世の宮殿として建てられた建物の一部を使用した伝統があるホテルです。

昨年まではビジネスインフラの整った、Park Hyatt Paris-Vendome を利用していましたが、少し古くはなりますが、歴史的な建造物にステイしてみたかったので、こちらのホテルを選択しました。

中部国際空港からパリのシャルルドゴールまでの13時間ほどのフライトも快適に過ごせたのでパリに到着してもあまり疲れがない状態です。フライト中は、ビジネス関連の雑誌を乱読して、仮眠、映画を2本ほど見ました。(ナショナル・トレジャー2アメリカンギャングスター

さきほどチェックインしましたが、ホテルは広くて快適です。  

Posted by 森戸裕一 at 23:26Comments(0)地域貢献

2008年03月19日

未来が見える

次の世代を担う人材を見ると、その会社の未来が見える

とも言いますが、地域で考えた場合には、その地域を将来的に支える地場の学生などの質を見るとその地域の将来が見えてくるのではないでしょうか。

都市部に関しては人材は流動化するので一概には言えませんが、地方都市の場合には、これは正しいのではないかと思っています。

昨日は、学生向けのイベントを行いました。



テーマとしては、自分の人生を懸けてどのような価値を仕事で創るのか、また、その価値はどこに提供するのかということになります。


仕事の成果のご褒美がお金(売上、給与)だけだったら少し悲しすぎます。

仕事の成果のご褒美がお金+感謝の言葉だったら次の仕事への活力になります。

また、その仕事の成果を、誰に、どこに、提供したいのか?

などの話をしていきました。

今までお世話になった、人たち、場所に、自分の仕事の成果が還元できれば、そんな嬉しいことはありません。


イベントが終わって、参加していた学生に「森戸さんは金融機関に就職するのに否定的に見えますが?」という質問を受けました。(笑)

特に否定的ではありませんが、金融機関の何を見て就職したいと思っているのか?という部分がわかりにくいという話を、講演などでは例として話しているだけです。

まさか、銀行などの窓口に行って「ここはすばらしい職場だ!ここで働きたい!!」と思っているはずはないと感じます。少なくとも私には窓口近辺の業務をみると堅苦しい職場に見えます。

安定とか、知名度とかで選んで、後付けで「苦しんでいる中小企業を助けるたけに自分は金融マンになりたい」とか言っても、それは人事の人でも苦笑してしまいます。リスクをとって、そのようなことをやるには、その金融機関で早めにトップになって決裁権を握らないといけません。

自分の人生をかけて何を成し遂げたいのか?ということを考えて、その手段として金融機関での就職を選ぶのであれば特に問題はないと思います。安易に就職希望ランキングなどで金融機関が上位をしめているので自分もというのはどうかと思っているだけです。

いずれにしても、就職斡旋会社からインターネット経由で配信される情報やスポンサー企業のために情報コントロールしている中での情報などを鵜呑みにしている学生が多いことに驚きます。完全に採用広告費用に比例したプロモーションになっているのに気付いていません。また、就業経験の無い学生はそれくらい簡単に情報コントロールされています。

こうやって戦争は起きるのかな?とも感じることがあります。

そういう意味では、人材・就職斡旋会社に品格が求められる時代なのかもしれません。
(ただ、これらの会社で人材コンサルタントと呼ばれている人たちは、あまり社会経験の無い若手社員でノリで仕事をしているだけのようにも感じますので、品格を求めても無理なのはわかっています)
そのノリで仕事をやっているのを見て、カッコイイと感じて、自分も「人材系」(?)の会社に入社して、いつまでも学生のノリで仕事したいという学生が多いのも事実です。

その人材系の会社に入ったノリのいい学生気分の社会人が、また、次の世代に間違った社会感を植え付けているというのは、非常に問題ではないかとも感じています。

いずれにしても、地域貢献と未来と創る人材採用と育成などを第一に考えている企業の支援を、当社は第一に考えていきたいと思っています。  

Posted by 森戸裕一 at 11:09Comments(0)人材育成

2008年03月18日

知識資本時代の企業のあり方

昨日は、地場のシステム会社の社長とその会社の方と一緒に会食でした。

この会社の理念は、「ITで地域の活性化に貢献する」となっています。

私は、この考えに非常に共感しています。

知識資本時代になって、社会貢献と利益をあげるというのは同時にできるというのは昨日のブログでも取り上げました。
地域活性化の活動の中から市場動向を読む、地域活性化活動を行うことで社員のモチベーションをあげる、地域活性化のためにITという新しい仕組みを活用する。この部分で地場のシステム会社は活躍してもらいたいと思って、経革広場などの支援をやっています。

しかし、地方都市のシステム会社の多くは、生き残るためにという枕詞がついて、東京からの仕事を地場でやるということに終始しています。生き残るためには、その手段は必要ですが、中長期的的なビジョンがない会社は東京の意向が変わった時点で企業としての価値もなくなります。


社会貢献と利益確保の共存、今までの企業経営にはなかった概念です。
社会貢献活動を通じて、広報戦略の中でブランド価値を上げる、市場でマーケティング活動をするなどができるようになったのは、ITの恩恵ではないかと思います。

私は、たまたま前職でIT関連の技術を習得することができました。
そのITをどのように使えば地域が活性化するのか、新たな創造物ができるのかなどについて取り組んでいます。

ですから、地域貢献と利益追及を同時に行っている方々とは面白い仕事ができます。

経営者が社会の公器である会社を使ってどのような価値を社会に提供しようとしているのか?

ということを考えるときに、以前のブログでも取り上げましたが、アップルコンピュータの創業者であるスティーブ・ジョブスのスタンフォード大学での講演を思い出します。







英語でのスピーチなので、翻訳が必要な方は山口さんのブログにわかりやすい翻訳があります。

I am honored to be with you today at your commencement from one of the finest universities in the world. Truth be told, I never graduated from college. And this is the closest I've ever gotten to a college graduation. Today I want to tell you three stories from my life. That's it. No big deal. Just three stories.

本日は、世界有数の大学の1つを卒業される皆さんとここに同席することができ、たいへん光栄に思います。実のところ、私は大学を出ていません。ですから私にとって、これが今までで大学卒業に最も近い経験になります(笑)。今日私がお話したいのは、私が自分の人生から学んだ3つの話です。それだけです。たいしたものではありません。たった3つです。

以下の翻訳は山口さんのブログを参考にしてください ⇒ 山口さんのブログ


今日は、夜に学生向けの講演が予定されています。

CANPASSスクール




企業の人事担当者の方もオブザーバで数人参加されるようです。

今回の講演は、社会人としての生き方ということを主題にして、就職について話をしたいと思っています。  

Posted by 森戸裕一 at 16:03Comments(0)ビジネススキル

2008年03月17日

本当に美味しいトマト

佐賀県の農業青年創造塾のコーディネータを昨年まで3年間おこなっていたということは、以前のブログにも書きましたが、その塾生が作るトマトが

本当に! 美味しいんです。

そのトマトを作っている江島さんから連絡があり、プレゼント企画の紹介がありました。



光樹トマトのプレゼント企画


光樹トマトのWebサイト


このトマトは、ぜひ、一度はたべてみてください。  

Posted by 森戸裕一 at 14:24Comments(0)地域貢献

2008年03月16日

地域コラボレーション事例

昨日は私用で佐賀県の有田と伊万里に行きました。

福岡から車で九州道で武雄まで行って、そのまま西九州道路で波佐見・有田インターで高速をおりましたが、久し振りに来た有田は寂れていました。

休日ということもあるのでしょうが、町全体に活気がないように感じました。

有田と言えば陶磁器の町です。

柿右衛門窯などの有名な窯元もそうですが、町全体が陶磁器の町という雰囲気があります。
そこが寂れています。


この陶磁器業界や伝統産業の不況の影には、私たちの生活スタイルの変化や中国などの安いコストで同じような製品を作ることができる新たなる競合が出てきたということもあるのですが、そのほかにも商習慣などが変わってきた中で新しい商習慣に対応できていないということもあるのではないかと思います。

以前、博多織をブランド化する事業に少し関係したことがありますが、伝統産業には伝統的な商流や考え方が今だに存在しています。ただ、その商流や考え方ではスピード感を喪失したり、市場動向がつかめなかったりするという問題があると感じています。

古い業界ではどこにでもある既得権への拘りや変化を嫌う体質なども問題になっているのではないかと思います。


そんな中で、面白い記事を発見しました。



中小企業のビジネス支援サイト(有田焼復興の事例)



この至高の焼酎グラスは、私の家には10個近くあります。



自宅近くの行きつけのお鮨屋さんには、マイ焼酎グラスで2コキープしています。(笑)

非常に手持ち感もいいですし、量も適量入りますので、重宝しています。

ただ商品を売るだけでなく、産地の生産者と販売者が協力して市場に受け入れられる企画パッケージを次々に作ってもらって情報発信してもらえれば、市場の伝統産業のとらえ方も変わってくると思っています。  

Posted by 森戸裕一 at 18:21Comments(0)地域貢献

2008年03月15日

たのもしい次世代人材

昨晩はNPO法人九州学生ネットワークWANの学生スタッフの慰労会でした。

WANの学生スタッフの4年生は今春からは社会人として、それぞれの就職先で働くことになりますので、学生スタッフとしての活動は来週18日のイベントまでになります。





今年の4年生も最後まで本当に頑張ってくれました。






厳しいけど楽しい、辛いけど楽しい

仕事というのは、そのようなものと私は考えていますので、その楽しさを作るために仲間と一緒に頑張ってくれたWANの学生スタッフの皆さんは社会に出てからも活躍できる次世代を担う人材になっているのではないかと思っています。

来週の18日のイベントは私も話しをさせていただきます。


逆に、地元の企業の方や、このような次世代人材の育成支援をしている方々とお話をしていて感じることがあります。

なんとなく、自分の考えを変えることができなくて、このように希望にあふれる若者をつぶしてしまう傾向にあるということです。自分が変われないので過去の考え方を次世代人材に押しつけて楽しくない人材にしてしまうということが継続されておこなわれているとすれば、その会社はどんどん沈滞化していきますし、地域の活性化が使命の団体の方などが楽しくない仕事のやり方をしているのであれば、それは若者から支持されません。

ここ数日、そのような方々とお話する機会が何度かあったので、ちょっと気になりました。  

Posted by 森戸裕一 at 09:10Comments(0)人材育成

2008年03月14日

経営者という生き方

昨日は、福岡県情報サービス産業協会で「ふくおか経革広場」のご説明と協賛のお願いをしました。

ふくおか経革広場は、福岡県中小企業振興センターが運営主体になっています。
ただ、サイト運営費用などは補助金などでまかなっているわけではないので、企業協賛を募っています。

情報化による地域の活性化にご協力いただける企業のご厚意で成り立っています。

【協賛企業・団体】
・株式会社オービックビジネスコンサルタント
・株式会社ソフトサービス
・株式会社富士通九州システムエンジニアリング
・株式会社福岡CSK
・日本CIO協会
・地場産業IT化推進連絡会

ご協賛いただいている企業、団体の皆さん、ありがとうございます。
その気持ちをきちんと価値として社会に還元いたします。

学生などに企業選択するポイントとして、特に地場の会社の場合には地域貢献をどれだけしている会社かどうかということを見るように指導しています。IT関連の企業の場合には、業界的には学生からは不人気業種になっています。3K、5K、7Kなどとも言われますが、それ以上に経営者が私利私欲に走ったイメージがIT関連企業という言葉からは出てくるようです。

ふくおか経革広場のように、経営者や企業の志だけで成り立っているサイトをどのように見るのかで経営者の器も見えるような気がします。


学生の中には経営者になりたいというものもいますが、経営者になるということは、会社という組織体で社会に対して大きな価値を提供するということをコミットするということなので、並大抵の神経ではできないと学生には話します。

自分のことを差し置いても社会に対して価値を提供し続ける、自分の家庭や健康を壊しても価値を提供し続けるということをやっている経営者もいます。

家庭を崩壊させる、健康を害すということをやったら本末転倒ですが、それくらいしても社会に対して価値を提供したいという志の高さには驚くこともあります。

経営者になるということが目的ではなく、社会に大きな影響を与える、社会が喜ぶ価値を提供するということを、自分で成し遂げたいという意欲がある人たちが起業してくれることを望みます。

ただ、経営者にならなくても、そのような価値を提供している人たちは大勢います。  

Posted by 森戸裕一 at 13:39Comments(0)地域貢献

2008年03月13日

欲しい情報にたどり着くための情報検索術

今日は「ふくおか経革広場」からのお題の「欲しい情報にたどり着くための情報検索術」について書きたいと思います。

まず、世の中の情報流通量ですが10年前と比較してインターネットを中心に300倍ほどの流通量になっているということを考えたら、情報検索の行い方も変える必要があるというのは自明です。

グーグル(http://www.google.com)は、

世の中のすべての情報を整理する

と言っているようですが、彼らの運用するサーバ台数は昨年の段階で100万台は超えているようです。

グーグルの運用するサーバ台数(100万台)

日本で年間に出荷されるサーバ台数(60万台)よりも多いというのは驚きます。

それだけのサーバ台数で運用されているgoogleのサービスは、人間の知的創造活動を強力にサポートしています。

では、それらの情報検索サービスが私たちの生活にどのような影響を及ぼしているかというと、一部の知的好奇心の高い人たちには質の高い情報を提供して彼らの能力をこれまでの社会では考えられないほどのスピードで伸ばしています。

ただ、逆に知的好奇心が低い人との格差は広がる一方になってきています。

また、社会人になる前の学生などには、安易に情報が検索できること(彼らが言う正解が出せる)から知的好奇心を持てないような状況にしているという弊害もあると感じています。

では、知的好奇心が高い人はどのような情報検索を行っているかというと、情報を検索するのが先ではなく、その情報を得て何を創造するのかという部分までイメージしているように感じます。

検索結果を得て満足するのではなく、検索結果から何かを作り出すというイメージが知的好奇心をくすぐります。インターネットの検索エンジンから得る情報は連結されていますので、情報が表出化してから連結化することで自分の脳の中でイメージに変わります。

欲しい情報というのがイメージ(創造物)なのか、明確な言語(答え)なのかということでも情報検索が個人に与えるインパクトが違います。

中小企業の経営者に講演するときなどは、経営者の方々が日常的に目にしている情報(新聞、テレビ、業界紙、雑誌、セミナーなど)のキーワードをまず得て、それから検索エンジンでそれらのキーワードをインデックスとして利用して情報検索を駆使して、経営者の興味をイメージ化します。
最初に得るのはキーワードのみで、その新聞や雑誌の記事を読む必要はありません。それらを読むと、その記者のイメージが自分の頭に写像されてしまいます。

これらの知識創造プロセスも、従来の情報メディアを使っているときの流れとは違います。

新しい時代の情報検索は、従来のメディアから情報を得るというプロセスと違い、データレベル(1次情報)からの検索が可能になり、情報を生成する指標(視点)によって全く違うものになるということを認識する必要があるのかもしれません。

情報を生成した後は、頭の中で知識レベルに変えるために周囲とコミュニケーションするなり、インターネットの世界に情報発信します。




紺野登の「知で革新するワークプレイス」


最終的には知識は実際に活用して知恵に変わります。

今回のお題の「欲しい情報」という部分で、なぜ、その情報を欲しいのか?という部分をしっかり考えることができれば、情報の検索イメージも持てるのではないかと思います。

今回、書いたように知識レベルの充足のためなのか、単純に答えを探しているだけなのかということで検索の深みも変わってきます。

知識レベルの充足のためには、インターネットの検索でも識者を探すというイメージだと私は感じています。リアルの世界でも Know Who は大事ですが、ネットの世界で Know Who を作ることができたというのは、私の仕事では大きな力になっています。  

Posted by 森戸裕一 at 09:00Comments(0)ビジネススキル

2008年03月12日

地方都市の持つポテンシャル

今日は午前中に福岡を出て佐賀に入って、

タウン誌の社長とサイト連携についての打ち合わせ
佐賀県庁を訪問して、
 CIOと情報政策担当の方々と『さが経革広場』についての打ち合わせ
 生産振興部の方々と『佐賀農業青年創造塾』を絡めた農業振興についての打ち合わせ
はがくれ荘に行って、
 ITコーディネータの方と情報共有のための打ち合わせ
製造業組合様の例会に招かれ、雇用管理改善について講演



今日は、佐賀一色の日でした。


「森戸さんは、なぜ佐賀を支援しているのか?」

と聞かれることがあります。

私は、

「高いポテンシャルがあるのに、県民の人たちがそれを気づいていないのがもったいないので」

と答えています。



「今の佐賀に何が必要と思うか?」

と聞かれると、

「自信」

と答えます。



「人材だけで言えば、早稲田大学作ったのも佐賀県の人だし、ソフトバンク作ったのも佐賀県の人なんだから、もう少し自信を持ってください」「明治維新の際にも薩長土肥の藩士が活躍したんじゃないですか。情報化維新の現代でも薩長土肥(肥前)の人材で頑張れませんか?」

と言うこともあります。


私は今、隣の福岡に住んでいるので感じているんですが、福岡は東京に対しての引け目もあるのか福岡と比較して他の九州の地域を下に見る傾向もあります。(まあ、小学生のイジメのようなもんです) ただ、比較の尺度というのは様々なので何をもって上と言っているのかというのは難しいです。
東京の超大手企業の支店経済や大手製造業の工場誘致でわかりにくくなっていますが、地場企業、中小企業の業績の落ち込みの比率では、昔よかった分だけ福岡は厳しい状況が続いています。九州全体で状況改善のために協力して頑張れば良いのですが、九州では福岡が一番だという変な驕りが変化と成長を止めているように感じます。福岡もポテンシャルは高いんです。

東京出身の人に、福岡と佐賀はどっちがイケているか?と聞いたら、彼らは、

「九州なんて田舎でしょう。50歩100歩じゃない?」

と言うこともあります。(まあ、福岡の人に大分と佐賀を比較しろっていうようなもんです)
いずれにしても不毛な比較です。

たしかに九州は日本全体の経済規模の1割と言われてましたが、現在では0.5割経済くらいに落ち込んでいるのではないかと思います。


私は来週はヨーロッパに行く予定ですが、ヨーロッパでは極東の日本にはまだサムライがいると思っている人もいるようです。(まあ極端な例ですが、それくらい興味が無いのでしょう)その極東の国で、変な境界線を作って、どっちが都会だなんて議論している島国は民度が低いと言われてもしょうがないのではないかとも感じますし、意味が無いことです。

逆に、私はフランスのパリのエッフェル塔の近くのセーヌ川沿いの日本文化会館に展示されている有田・伊万里の焼き物をパリの人たちが興味深く見ている姿を何度も見ています。

パリの日本文化会館の伊万里展

文化を大切にする欧州では文化レベルが高い地区が注目されます。
佐賀には世界にも誇れる伝統産業(焼き物)というものがあります。
だから自信を持ってくださいと言っています。欧州の文化が理解できている人から見ると博多よりも有田や伊万里の方が有名だと思います。

地方の文化を何でも吸い上げている東京と世界の文化を何でも吸い上げている米国は風土が似ているようにも感じます。無理に文化を作っているような人工的なものを感じます。(江戸の文化は好きですが・・・)

日本人はもっと自国の伝統や文化に誇りを持つべきだと思いますし、歴史をもっと勉強すべきではないかと思います。英語ができても、自国に誇りを持てない、自国の文化などをきちんと話せない日本人は海外でも尊敬されません。

佐賀の人たちには、歴史の変革点では、佐賀は大きな役割を担ってきたということを思い出してもらって、自分たちの郷土に誇りを持ってもらいたいと思っています。また、その部分でのサポートをITの分野で出来ればと思っています。

日本全体が自国に誇りを持てないので、愛国心というものまでも学校教育で教えないといけないと議論されていますが、地方都市には日本という視点の前に自分の出身地に愛着と誇りを持ってもらいたいと思っています。

東京出身でもない人が、何も人生戦略もなくサラリーマンとして東京にしがみついているというのは、あまりかっこよくないと私は感じています。

今日お会いした佐賀の人たちは、地元に愛着と誇りを持っていて結構イケていました。
彼らと一緒に佐賀だけでなく、全国の地方都市全体を盛り上げることができないかと思っています。  

Posted by 森戸裕一 at 22:57Comments(0)地域貢献

2008年03月11日

東京と地方のスピード感の違い

今日は、午前中に新宿で打ち合わせ2本、昼から渋谷、市ヶ谷、汐留の順番で3本の打ち合わせでした。

新宿から渋谷の移動は時間がなかったのでタクシーに乗りましたが、東京での移動はやはり公的交通機関が早いと再認識しました。(笑)

東京での打ち合わせは、やるべきことの決定、やりたいことの確認などスピーディに決まっていきます。心地よいスピード感でモノゴトが進んでいきます。これが東京の強さだと感じます。

資本力が劣る小さな会社、地理的にハンディがある地方の会社などは、もっとスピードを持った経営をしないと東京との格差は開くばかりではないかと感じます。

地方に行くと、民間企業まで公的機関並のスピード感しかない場合があります。

公的機関のスピード感の無さを嘆きながら、相対評価で公的機関+αくらいのスピード感を自慢されることもあります。

下を見て優越感を持つ前に上を見て努力しないといけないのではないかと感じてしまいます。

弱者が勝負するためには、スピードをあげるしかない というのは誰しも理解していますが、誰しもはできないので、それが優位性を保つためのポイントになるのではないかと考えています。

システム開発なども、時間単価を主張して金額を請求するというのは地方都市ではまだ横行しているような気がします。

時間あたりの生産性はどのように証明されるのか?
時間もそうですが品質をあげるためにはさらに時間を要求するのか?

というビジネスは発注元、発注先の双方がハッピーにはなりません。

働いた時間だけのフィーを要求する社員としての働き方も、その働いた時間の中身は?

ということを聞くと、非常にあいまいになります。  

Posted by 森戸裕一 at 23:10Comments(0)出張

2008年03月10日

懐の深さに感謝

今日は、前職の時代の関係を人脈をたどってサイバー大学のインターンシップ受け入れ依頼のために東京に出張して某企業の人材採用センターのセンター長とお会いしてきました。

当初の面談予定時間を大幅に上回るお時間をいただき、いろいろと示唆に富んだお話をいただきました。この企業は独自でインターンシッププログラムなどを開発されており、学生にとっても非常に魅力あるインターンシップになっています。

インターンシッププログラム

現在、採用戦線は売り手市場になっていると言われていますが、大手企業と中小・中堅企業、その中でも学生に人気がある業種とそうでない業種の格差が出てきています。

その中でインターンシップのあり方も変わってきています。

大学サイドが考えるインターンシップと企業が考えるインターンシップ、それから学生が考えるインターンシップ、それぞれの考え方のギャップなどをうまく埋めれる提案をできるように工夫していきたいと思っています。

しかし、本当にご多用の中、お時間をいただいた人材採用センターのセンター長には本当に感謝です。  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)出張

2008年03月09日

新しい時代を否定することは敗北を意味する

インターネットの出現は人間のビジネスという価値創造活動に大きなインパクトを与えたというのは誰しも理解できていることではないかと思います。

インターネットで情報収集、発信、交換、編集を行うプロセスの中で自分や会社が保有している知識を指数関数的に増大させることができます。





インターネットが出現する前のビジネススタイル、ビジネスモデルで成功を収めた経営者の方々に講演する機会が多いのですが、インターネットなどの新しいテクノロジーや考え方をその経営者がネガティブにとらえるのか、ポジティブにとらえるのかに社運がかかっていると言っても大げさではない時代になってきました。

講演が終わってから、『うちの社長を連れてくればよかった・・・』と講演に参加された方からコメントをいただくと複雑な気持ちになってしまいます。


個人でも同じなのかもしれません。

新しい時代が到来した際に自分がその時代の流れに合わせることができるかどうかは能力です。

流行に流されるというのと、時代の波に乗るというのは違います。

新しい時代が来て自分の知識を増大させることに成功して、そこに過去の経験を使って知識を知恵に変えることができれば市場に価値を提供できるようになります。


新しい時代の到来を予感した時には自分だけでその流れに乗れるかを判断して、他の人の力も借りて自分の経験と新しい知識をブレンドしていくという選択を経営者には行ってもらいたいと思っています。

地方都市や中小企業の経営者とお会いすると、インターネットを中心とした時代の変革から目をそらしていると感じることがあります。

それらの経営者は数多くの経験とユニークな技術、考え方をお持ちなのにもったいないと感じることも多いです。

本当の経営者であれば、インターネットという人間の知識創造をサポートする仕組みに対して興味を持ち、そのネットワークの先につながっている自分よりも多くの知識、人脈などを持つ人たちとつながるということに大きな可能性を感じるのではないかと思います。

インターネットは、ただの情報収集、発信の道具ではないというのは、常識になっています。

これからのトレンドを考えた場合には、既得権を主張しつづけている業界、地方や、変化するということを拒んできた大企業や行政機関などが関係している領域で、ステークホルダーの利害関係を調整するという社会企業家的なビジネスモデルが有望かもしれません。  

Posted by 森戸裕一 at 11:42Comments(0)講演

2008年03月08日

エリアナビゲータ

今日は、来年度から北海道地区のエリアナビゲータになる牛島くんと一緒にランチをしました。



彼は北海道大学の理学部地球科学科の学生です。

京都出身で自然が大好きなので北海道大学に進学したようです。

ラフティングのインストラクタのアルバイトをしたり、札幌市内のほとんどの移動は自転車という非常にアクティブな学生です。

北海道からの積極的な情報発信をおねがいしています。


当社では学生の就職支援を行っています。

Webサイトとしてはガクログというサイトを構築して、学生に情報発信の大事さを教えています。



ガクログ(
http://www.gakulog.net)

採用支援ではなく、就職支援ということがポイントです。

学生の視点で企業や業界分析を行うと、企業が学生にとってどのように見えているかということも理解できますし、お客さまにどのように見えているのかということを知るヒントにもなります。

地方からの情報発信の大切さ、企業価値をあげるための情報発信などを講演などでも話をしていますが、そのひとつのヒントとしてこれらのサイト運営などのことも話しています。

学生にとっても情報をどのように発信していけば自分の価値、自分たちの活動の価値があがるのかということを体感できるサイトです。  

Posted by 森戸裕一 at 13:54Comments(0)地域貢献

2008年03月07日

だれもやらないことをやる

昨日は、日本CIO協会のさっぽろ部会にオブザーバとして参加させていただきました。



講演は、株式会社アイ・ティ・イノベーションの林社長の講演です。

非常に勉強になりました。
林社長、懇親会での話もさらに興味深かったです。
ありがとうございます。


林社長の企業コンサルティング経験に比べれば、私の経験などまだまだです。

当社が行っている企業コンサルティングや研修などの細かい話は守秘義務がありますので、このブログには書くことができませんが、地方都市の企業が存続するためには市場との共存ということも考えないといけないので、地域活性化と企業の組織変革は同時並行的にすすめていきたいと思っています。

ふくおか経革広場



『ふくおか経革広場のポータルサイトの運営などは大変でしょう?』とも言われますが、福岡県内で非常に先進的な動きをしているキーパーソンの方や成長企業の経営者などから直接話を聞けるというチャンスがあるということが楽しみでほとんど手弁当でお手伝いしています。

将来のビジョンを考える際に、市場の動きやそこで時代を動かす役割をする人たちの考え方、知識をいち早く収集することは重要なことになります。また、こちらのモチベーションも上がります。

これらのボランタリーに近い活動を、コストと考えるか、投資と考えるかは人によって違うと思いますが、インターネットが社会基盤になってきた今、ポータルサイトやそのサイト運営もPtoP(Person to Person)コミュニケーションのコネクトツール、知識フィルタリングツールと考えれば重要な投資になると私は考えます。

何かを行うことを即座に決断しないと未来は創れない

結果から考えても未来を創るということは決断から始まるということは明白です。

前職を7年前に辞めなかったら、私は書籍を出版などしていません。
米国シアトルでシニアネットの活動を知ることがなかったら、シニアネットを立ち上げる提案を行うということはやっていません。
北九州市立大学の須佐くんから電話があってインターンシップで受け入れるということを決断しなかったら九州学生ネットワークWANという団体はできていません。
福岡のアイランドシティの企業誘致パネルディスカッションにパネラーとして参加していなかったらサイバー大学の客員教授にはなっていません。
経革広場の福岡での立ち上げを行っていなかったら、鹿児島や佐賀、北海道の地域活性化プロジェクトに参画することもありません。

結果から考えると、すべてどこかで決断をしています。偶然は必然です。
変化をしないということは未来を創らないということを意味していると思っています。
そういう意味では、考えない、動かないということを非常に恐れています。

誰もやっていないこと、経験していないことをやるということは勇気もいりますし、一時的に厳しい状況、辛い状況にもなるリスクもあります。

ただ、それを選択する企業や人間が社会では必要とされていて、そのアントレプレナーシップを持っている人材をどれくらい社会に対して輩出できるかということが、当社や私に求められていることなのかもしれません。

当社の社員も、非常に社会性の高い仕事に誇りを持って取り組んでくれているアントレプレナーシップを持った人材です。少なくとも、わざわざ私がやらないくて、誰かがやってくれるのでは・・・というぶら下がりの意識はありません。

アントレプレナーシップというのは起業家精神と訳されることが多いのですが、私は未来を創る能力と言ったほうがいいのではないかと思っています。

未来を創るという能力は、独立起業する人だけが必要な能力ではなく、地域活性化に奔走している人や普通に企業で勤めている人でも必要な能力と思っています。アントレプレナーシップの考え方を持っている人たちをコネクトとして社会に気づきを与えるサイトも作りたいと思っています。

Q.社会で優位性を保つには?
A.だれもやっていないことをやる

Q.仕事の優先順位の考え方は?
A.できることからやるのではなく、今やらないといけないことを苦労してでもすぐにやる

これは、昨日の林社長の講演とその後の懇親会で教えてもらったシンプルな考え方です。  

Posted by 森戸裕一 at 08:43Comments(0)ビジネススキル

2008年03月06日

未来を創るためのサービス

昨日から札幌に入っています。



札幌市は北緯42度から43度。イタリアのミラノ、カナダのトロント、フランスのマルセイユなどの都市とほぼ同緯度線に位置するため、太陽の出ている時間は同じになります。しかし気候は海流などの影響で違います。札幌の冬は寒く大雪が降り、春から夏は暖かく一年で最も雨の少ない時期となります。トロントは夏も冬も札幌とほぼ同じ気温。マルセイユやミラノはずっと暖かいため冬に雨が降ります。(ようこそ札幌のWebサイトより

昨日の札幌の日中の気温は3度くらいありましたので、コートなしの人も街中に見受けられました。
やはり、海流の温度も変わって気候も変化してきているような気がします。




昨日、当社のWebサイトのデザインが変わりました。



ナレッジネットワーク株式会社



社員が皆で知恵を出し合って、お客さまに何を知ってほしいのか、どんなアクションをしてほしいのかということを議論して作っています。自社Webサイトのリニューアル作業を通じて、自分たちが創りだしているいる市場への価値を再認識してくれています。

非常に頼もしい社員だと思っています。


弊社がお客さまの会社のWebサイトを構築する場合にも、組織改善や社内コミュニケーションのコンサルティングを同時並行でWebを構築する場合があります。
ひとつの作業を行う場合に、いくつもの価値を創りだすという意識があれば最低限のコストで最大限の効果を期待することもできます。



さて、私はIT関連の企業に新卒で就職して、今までIT関連の仕事を継続して行っています。
独立してからは、ITのT(テクノロジー)よりもI(インフォメーション)の活用という部分を中心に、組織改善や人材育成のサービスを提供しています。テクノロジーの部分は、その分野が得意な人たち、それから若手のエンジニアがどんどん出てきますので、その人材と一緒に組めばなんとかなると考えています。最新の技術をいつも手にするためには自分で作らない方がよいと考えています。
ただ、最初に就職した会社が技術の会社だったので、ある程度の技術の勘どころは知っています。

ではIT関連の企業の経営者はすべてテクノロジーを知っているのか?というと、そうでもない人も多いようです。全然、畑違いの業界からIT関連の企業の経営者になっている人もいます。その方々はITの可能性、将来性に気付いて、興奮して、その時点から猛勉強してIT関連のある程度のスキルを習得しています。

これは経営者にかかわらず、自ら未来を切り開いていく人は常に学び続けるという強い意志を感じます。当社の社員にも畑違いの業界から転職してきたにも関わらず猛勉強して私と同じくらいのIT関連の知識を習得した人間がいます。逆に自分はITなどわからないと最初から決めつけて勉強するということをせずに会社を去っていった社員もいます。

未来というのは不確実なものなので、そのときそのときにきちんと必要な知識を習得して、その知識を使ってみて知恵を得るということをやらないと自分の未来は創れないと思っています。知恵の部分になれば知識から昇華していますので業界などにかかわらず、いつでも活用できるノウハウになっています。

未来というものを確実に見通すということは誰にもできませんが、未来をある程度は創ることはできるのではないかと思います。その未来を創るためには、知識習得と良き人脈形成が必要になると私は考えています。

当社の主催するビジネススクールの受講者は知識欲が高い人たちがそろっています。その方々の人脈形成のお手伝いするのも当社の役割ではないかと思っています。

単純に知識を教えるだけのサービスを提供しても、市場に価値を提供しているとは言えないと考えています。  

Posted by 森戸裕一 at 09:15Comments(0)地域貢献

2008年03月05日

映像配信で人材を育てる

10年前くらいから、コンピュータを利用した教育システムについての研究に携わっています。

教育工学会の企業内教育部会などでCBT(Computer Based Training)、WBT(Web Based Training)などの事例研究などを行って、紙芝居的な非同期型のトレーニングからオンデマンドトレーニング、それからライブ型のトレーニングなど様々な形態とその効果などを調べてきました。

米国からPBL(Project Based Learning)などの考え方を日本の研修に導入したり、メンター制度やID( Instructional Design)の考え方、役割などについても勉強しました。

サイバー大学の客員教授への就任依頼は、このような流れとは異なるところから来たのですが、九州という土地に本社を構え、年間に100回ほど飛行機に乗って、講演や研修、コンサルティングのニーズがある土地を転々として仕事をやっているという状況をどうにか変えたいという思いもあります。

そういうことで、今年からは積極的に映像配信による研修プログラムの提供に取り組みます。

その第1弾として、当社でもビジネスプロフェッショナルスクールの一部の研修メニューを映像配信します。

九州で働いていて、水曜日の夜に時間が空いている人は、是非、リアルの研修に参加してほしいのですが、その時間が取れない、地理的に遠いなどの場合には、映像配信と、電子メールや掲示板での理解度補完ができるシステムを利用されてはどうだろうか?というのが今回の提案です。




映像配信と電子メール、掲示板であなたのスキルを補完します。
【現在、モニター受講申し込み受付中】



これからの時代を担う人材は、情報活用、多国言語活用、論理的な思考、対人対応力などを持っている必要があると思います。

目の前の人に何かを教えてもらうよりも、自分に一番適している人に教えてもらう環境がインターネットにより整備されてきています。

P to P (Person to Person)

遠隔地にいる人と人、今までの社会であれば知り合うことがなかったであろう人と人が知りあって知識を伝承してもらう。

これが組織や地方の活性化のためにキーワードになるのではないかと思います。
組織・地域の活性化のためのキーパーソン育成なども積極的に取り組んでいきたいと思っています。

情熱がなければ会社(社会)を変えることはできませんが、情熱だけで知識がないと空回りして長続きしません。パッション(情熱)をミッション(使命)に変えて動くことが組織改善や地域活性化では必要です。

そのためには、きちんと体系立てられた知識を習得する必要があります。

皆さんも、トライアル受講をされませんか?  

Posted by 森戸裕一 at 09:25Comments(0)人材育成

2008年03月05日

地方からの情報発信のノウハウについての講演

さきほど入った情報ですが、

『佐賀のがばいばあちゃん』のドラマロケ誘致から、パブリシティ効果をどんどん上げて、佐賀県の武雄市の観光産業も盛り上げている樋渡市長が、福岡で講演されます。

武雄市長の日記(ブログ)

2008年4月1日(火) 19:00~




日時:2008年4月1日(火) 19:00~20:30 (懇親会 20:30~22:00)
演題:『「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論』
費用:2,000円【講演】(別室での懇親会参加は+2,500円)
場所:天神エルガーラホール会議室(福岡市中央区天神)
http://www.elgalahall.co.jp/map.html
主催:天神交流会

申込みは、所属、氏名、連絡先(電話番号)を記入していただき、
seminar@tisiki.net
まで電子メールをお送りください。

先着40名ということですので、申込みをいただいた時点で満席の可能性もあります。
主催者じゃないもので申し訳ありません。

満席の場合にはご連絡します。
その際は申し訳ありません。





会社の経営者も責任の取り方などが問われますが、地方自治体の首長などはもっと重い責任がある仕事と思います。樋渡市長の決断の早さは、従来の時間間隔で考えると驚異です。責任をとらないといけない立場の人間が判断を先延ばしにするということが致命傷になることもあります。

決断する権利(義務)があり、責任をとる義務が(も)ある

これが、組織のリーダーではないかと思います。

決断したことが、最高の選択であったという形にするために、決断の後に努力をしないといけません。



リーダーの責任のとり方ということでは、



明日への伝言


という映画が、最近の様々な業界での偽装問題などに見る企業のトップの責任の取り方ということと重ね合わせて反響がおきているようです。  

Posted by 森戸裕一 at 00:05Comments(1)講演

2008年03月04日

生活がかかっているんで・・・

昨日から九州地方は中国からの黄砂で空がかすんでいます。

どんどん地球の砂漠化は進んでいるということを実感しながら、雨の水滴と一緒にカバンや靴についた黄砂をウェットティッシュで拭いています。

今日は朝から雨だったので、自宅から会社まではワンメータの距離なんですがタクシーに乗りました。

乗った瞬間に・・・車内にタバコの臭いが充満しています。

あれっ? 福岡市は3月1日からタクシーも全車禁煙になったのでは?


運転手さんに聞いてみると
 『携帯電話にかかってくる常連さんはタバコが吸えるということで乗車されるんですよ』 
 『私たちも生活かかっているんでね~』  と・・・

わかるようなわからないような理由で、このタクシーでは禁煙は無視されているようでした。



地方都市などの中小企業の経営者の方とお話をしていても、同じようなことを言われることがあります。

新しい時代になったのは理解できるようですが、自分たちが意識を変えて新しい時代に合った価値を作るよりも、今までの既得権にこだわったり、談合まがいの話をしたりということが多いように感じます。


生活かかってんだよね~


仕事をしていて生活がかかっていない人いないと思いますが、地方都市の中小企業の新しいイメージを作って情報発信して、新規のお客さんなどを獲得しようとする動きから逆行しているように感じました。


IT化セミナーなどで、経営者の方々に対して、

IT化すると必ず業績があがる訳ではありません

だけど

業績があがっている会社はほとんどIT化を推進しています



大学などでは、学生に対して授業の中で、

学生時代と違って、社会にでると努力は必ず報われるわけじゃないよ

だけど

社会で成功している人たちのほとんどは、人が見ていないとことで死ぬほど努力しているよ

という話もします。


生活かかっているから、新しいルールのもとで死ぬほど努力するのは当たり前で、どうせ努力なんて認められないからと言って、努力をしなくて楽な生き方、楽な仕事のやり方を探すというのは、子供じみていると感じることがあります。


春からは、福岡のタクシー業界にも京都が本社のMKタクシーさんが参入されるそうです。
MKタクシーさんはタクシー業界では異端児で国土交通省の横並び運賃の指導などにも反発してお客さま本位の運賃、サービスを提供されています。





福岡ではトマトタクシーが私のお気に入りです。
値段も他のタクシー会社よりも若干安いですし、運転手の皆さんのマナーもしっかりしています。
余裕があるときは、探してでもトマトタクシーに乗ります。

先日、トマトタクシーの運転手さんに聞きました。

『他のタクシーから嫌がらせなど、うけないですか?』

『たまに、割り込みさせないようにされますね(笑)』

ということでした。 

まあ、かわいいイジメですが、子供じみています。(笑)


MKタクシーさんも、相当な覚悟で参入されると思いますが、頑張ってください。

福岡のタクシーは、まだ快適ではありません。
タクシーに乗って嫌な思いをするくらいなら・・・という人たちがたくさんいます。

その市場に対して、MKタクシーやトマトタクシーが頑張ってくれれば、福岡のタクシー業界も意識がかわるのではないかと期待しています。  

Posted by 森戸裕一 at 16:46Comments(0)雑感

2008年03月03日

人の頭脳のグリッド化(その2)

以前、人間の頭脳(CPU)のグリッドコンピューティング化について投稿したと思います。

ただ、最近、思うのは、どの頭脳(CPU)でもよいというわけではないということです。

コンピュータのCPUは製品の出荷時に点検されて品質管理は徹底されていますが、人間の頭脳(CPU)は一定ではありません。ただ、その頭脳もIQが高ければ良いのか?というとそうでもないということです。

グリッドする場合には極端に一人の頭脳(CPU)の性能がよくても全体で考えると大きな影響は与えません。それよりも人間の頭脳をグリッドさせて最大の性能を引き出すためには、グリッドのグランドデザインをきちんと事前に書いておくということが重要だということです。

企業などでは、それを組織マネジメント(ヒューマンリソースマネジメント、コンピテンシーマネジメント)などで語りますが、地域活性化などを意識したコミュニティビジネスなどを考える場合にも同じと思います。志さえ持っていれば誰でもよいという考えでプロジェクトチームを作ると調整にばかり時間がかかってうまくいきません。

まちづくり

の中でも書いてありますように、ワークショップなどを開催して合意形成をしようとしても、参加できなかった人の中やワークショップの最中にもモンスター住民がいれば合意形成は非常に困難になってしまいます。地域住民の合意は必要なのですが、ある程度はスピード感を持って、前へ前へ進めていく推進者と地域のしがらみがわからない異邦人の存在も必要と思っています。

それらの爆発的に推進していく道具として、インターネットは使えるという印象を持っています。

地域の問題を、地域の人間以外が解決する。

当然、地域を視察したり、討議したり、報告したりするのが面倒なので、誰も、自分の居住地域以外のことなどやりたがりません。

ただ、それが時間的な拘束や地理的な問題まで解消できれば・・・

地方都市などの活性化に大きな変化が現れるかもしれません。

地方都市に行くと、自分たちがいかに不遇化・・・ということを語られる方が多いことに気付きます。
ただ、それを『どうすれば活性化できるか』という未来志向に変えることは、インターネットの恩恵を最大限に活用することにより異邦人でもできそうな気がしています。

地方都市の中でも、そこに住んでいる人たちが『はっはっは!森戸さん、私たちはインターネットも使わないんですよ!』って、自慢げに「できない理由」を述べられない地域は活性化の余地は残されていると思っています。

できない理由が先に出る人は、頭脳のグリッドからも外れますが、その前にインターネットという知識交換網からも自ら外れているということでしょう。

ただ、勉強をしたい、本気で自分たちの地域を活性化したい、自分の能力の限界を知りたいと思っている人には、インターネットで共有されている情報、インターネットを介して情報交換ができる人たちは本当に価値あるものになります。

見えない人は存在しないと同じ

という考えを私は持っています。

世界の人口が、日本の人口が、どれくらいいようと自分が知りあっていない人はこの世に存在していないと等しいと思っています。ただ、実際に会って知り合いになっていたという流れが、インターネットの爆発的な普及で、自分の考えに共感できる人にブログやSNSなどの情報発信ツールを通じて会うきっかけができるということが増えてきました。これは今までになかったことです。

現に、私は地域ポータルサイト構築のために北海道、佐賀、鹿児島など福岡以外の地区の方々と情報交換をしてしている中で、新しい地域ネットワークを広げています。

また、この7年は全国47都道府県の中小企業の経営者5万人くらいの方々の前に講演者として露出してきました。その模様などをネットで配信して多くの方々に名前を知ってもらいました。

今までは知りあえなかった人と知り合うことができるのが、インターネットのビジネスや地域活性化におけるインパクトです。そういう意味では、すべての人たちが自分の先生になります。

学ぶ気さえあれば、インターネットの中にはたくさんの先生がいます。



ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く
梅田望夫 (著)


インターネットで師匠を見つけて、自分の能力を高めていくいう部分では参考になります。  

Posted by 森戸裕一 at 12:55Comments(1)地域貢献