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2008年04月12日

ひとつだけ確かなこと

将来、自分がどのようになるか?

ということで、ひとつだけ確かなことは、

「いつか死ぬ」

ということだと思います。


もし、将来、「死なない人もいる」ということであれば、誰も今という時間で頑張れないような感じがします。

自分は死なないかもしれないので、いつか頑張ろう

ということで、ダラダラと毎日過ごすことになるのではないかと思います。



生まれた時から、死に向かってのカウントダウンがはじまったということを理解できれば、今やらないといけないことを、今やるということができるようになるのではないかと思います。死んでしまったら自分の記憶もクリアされてしまうので、本気で自分というものが存在していたということを記しておきたいということであれば、他人の記憶に残しておくしかありません。


就職したら、定年退職までのカウントダウンがはじまります。

例えば、当社に2年前に新入社員として入社したHくんも3年目になりました。

今までの2年間で、本来2年間でやらないといけないことが出来たか?
2年間という年月でどれだけの人の記憶に残るような仕事ができたか?

ということを振り返っている時期ではないかと思います。


自分の将来を自分で創る

ということを若い世代に考えさせるときには、自分の人生は有限ということを最初に意識させる必要があると思います。
若い時には自分の人生が有限だということを意識することができません。


自分の人生は有限だから自分らしく(?)生きる

ということを言われる方もいますが、「自分らしく」という言葉自体が非常にあいまいでゆるいと私は感じます。

「あなたらしい」

ということを他人から言われることはあっても、「自分らしい」と自分で感じることが本当にできるかということをいつも考えてしまいます。

自分らしいというのは、「何か」から目をそらした表現のようにも感じます。

自分らしく生きるために現実から目をそらす
自分らしく生きるために他人から目をそらす

今年も自分らしく生きるために沢山の福岡の学生が、東京に向かって旅立っていきました。
どれくらいの人たちが競争が激しい東京という土地で自分らしさを探しだせるかわかりません。

ただ、一度は行ってみて現実を知らないと、モヤモヤとして地方都市でくすぶっていても、それも迷惑だと思います。

がんばってください。

東京などの競争の激しい土地で成功するためのポイントは、ただ一つです。

今の自分の実力を認めて、現実から逃げないということです。

今やらないといけないことを、明日やるという意識では、数年で立派な会社のお荷物になっています。

仲間である自分の周囲の同僚や上司にも認められない人間は、お客さまや社会から認められるはずがありません。

最初にクリアしないといけない壁は、会社で認められるということです。  


Posted by 森戸裕一 at 23:59Comments(0)雑感