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2008年04月28日

判断基準は誰に教えてもらったか?

子育てしている親から発せられる言葉、

○○してはダメでしょう?
○○はしてもいいんだよ。

子供は親から判断基準を教えられて育っていると感じる瞬間です。

親が教える判断基準が間違っていたら?

たぶん、子供は間違った判断基準を持つ人間になるのではないかと思います。

口では、ゴミは道に捨ててはダメといいながら、親はポイっと捨てているとすれば、やはり口だけで言っても行動を見て判断基準をつくっていくのではないかと思います。

その子供の成長過程の中で、テレビやゲームで親とは違う判断基準を示されたら?

子供は都合が良い判断基準を模倣していくのではないかと思います。

若い世代の方々を指導していく中で、その学生や若手社員が判断する基準を見ています。
その判断基準はどのような環境で作られたのか?

その根っこの部分を理解しないと人材育成計画や研修カリキュラムの作成などは、なかなかできません。

最近では就職活動などに親が口を出すということも聞きますが、お受験のように最近の若者を採用する場合には親も一緒に面接する方がいいかもしれません。その親が持つ判断基準が、その子供の判断基準を作っています。

あと、テレビやゲームなどの嗜好性なども、その人間を作った情報源になっていますので、そこも考える必要があります。
ワイドショーや芸能番組ばかり見て、殺人報道や価値判断基準がおかしい人たちの報道、エンターテイメントばかり見ていると当然、人間の思考は崩れていきます。

大学や企業で人を作るプロセスは、親が子供を躾しているプロセスを引き継ぐことになります。

その親は、子供を育てる、躾するというというプロセスを誰から教えてもらったのだろうか?

ということも真剣に考えてしまいます。

なんか、最近、おかしな判断基準を持った若者が増えています。


また、携帯電話なども便利で早い段階から子供たちも持っています。
ただ、あの携帯電話をテレビやパソコンに近づけると電子レンジのようなマイクロウェーブで画面が崩れます。
その強い電磁波(一応は成人の脳には影響ないらしいです)を、赤ちゃんなどの柔らかい脳に平気に近づけている親も多いように感じます。柔らかい脳は電磁波で揺らされるとどのような影響があるかわかりません。キレる子供ができるかもしれません。

将来、どのような人間になってもらいたいから、今、何をやっているということを親も考えてもらわないと、自分たちのエゴで子供を育てて、その子供が簡単に親や他人を傷つけているという社会をどのように変えていけばいいのかとも考えてしまいます。

今から子供の躾、教育を変えても世の中が変わるのは10数年後なので、気が遠い話です。
今の無気力で判断基準がおかしい子どもたちが大人になる、これからの10数年は非常につらい時代になるかもしれません。

そうは言っても、誰かが「変える」ということをやらないと時代は変わりません。

今が、将来を創っています。  


Posted by 森戸裕一 at 08:17Comments(0)人材育成