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2008年05月06日

卒業生もがんばっています

新入社員研修などを通じて学生が社会人となっていく姿を見る仕事を始めて、そろそろ20年になります。

学生気分が抜けない新入社員もいますが、いろいろな経験が学生を社会人に変えていきます。


NPO法人九州学生ネットワ-クWANの卒業生も頑張っています。




福井くんのブログ





堤くんのブログ





山口さんのブログ



社会人になった彼らの情報発信は、今、就職活動を行っている学生の励みにもなり、参考にもなっています。NPO活動としてスクール運営をしたり、インターンシップ支援をおこなったりする意味については就職してからでないとわかりませんが、それを先輩が言語化して伝えてくれていることが非常にうれしいですし、マイナス的な面で語られることが多いブログやSNSなどのツールの使い方としては非常に正しい流れになってきていると感じています。

最近の新入社員は一人前になることを急いでいるような気もします。しかし、企業も早い段階で一人前になってもらうことを望んでいます。ビジネス環境が過去にないスピードで変化している中で、従来の人材育成の概念では時代にマッチした人材育成はできないというのが私の考えです。人材採用手法、内定者研修、新人研修、フォローアップ研修、メンター研修、プロジェクトマネジメント研修など新しい人材のキャリアパスを意識した中で人材マネジメントの考え方も大きく変化させていく必要があります。


社会人とは読んで字の如く「社会の人」になります。

社会に属する人
社会に貢献する人

社会に属しているだけであれば学生も同じですが、学生には保護者というものがいますので間接的な社会人なのかもしれません。保護者から支援(仕送り、お小遣いなど)を貰っている間は非社会人とも言えるでしょう。
それが自立(自律)して社会から労働の対価をいただく存在になる。これで立派な社会人(社会に貢献する人)になれたと言えるのではないかと思います。

新入社員研修などで話をしていることですが、就職した中で常に意識しておかないといけないのは「お客さま」の存在ということです。彼らの貰う給与の源泉はお客さまが払う商品・サービス購入対価なので、スタッフ部門であってもお客さまの存在を意識しないということはありあえないと話しています。

公務員などになると「お客さま」という概念が非常に難しくなりますが、間接的に国民の税金が源泉として給与が払われているので、それは意識しないといけませんが、誰から?という面が見えにくいのでもらっている給与のありがたみというのが人に向きにくいという特性があります。税金という仕組みが、もともと国という組織を運営する上で政治家と公務員に給与の一部を預けて運用してもらうのが一番安全という概念に基づいているので、その部分が揺らいできているのではないかとも思います。

ふるさと納税
認定NPOなどへの寄付行為

企業利益や個人所得から損金算入などができる節税(正しくはない表現ですが・・・)が行政の税収に影響を与え始めているようですが、これで行政機関に緊張感が出てくれば、それはそれで意味があるのではないかと考えています。

  


Posted by 森戸裕一 at 06:13Comments(0)人材育成