スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2008年06月30日

デジタルとアナログの融合で価値創造

昨日も、ちょっと時間が空いたので書店に入ったらすごい数の本を買ってしまいました。

昼間はアマゾンで本を数冊購入していたのに、書店に入ったら、また別の本を買ってしまっています。
自分が読みたいということもありますが、世の中の人がどのような本を読んでいるのかということも気になります。

本は図書館で借りるべきか、買うべきか

ということを考えることがありますが、私は買ってしまいます。

まあ、私が購入した本を社員にも読んでもらいたいということもありますので、そのような思考になるのですが、一時期、図書館を使っていた時は、今、必要かどうかという観点とは別にとりあえず目についた本はすべて借りていました。
しかし、とりあえずの本はあまり読まないんですよね。

では、今は?

というと、本は購入することにしていますので、一応は最終的にレジに持っていく前に本当に今、必要か?ということは考えています。一応、お金を払うので必要かどうかということを吟味しています。

この吟味するという行為が、行動につながっているようにも思います。

私にとって本というのは知識をインプットするための道具なので、その知識をどのように活用するかというイメージ化をしないと行動にはつながりません。そのイメージ化が本を購入する時に吟味という思考の際に出来あがっているように感じます。

新しいテーマで講演などをする際には関連する書籍は10数冊は読まないと不安に感じます。
ネットなどで情報を収集することも多いのですが、どうしてもネットの情報は断片的になります。
書籍は著者が最終的に落とし所を作ってくれていますので、情報として頭にインプットされるときに、きちんとアンカーを打ってくれるような気がします。頭にインプットされていく中で足りない情報があればインターネットなどで補完すれば最終的には全体がつながります。

ネット社会になればなるほど、このようなアナログの情報を使って断片化された情報をつなげるということが必要になります。
断片化された情報のシナリオ化は書籍がむいていますし、付加価値情報を得る場合には人に会うということがよい場合もあります。

ロジカルプレゼンテーションやロジカルライティングなどの研修講座の依頼なども受けていますが、テクニック的に必要なのは、このようなデジタルとアナログの融合などの部分でがないかと思います。

情報なども最終的には人が活用するものなので、人がどのような思考で作りだした情報なのかなどの情報の背景などを理解することも重要になります。ものごとの本質は、可視化、表出化、言語化された意図(裏側)にあるということを認識すると世の中の動きが見えてくるのではないかと最近は感じています。

同じような意図で作られている情報であれば、真似ることで新しい価値を生み出すことは可能です。
情報化・知識化時代では、情報を精査して真似るというテクニックも価値創造のプロセスでは重要になっています。
ただ、その情報の精査という部分にノウハウがあるような気がします。  


Posted by 森戸裕一 at 12:38Comments(0)ビジネススキル