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2008年10月17日

バイオエタノールから考える

バイオエタノールという言葉は聞いたことがあると思いますが、バイオエタノールを取り巻く環境から世界観、日本の進むべき道について考えるという視点にいろいろと考えさせられました。

昨晩は、経済産業省のOBの方から「バイオエタノールから考える」という話を聞かせていただきました。

※バイオエタノール(WikiPediaより)

いつもお世話になっている異業種交流会の企画ですが、非常に示唆に富むお話でした。

ポーランド駐在時代の強権的官僚機構、中央計画経済の限界、EUの統合、9.11テロ発生時に感じだ英国と米国の関係性、親日国との関係性について、ブラジルの骨太政策など国家レベルの視点、個人レベルの視点を織り交ぜてお話いただきました。

化石燃料の高騰、枯渇など現実的な問題が目の前にあっても、その問題をリスクと考えてリスク分散ということができない、問題先延ばし、既得権益へのしがみつき、日本を何か変にしてしまっている日本人特有の資質(?)を感じました。

途中、モルガンスタンレーのチーフエコノミストの提唱したCRICサイクル(C=Crisis(危機),R=Response(反応),I=Improvement(改善),C=Complacency(怠慢,自己満足)の頭文字を連ねたもの)などの話も出ました。

エネルギーに関する問題でのCRICサイクルの解釈は、
http://chikyu-kagaku.blog.ocn.ne.jp/npo/2006/10/cric_0a4f.html
のブログなどにも書いてあります。

日本政府のCRICサイクルについては、
http://ameblo.jp/bizmedia/entry-10039292034.html
http://www.msdw.co.jp/securities/jef/jaew/docs/jaew_070629.pdf
などで日経新聞の昨年の記事を解説されています。

組織改善などのご支援をしていても、実際にCRICサイクルが繰り返されているようにも思います。



人は基本的には怠け者なので、モチベーションを保ち続けるのが難しく、怠慢になってくる時期をどのように回避するのかということを考えるのが重要になってきます。

それで、一昨日から続いている映像紹介ですが、



リンクアンドモチベーションの小笹社長の話です。  


Posted by 森戸裕一 at 10:28Comments(0)雑感