2008年10月31日

ワークプレイスで何を学び、何を成し遂げるのか

今日は、東京大学に来ています。

安田講堂で開催されている「ワークプレイスラーニング2008」に参加しています。

http://www.educetech.org/wpl2008/



主催は東京大学の大学総合教育研究センターですが、研修事業を展開している企業やワークプレイスラーニングの先進事例を発表する企業なども協賛しています。

さて、職場で学ぶということですが、実際に何を成し遂げるために職場で学んでいるのか?

という自問をしていかないといけないのですが、

1ケ月の就業時間が 20日×8.5時間=170時間 として 1年間で 約2000時間 の時間を仕事に費やします。

ということは、22歳で就職したとして60歳の定年まで働いたとすると 約80000時間 を仕事に費やします。

自分に与えられた 80000時間 で何を成し遂げるのか?

私は、今、41歳なので、40000時間ほど費やして、今の自分を作ってきました。

会社に25000時間ほど勤めて、創業してそろそろ15000時間くらい費やしています。
(創業して15000時間の5000時間くらいは、人前で話をしていると思います)
http://www.kouenirai.com/search/detail-200608-2466.html

その中で、土台となる基本的な仕事というのを覚えて、個人の力ではなく組織の力で大きなことを成し遂げるコツというものをつかみ、独立してWWW的に複雑系会社(会社とNPOと大学などの仕事を組み合わせ)で多用な価値感を編集して(これをナレッジネットワークと呼んでいますが)、クライアント企業が自分たちだけでは作れない価値を生み出すことを覚え、今度は次世代に価値と感じてもらうものを作ろうとしています。



ここで言うWWW的にというのはハイパーテキスト型のバーチャル組織を価値創造プロセスで創るということです。京セラの稲盛さんのアメーバ経営(大きな組織が小集団を作って独自採算で・・・)とは違います。

ここらへんの、多用な価値を組み合わせて新たな価値を創るというプロセスに慣れるまで当社の社員でも時間がかかります。ただ、短時間で他社に無い価値を創りだすには絶対に必要な考え方になります。
(>社員のみなさん、パートナーのみなさん、がんばって脳みそから汗をかいてください)

稲盛さんと言えば、稲盛経営12ヶ条

1.事業の目的・意義を明確にする
2.具体的な目標を立てる
3.強烈な願望を心に抱く
4.誰にも負けない努力をする
5.売り上げを最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
6.値決めは経営
7.経営は強い意志で決まる
8.燃える闘魂
9.勇気をもって事にあたる
10.常に創造的な仕事をする
11.思いやりの心で誠実に
12.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で

というのは好きです。

自分が死んだとき、森戸という人間は 仕事を通じて〇〇を成し遂げてくれた と 家族や知人、会社の仲間などが言ってくれるとすれば、どんなことを言ってもらいたいのか、考えることがあります。

その「〇〇を成し遂げてくれた」の〇〇の部分が人生の意味(質)ではないかと思っています。

人生をプロジェクトとして考えた場合に、人生の3つのスコープ(品質、納期、コスト)を考えると、

人生の品質=自分が生きていた意味、人生をかけて成し遂げたい目標

人生の納期=寿命まで(ただし目標達成に必要な資金調達は60歳まで)

人生のコスト=目標達成に必要なお金(これを80000時間で作ります)

仕事人生も折り返し地点にきていますので、復路40000時間でいろいろとお世話になった人たちに恩返しができないかなども考えています。

学生などに、今まで40000時間をかけて習得してきた「楽しい仕事の創り方」を教えているのは、ひとつの社会への恩返しになると思っています。

自分の時間だから自由に使うということもいいでしょうが、本当に楽しいのは、自分の時間だから社会に感謝してもらうために有意義に使うというのも、なかなか気持ちいいと思っています。

同じ年代で40000時間使って何を成し遂げてきたのか?

ということを詳細に分析してキャリア形成の事例発表会をすれば、それはそれで学生たちに大きな気付きを与えるイベントになるのではないかと思っています。


10数年も働きながら、自分で働く意義を感じることができない人たちにも、聞いてもらいたいイベントになるでしょう。


今日のワークプレイスラーニングのイベントでも、花王さんは、企業理念(花王ウェイ)を根付かせるためのワークショップ事例をプレゼンされています。

ワークプレイスラーニングというのは、人材教育というよりも組織開発ではないか? 人材管理というよりも人材の成長支援ではないか?などの問いかけをされています。

私自身も、企業への個別の人材育成支援の場合には、研修という手段は途中に使うものの、組織改善の支援をトータルで行っているという意識で取り組んでいます。

北海道から東京、九州まで、様々な企業様の人材育成支援を担当させてもらっていますが、悪しき企業風土を最初は文字に列挙してもらって、それから、その文字を「どうすれば良くなるのか?」ということを変革の意識を持っている(少なくとも今のままでは嫌だと思っている)人材を選抜してもらって取り組んでもらっています。

企業の組織変革を行う場合には、誰でも均等に研修を行うのではなく、組織変革のリーダーとなりうる人材を選抜してもらって取り組むのが定石になります。他のメンバーが不公平感を感じるのであれば、それはそれで、まだ見込みがあります。不公平に感じるのであれば、変革リーダー的な動きをすることをコミットしてもらって、リーダーの会議などに参加してもらいます。

どんなに腐っているように振舞っている社員でも、根っこのところでは、自分も変わりたいと思っているはずです。

それが人間ではないかと思っています。

自ら「変わりたい!」と手を挙げる勇気を示してくれた社員には、全面的な支援を約束します。

混迷の時代では、ワークプレイスの中で変革リーダーが組織を引っ張っていきますし、そのリーダーは自分の人生を良いものにしようと必死になっているのではないかと思います。

そのリーダーの意識を無にするような会社であれば、自然に業績も下がって、最終的にはなくなってしまうのではないかと思います。  


Posted by 森戸裕一 at 10:50Comments(0)就職観

2008年10月30日

萎縮する習慣を解きほぐす

なぜ、動かないのか?

昨日、学生団体のメンバーと食事にいきました。

その中で「自分でやる」と言ったことをやらないときは何を考えているのか?という話になりました。

その中で、

自分で一回はチャレンジしてみるけど、うまくいかなかったらそのままになってしまう。

という話を聞きました。

なるほど

最初から何でもうまくいけばいいのですが、最初はうまくいかないということが多いと思います。その時にどのような行動をするかということを最初に教えてあげる必要があるかもしれません。

また、できなかったということばかりが気になってしまうということに気付いてあげて、できなくて当たり前なんだということを納得させてからバックアップ、フォローアップはきちんとするのでおもいきってチャレンジすることを推奨してあげないといけないということを感じました。

それが、リーダーの役割だと思います。

萎縮してしまうと、それを解きほぐすのに時間がかかります。

失敗を恐れてチャレンジしないというのが一番の失敗だということを理解してもらわないといけません。ただ、失敗しても安心していいということも同時に理解させないといけません。


社会人との打合せでも、私の目などから見ていても、打合せなどで「今、こっちの話が耳に入っていないな」と感じることが多々あります。

相手の話をきちんと聞いて自分で消化して、自分の意見を言うというのは簡単ではありません。ただ、これがコミュニケーションの基本なので訓練しないといけません。

これは若手社員だけでなく、ベテラン社員でも話を受け流すというのが癖になっている人もいます。

人間はいつも怒られていると自然に防御反応として相手の話を聞かないという反応をするそうです。小さいときから親にガミガミとおこられていた人は相手が感情的になった途端に話を受け流すという習慣が身についてしまうということも聞きます。

人材育成の仕事をしていると、本当にいろいろなタイプの人たちにお会いします。

様々な環境で育って、いろいろな経験を経て、人間性というものが醸成されていきます。

その多様性を認めながら、組織の力を強くしていくというのは根気がいる仕事になります。

経営者や管理職、リーダーになるというのは、これらの苦労を背負い込む覚悟を持つということになります。

自分だったらできる

という感覚だけでは、リーダーとしての自分の存在意義自体も危うくなります。

いつの時代でも、世代が違えば価値感が違うという中でリーダーは組織をまとめるのに様々な知恵を出してきたのではないかと思います。昨今では、インターネットなどの普及で情報伝達スピードが格段にあがっていますので、情報活用という面ではリーダーよりもメンバーの方が勝っている場合もあります。

そのような環境の中で、リーダーは自分の経験を流通する情報に付加するという意識をもたないといけません。

11月から、次世代リーダー育成スクール(BPS)のリーダーコースが始まります。



情報化・知識化時代のナレッジマネージャーとしての役割について認識してもらうような内容にしたいと思っています。  


Posted by 森戸裕一 at 08:18Comments(0)人材育成

2008年10月29日

学生との協働プロジェクト

再来週になりますが、福岡で面白い試みを行います。



働き意義を考えるWeeK ~BizPASSウィーク~


です。

私も11月10日(月)15:00~
特別講演「これから社会に出るキミたちへ~楽しく働きつづけるために~」
[森戸裕一氏 ナレッジネットワーク(株)]

という形で話をさせていただきます。

私が一番嬉しい言葉は、

「森戸さん、いつも楽しそうに仕事していますね」

という言葉です。

人から喜んでもらうために仕事しているという意識があるので、楽しめるわけで、自分の欲のために、自分の生活のためだけにということであれば、やはり楽しめません。

学生のみなさんには、仕事に楽しく取り組むための考え方をお伝えしたいと思います。


さて、金融不安からの不況感からか、企業の人材採用意欲は急速に減退しています。

大手企業の人事担当者などの口からも、

今年は取りすぎたかな・・・

という言葉も聞かれます。


その言葉の裏側からは、先行きの景気の不透明性や売り手市場で採用した人材と来年予想される買い手市場の人材の質感の違いなどが感じられます。


ただ、当社では企業の人材採用や育成支援を行っていて不透明性を打破するような人材の採用、現在の社員の方々の能力の底上げなどの支援を行うことを考えています。

単純に人材をマッチングさせるということだけではなく、組織に入って伸びる人材の育成、人材が入って伸ばせる組織の構築というものを並行して行うことで安定した経営基盤ができると考えています。


よく言われる方程式ですが、

人生・仕事の成果 = 能力 × 熱意 × 考え方

という要素の能力というものは相当な努力しても他人との差はなかなか大きくはならないと感じています。

ただ、研修というと能力の部分を伸ばそうとします。

ただ、熱意という部分、考え方という部分を強化することで能力の差を簡単に埋めることができるということも知っています。

熱意というのはモチベーションに近い部分になります。

個人個人が熱意をもって仕事に取り組めるような仕組みを作ってあげるということを意識しておかないといけません。

では、考え方は?というと、モノゴトをプラスに考えることができるかということにもなるのではないかと思います。

世の中のためにならないことを仕事とするということもマイナス要因になりますが、マイナスの発想をしないという習慣をつけるというのも重要な要素になると感じています。

ベストセラーにもなった「ザ・シークレット」などでも『引き寄せの法則』として紹介されていますが、

遅れたくない
あの人には侮辱されたくない
仕事が多すぎて、すべてをこなせない
体調をこわしたくない

などの「〇〇したくない」という言葉もそうだと思います。

早く行こう
あの人を尊敬しよう
この仕事にチャレンジしてみよう
自分の体は本当に丈夫だ

という風に考える習慣があれば思いも強くなりますし、行動に結びつきます。


今回のイベントでも、学生が主体になってイベントの内容の企画や集客などを行っています。

その中で、社会に貢献するという意識、仲間と一緒に仕事をする喜び、必死に考えて行動するという習慣をつけてもらいたいと思っています。

プロジェクトのメーリングリストでは、社会人と学生の間で様々なコミュニケーションがなされています。


〇〇くん

こんにちは。〇〇です。

>遅くなって申し訳ありません!
この一言があったので許す!(笑)

>危機感持ってやります!!
これです。これ。これが大事です。
集客はホント、大変です。地道な作業です。
みんなでがんばるしかないよね。がんばりましょう!

2008 18:21:08 +0900
****** ****<******@*******.**.**> wrote:
>〇〇さん
>お疲れ様です。〇〇です。
>
>いつのまにやら18時過ぎてました!
>遅くなって申し訳ありません!
>
>今日は友人に頼んで、サークルのMLで広報文を流してもらい
>あとは個別に対応していきます。
>…それくらいしかできていません!!
>
>危機感持ってやります!!
>



最後の最後まで踏ん張るということを経験させるためには熱意を持たせるということが重要になります。

自分たちがやっていることが社会性が非常に高いということで自分たちの活動に誇りが持てます。
だから、自信がついていきます。

そのような学生の活動や企画内容が評価されて、多くの公的機関や企業からイベントに賛同を得ることができています。

http://mail.gakulog.net/event_bizpassweek/bizpassweek2.html


ある人材紹介会社の方から、このイベントを見て以下のような言葉を投げかけられました。

「どこで儲けるの?」

非常にさびしい考えに感じました。


ビジネスとして適正利益を確保することは重要ですが、学生まで商材に見えるようになりたくはないと思っています。  


Posted by 森戸裕一 at 07:12Comments(0)人材育成

2008年10月28日

人材マネジメントの変化の兆し

今日は、



ガイアックスさんの新卒内定者SNS『フレッシャーズ』のセミナーに参加してきました。

就職人気企業、人事担当者が語る「採用、人材育成、内定者フォロー成功の秘訣」 セミナー

フレッシャーズは、全国で約400社、内定者20000人が活用しているシステムです。

今日のセミナーでも、

バイダイナムコホールディングス様
あいおい損害保険様
理想科学工業様

の人事担当者の方がパネルディスカッションで活用事例などを発表されました。

活用事例などはコチラ ⇒ http://fresher.jp/usecase/


このシステムをお客さまにご紹介するとご紹介すると、

『SNS? ミクシーのようなヤツね。最近、はやっているようだけどそこまでは必要ない』

という反応をいただくことがあります。

どうも、日記を書くというイメージが強いようですが、このシステムを採用されている企業は、ブログなどを書く機能よりも管理機能などに注目しています。また、コミュニケーション機能やコミュニティ機構などにも注目されていますl。

当社でも、お客さまにご紹介して内定者研修から新人研修、メンター研修、ナレッジマネジメント、組織マネジメントまでつながる活用をご提案しています。

当社でも、

九州電力様
TOTO様
その他 ⇒ http://www.tisiki.net/consulting/recruit/freshers.html

に、ご採用してもらっています。


内定者と人事担当者が相互に行っていたコミュニケーションが新人研修、現場でのOJT(On the Job Training)などに引き継がれて活用されていく中で、非常に効果的な人材育成が実現できると当社では考えています。

人は、コミュニケーションを通じて様々な情報を入手します。その情報を頭の中で組み立ててイメージ化することで行動できるようになります。

分断された情報を組み立てて、知識、知恵などに組み上げるプロセスは、ナレッジマネジメントの世界では、



のような形で説明しています。

このSECIモデルについては、

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/seci.html

などで説明されています。

このような流れが、フレッシャーズでは実現できます。

実際にフレッシャーズのような対話の場を作ると、相互作用が発生します。

個人 ⇔ 個人

個人 ⇔ 組織(人事、上司)

などの相互コミュニケーションによってイメージの創出ができるというのが素晴らしいと思っています。

このイメージ創造プロセスは、SNSというITツール内のコミュニティだけでなくリアルのコミュニケーションとの組み合わせで更に相互作用して加速化していきます。SECIモデルの共同化、表出化などのプロセスは人材育成などを考える場合にも非常に重要なポイントになります。

これらのコミュニケーションからの価値創造プロセスは、個人の成長と共に組織としての力の醸成が実現できます。

社員が相互にコミュニケーションを取りながら、共通の体験をする、情報を共有する、自分たちが目指す方向性を確認する、一緒に喜ぶなどの経験をして個人という枠から組織という枠で思考することができるようになります。

その中で、自分の所属する組織に対しての帰属意識、仲間への思いやり、そして組織としての目標達成への献身的な行動というものができるようになってくるようになります。

また、個人の脳内での知識創造プロセスも自分で意識しているといろいろと面白いと感じています。

インターネット、新聞、雑誌、書籍、コミュニケーションなどで得た知識を、感覚的には数値的なものは左脳に、図解的なものは右脳にストックして、外的な刺激やアウトプットをすることで三次元のイメージに変換しているような感覚があります。二次元の図解を三次元のイメージにするためにはZ軸のような他の情報が必要になります。それを素早く変換するためにはインプットした情報を整理(捨てる)整頓(インデックス化)する必要があります。これは睡眠のときに活発になされるようです。

すなわち意図的にこれらの動きをスピード化するためには、寝る前に情報を徹底的にインプットして睡眠で仕分けして、朝、起きたら外的な刺激を与えて(考える)三次元のイメージ化を徹底的に図るということになります。

たしかに自分の行動を見ていても、寝る前に本を読んだりネットを見たりして頭がパンパンになるまで情報をインプットします。また、仕事でも頭から汗が出るくらいに考えて考えて脳が疲れたという状態で睡眠をとると、朝はちょっとした情報を見るだけでいろいろなことが発想できるようになります。ブログなどにアウトプットしている中でもいろいろとビジネスモデルを創造できることができます。

自分で意図的に情報のインプット、限界までの思考、アウトプットから三次元イメージ化などをおこっていると時間が効率的に使えているように感じます。

この感覚は、なかなか社員などにも伝えることはできないのですが、指示する作業の内容を吟味することで社員でもできるようになるのではないかと考えています。

表面的なコミュニケーシュンだけでなく、組織としての力を醸成するツールとしてフレッシャーズは注目されています。

このような東京の企業を中心とした組織力を高める動きを、地方の企業もきちんとウォッチしておかないと企業力の差が歴然としてきてしまいます。  


Posted by 森戸裕一 at 23:58Comments(0)出張

2008年10月27日

イメージできるものは実現する

今日は、東京の中央大学の就職活動を始める学生向けにガイダンスを行ってきました。



夕刻から九州地区にUターン・Iターン、Jターン希望の学生向けに話をしましたが、最後の質問者に対応したときには予定の時間を1時間ほどオーバーしていました。

東京株式市場の日経平均株価はバブル経済崩壊後の最安値をつけたようで日本経済の先行きは不透明さを増していますが、もともと人間の将来などは不透明です。

不透明であれば、明るい将来にするか、暗い将来にするのかは自分の手に委ねられています。

当然、前者になるようにしていかないといけません。

ただ、面白いほど後者を選択する人が多いようにも感じます。

勝手に不安になって、失敗することを頭の中でイメージしたり、自分にはできないと自分の可能性を自分の手で潰すということを平気で行います。

次の人生では・・・

ということを考えても、次の人生では今の人生の記憶はたぶんないでしょう。

今を懸命に生きるしかないというのがわかっているのに、後ろ向きのことばかりやってしまう人がいます。

そのような人には、今日1日というものを最高の日にするという習慣をつけるようにアドバイスするしかありません。

いつか頑張るということでは、最後まで頑張ることはできません。


目標というのは到達するのが目的で設定するのではなく、目標に設定した場所に立って次の目標を見定めるために設定するものです。


中央大学の学生さんに対して、

目先の初任給などを比較してどちらが高い低い、企業の知名度を比較して就職を考えるのではなく、その企業が市場に提供する価値で自分の内面に宿る自尊心やその企業で経験できる仕事の質などから実感できる自己成長などをイメージして自分の生活基盤をどこに定めるのかということをしっかりと考えるように話をしています。

九州という地域の景気はどうか?
九州の企業の組織風土は?

などの質問が飛び交いましたが、率直に答えました。

ただ、それは君がいない土地の景気感、君がいない企業が作っている組織風土などで、皆も閉塞感を持っている、だから、君がその景気感や風土を変革するという自覚を持ってもらいたいということです。

どこかに馴染むのではなく、どこかを変革する

ということを目的とした人生を充実した人生と呼んでいます。

金融機関だから安定している
公務員だから安定している

という言葉の後ろにはどのような意識があるのかをいつも聞きます。

敢えて安定を選んだのだから、つまらない人生になっても仕方無いということであれば、安定ということよりも、

つまらない人生

と言葉だけが、自分を苦しめることになると思っています。


同じように、今日の学生からの質問の中に、

女性は〇〇なんですよね

というのもありました。

回答は、今の時点ではそうかもしれないけど、君がそのような社会の意識を変えないと、君の後輩も同じようなことに苦しむことになるということです。

女性の方とお話をしていて、

私は平凡でいいんです
私は女性なんで

という言葉を聞くこともあります。

そんなことを言っている日本の女性が、今の女性の地位を作ってきたのでは?と思うこともあります。

当社の仕事は、女性も男性もありませんので均等に誰でもがんばっています。

ただ、今時点では、女性社員のほうが、仕事に対しての取組みの素直さ、成果に対しての執念、他の社員の成長を望む姿勢という面で優れていますので、職位、立場がそのまま反映されています。

男性社員の奮起に期待しています。


同じことをやっていても、言っていても、それをどのようなイメージで掴んでいるか?ということで結果は全く違うものになります。


営業などの世界でも、会社としての目標数字を自己の目標数字を、

ノルマ

と捉える人もいますし、

自分の人生におけるポテンシャルを最大に引き出すための必達目標

と捉える人もいます。


目標を達成するための手段は1つだけではなく、無数にあります。

ノルマと捉える人は手段が無数にあるなど考えるはずもなく、自分の可能性を信じている人は自分は必ず最高の手段を見つけることができるはずと考えて、必死に目標達成の手段を考えます。

そこに自己成長のヒントがあります。

自分のポテンシャルは自分で信じてあげないと、今の時点では成果を出すことができていない人が大きく化けるということは誰も信じてくれません。

自分を変えるというのは簡単でもあり、難しくもあります。

自分を変えるためには、

自分の将来の可能性を信じる

ということを真剣に思ってもらう必要があります。

マイナスの思考は、行動力まで奪ってしまい、自分の将来の可能性を少しずつ削っていきます。

自分の脳に指令を出した動きしかできない
自分の脳にイメージしたようにしかならない

というのが、人間の面白いところです。  


Posted by 森戸裕一 at 23:55Comments(0)人材育成

2008年10月26日

もうすぐ7回目の周期が終わります

周期というのに興味があります。

人間の体は6兆個という細胞から成り立っていて、細胞分裂などを繰り返し6~7年くらいで総入れ替えされるそうです。

ということは、

生まれてから小学校に入学する前くらいまでに1周期(~6歳)
小学校で1周期(~12歳)
中学・高校で1周期(~18歳)
大学・大学院で1周期(大卒で社会人になった場合にはOJT期間2~3年で1人前の社会人)(~24歳)
立派な社会人になって同年代の多くが結婚する、子供ができてくるまでに1周期(~30歳)
多くの人が会社で後進の人を育成する管理職になるまでに1周期(~36歳)

などなど考えていると10周期の60歳で仕事的には定年を迎えるということになります。

干支も12年サイクルになっていますので細胞入れ替え周期の2倍になっています。

厄年などの考え方も細胞総入れ替えの完了時期と関係しているのかもしれません。

私も来年には7回目の細胞総入れ替えが完了します。

昔の写真などを見ていると、DNAが持つ特徴は継承しながら、それぞれの周期でその時の環境に合わせた表情や形状をしています。ただ、細胞が劣化しているように感じるのは活性酸素のせいなのか、紫外線のせいなのか、不摂生による細胞分裂の動きの劣化なのかわかりませんが、きちんと分裂を繰り返しているのであれば老いは無いように感じます。ただ、細胞には耐久限界があるようなので、それが近づいてくると弱ってくるのでしょう。

細胞周期




長く生きるためには細胞限界が早くこないように大事に大事に細胞を大切にして生活するのが一番なんでしょうが、ただ、それでは人生は謳歌できません。人生を楽しく過ごすのと、長く生きるというものの折り合いをどこでつけるのかということを早い段階で考えることが一番ではないかと私は考えています。

ちなみにガン細胞というのは、これらの周期を無視した暴走機関車のような突然変異の細胞なので、母体が死ぬまで無節操に増殖を続けるというもののようです。

この突然変異を生み出す要因というのは、よくわかりませんが、気持ちの持ちようなども絡んでいるのではないかと感じています。正常に細胞分裂を行うためには遺伝子レベルの情報を正しく保持しておく必要があるのでしょうが、その信号が不整合を起こすとすれば自身が大きなストレスを抱えたり、マイナス的な考え方ばかりしていたりということもひとつの原因としてはあるように感じます。

脳細胞はもっとわかりやすく、外部からの情報を側頭葉に蓄積して、睡眠する中で整理整頓して、前頭葉が創造的な活動をしようとすると側頭葉から情報や知識を引き出すということを、先日のNHKの番組でやっていました。睡眠をとることで整理整頓するというのがポイントで、睡眠をとる前には情報をたくさん詰め込む、考えて考え抜いて寝ることで、整理(いらない情報は廃棄する)整頓(前頭葉が情報を引き出しやすいように並べ替える)ことができるようです。だから、寝起きは新しい発想が湧いてくるので創造的なことを考えやすいということもあるようです。たしかに、私は早起きなんですが、朝の出社前の仕事が一番発想は優れているように感じます。

その脳細胞は使わなかったら、どんどん壊死していくということも言われています。刺激を与えることで活性化するということになるのではないかと思います。その刺激の与え方ですが、笑いという刺激を与えることで活性化するということも先日の番組でやっていました。プレッシャーを克服するには・・・笑いが必要、脳細胞の活動を活発化させるためには笑いが必要ということです。

では、体の他の部位の細胞には?ということになりますが、適度な運動で刺激を与えておくことも重要ですが、脳細胞がプラス思考で活性化することで他の部位の細胞にも良い信号が送れそうです。

マイナス思考ではなく、プラス思考で生きようということは誰しも言うことですが、人間の成長と人間の寿命、どちらにも関わっていると考えると、

プラス思考で生きたいですね

というレベルを超えているようにも感じます。  


Posted by 森戸裕一 at 11:13Comments(1)雑感

2008年10月25日

情報活用を成功させるための考え方

今日は鹿児島商工会議所で経営革新塾の講師を行ってきました。

ITを活用した経営革新
http://www.kagoshima-cci.or.jp/5-2-4.html

ということで、本業のIT活用について話をさせてもらいました。

鹿児島商工会議所は、鹿児島の繁華街のビルの14階にあるので、講師控室から桜島がきれいに見えます。




講義の内容は、テクノロジーの話よりも情報活用に近い話をしました。


企業のおけるIT活用の話も1000回くらい講演や研修をしているので、受講者が意識としてどのような感情をITに対してもっているかで活用の成果が大きく違うということを知っています。

ITに関わらず、新しい話に知的好奇心を持てるかということが成功するかどうかのポイントになります。

変化を楽しむ

ということを実践できている経営者や社員の人たちは、

情報を活用しなくてはならない

ではなく、

情報を活用したい

と考えています。


これは、学生などに、

失敗したくない

と考えるのではなく、

成功したい
チャレンジしたい

と考えるように指導しているのと同じです。


セミナーや講演などを聴いて「知識」が頭に入ったときに、すぐさまに実践できるか、行動できるかということを考えた場合に、感情という部分で、

失敗したくない
倒産したくない
遅れたくない

また、

ITを活用しなければならない
情報を見なければならない
部下に指導しなければならない

というネガティブな感情や悲壮感(?)溢れる感情ではなく、

チャレンジしたい
会社を成長させたい
見識を深めたい
わくわく仕事をしたい

という感情で情報活用を考えると半分は成功したようなものです。


そもそも、IT業界の人が暗い人が多くて・・・ と指摘される経営者もいますが、相手がどうこうというよりも、自分がどのように考えるかということを今回の講義でも話をしています。

たしかにIT業界の人たちは、

省力化のために
効率化のために
内部統制で
セキュリティ確保のために

とあまり元気がでるような情報活用の話はしてくれません。


今回の講義で、鹿児島の人たちが、

よし!がんばろう!

と思ってくれていればいいですが。


IT活用の講義で、感情的な部分、精神的な部分を説いているのは私だけかもしれません。(笑)

鹿児島スイッチ、福岡スイッチというコピーが書いてあるポスターがJRさんの駅には貼りだしてあります。

講演やセミナーという仕事は、受講者の皆さんの心のスイッチを入れてあげるということになります。

では、私のスイッチは?

というと、まず、講演やセミナーの時には、話をはじめるまでの動作がある程度決まっています。それから話し始めるときのフレーズもある程度決まっています。それで講演モードのスイッチを入れるということになります。講演などは1時間から2時間くらいが多いのですが、集中していますので受講者の顔の表情から欲しがっている情報を探ったり、体内時計で残り時間を計算して話の展開を作っています。頭の中で考えていることと、口から出ている言葉に微妙な時差があります。ここが非常に心地よいところです。自由自在に情報を操っているという感覚が快感になってきます。

自分が話したいことだけを話すということには興味がありません。

相手が欲しがっている情報を表情や仕草から探って、その情報を提供できたときに相手の表情が一変するというときの快感は体験したことがある人間しかわかりません。

ただ、受講者が100人いれば100様のニーズがあります。それに極力応えるためには日々情報を仕入れて整理整頓して引き出しやすくしておく必要があります。  


Posted by 森戸裕一 at 23:22Comments(1)出張

2008年10月24日

ゆとり世代に気合を入れる

昨日の午後は、日本経済新聞社様主催の学生向けゼミの講師を担当しました。

「差をつける」

ということがテーマでしたので、研修の冒頭から、

「今、座っているのその席を選択した理由を頭で考えて隣の席の人に説明してください」

というお題を出しました。

格差社会とも言われていますが、基本的には差を感じるのは比較する対象物があるからで相対評価するものが無ければ差というものは生じません。

講師である私の目から見ると、積極性があると思える学生が座っている席はやはり前の席であって、後ろの席に座るということは消極的な学生ではないかという印象を持ってしまいます。

次に、日経新聞の記事を読んでもらい感想を挙手で4人の学生に発表してもらいました。

その後に、4人の意見で誰の意見に賛同できるか?ということを他の学生に聞いて一番賛同できる意見を言った学生を特定しました。

やはり前の席に座っている学生が挙手をします。

その挙手をした学生4人にも序列をつけます。

最初の1時間は、どんどんクラスの中で格差をつけていきました。

後ろの席に座ってしまった学生、なかなか意見を言えない学生の顔が曇ってきます。

途中で、顔の表情が暗くなってきた学生に、

「自分の選択した(後ろに座る、意見を言わない)結果で、今、嫌な気分になっていないか?」

ということを聞いてみます。



ゆとり世代と呼ばれる学生たちは、あまり競争ということを経験せずに大人になったと言われます。
(彼らも好き好んでゆとり世代になったわけじゃないのですが・・・)

しかし、社会には確実に競争が存在して、誰かを負かす必要はないですが、甘い自分に勝つということが求められます。

研修の場だから、あえて嫌な気分を味あわせて、その気分にならないためにどのような行動をすべきかということを気付いてもらうということをやってみました。


就職活動支援というと、

みんなで頑張ろう!
就職活動を乗り切ろう!



など、ゆとり世代教育の延長みたいなことになっていますが、

社会は厳しい
他人の評価にさらされる

ということを的確に伝えて、その環境下でどのように生き抜くか?ということをきちんと教えないといけないと私は思っています。

昨日のゼミを受講した学生から感想メールが届いたので紹介します。(一部編集しています)

>おはようございます。
>昨日の日経就職ゼミでは貴重なお話ありがとうございました。
>〇〇大学三回生の〇〇〇〇と申します。
>就活サークルのお話は身につまされる思いをしながら聞いておりました。
>サークルごっこ、マニュアル人間に陥らないよう心掛けたいと思います。
>質問をひとつしたいと思います。森戸先生は、いくつものセミナー、研修
>や団体の活動をこなしているとおっしゃっていましたが、
>そのように限られた時間の中でそれらを確実にこなしていくために大事な
>ことは何かあるのでしょうか?

それに対しての返信は、

〇〇さん

昨日の日経さんのセミナーはお疲れ様でした。
就職活動に対して楽しく取り組むということには私は大賛成です。
ただ、その「楽しさ」というのが目標の達成感による楽しみになってもらいたいと思っています。

タイムマネジメントに関しては、そもそも時間が限られているということを逆に利用するといいと思います。人間は本来なまけものなので、時間を区切って仕事に取り組まないと本気になりません。(ひとつひとつの仕事にデッドラインをきちんと設定するということです)

それで、その限られている時間にたくさんのものを詰め込んでいくのですが、自分は人生で何を成し遂げようとしているのかという方向性さえ明確になれば、その方向性に合うものは全部つめこんでも大丈夫です。一見、違うものに見えることも方向性さえあえば自然に融合していきます。その融合して創造されたものが新しい付加価値を生み出したりします。

私は、人材育成という分野で社会をより良いものにしていきたいという人生で成し遂げるために見ている方向性があります。その目標に向かっている中で、情報、経営、NPO、学生、大学、企業、農業、地方、行政、講演、出版、創業、海外、インターネット、映像制作などの多種多用な分野が絡んできているという感覚です。

そして、それぞれの分野には専門性を持った人がいますので、その人たちと一緒に何かを創りだしています。なんでも自分でやってしまおうと考えてしまうとそこで時間を大きくロスします。創造する価値を見定めて、保有している情報を編集するという感覚で新しいことに取り組んでいます。過去の成功体験などにとらわれているとスピードを損ないますので、成功体験よりもワクワクする新しい価値創造の世界に身を置く事を意識しています。

組織で仕事をするということは自分の時間を大切にする(価値を増大させる)ための人間の知恵・工夫になります。個人でやっても大したことはできませんが、組織になると10人集まるだけで個人100人分の仕事をすることも可能になります。

就社ではなく、就職ということも多くの人が言われます。
ただ、その職で社会に対してどのような価値を提供しようとしているのかということは自問を繰り返して欲しいところです。

社会人というのは社会に価値を提供する人です。

単なる労働力を提供するだけでなく、その労働力(時間)で価値を生み出す仕事を選択するのが、楽しく仕事をするための第一歩になるのではないかと私は思います。

また、お会いできるのを楽しみにしています。


といった感じです。



夕刻からは、学生NPO主催のスクールを開催していましたが、そこにはNHKさんが取材に来ていたようです。

学生にはいろいろな経験をしてもらって、その中から多くのことをつかんでもらいたいと思っています。


今日は午後から、雇用能力開発機構さんの企画で、企業の経営者や人事担当者向けの講演をしてきます。




11月2週目の「BizPASSウィーク」の大嶋社長の講演に少人数ですが社会人枠も作りました。



http://kg-wan.net/BizPASS1113c.html

定員 100名(社会人枠20名)
日時 2008年11月13日(木) 18:30~20:30
会場 天神ビル11階11号会議室(福岡市中央区天神2丁目12番1号)

社会人枠は定員になりしだい締め切るようです。  


Posted by 森戸裕一 at 09:33Comments(0)人材採用

2008年10月23日

企業理念と個人の考え方の整合性をとる

お客さまの組織改善のお手伝いをする中で、企業理念を社員個々の仕事に対する考え方とリンクさせるという作業を行うことがあります。

企業理念というと、会社の朝礼で唱和するというイメージを持ちますが、いくら唱和しても、それが自分の働き方、仕事に対する考え方に落ちない場合があります。

特に最近は、人の考え方に迎合することがカッコワルイとまでは思っていないでしょうが「自分らしさ」の勘違いで、人と違うことをすること自体に価値を感じる社員の人たちも増えてきています。

そのような個性(?)溢れる社員の人たちの意識をまとめて組織の力にするためには、個々の仕事に対する考え方というものを聞いてみて、その考え方の本質の部分と会社が目指す理念との方向性を合わせる必要があります。

その際には言語化、可視化することが一番最適で、自分はどのような価値感で仕事に取り組んでいるのかなどを研修という形態でワークショップを行って、その中でワークシートに書いてもらっています。

言葉では言えても書き出すという作業を行うと、その考え方の本質を考えるということを自然に行います。

その考え出したタイミングで、企業理念などとの関係性を一緒に考えてあげると、自分の会社が目指していることと自分の考えが一致して腑に落ちることも多いようです。

このひと手間をかけてあげると組織力も上がると感じています。



さて、ビジネスプロフェッショナルスクールのリーダーコースが来月から始まります。



リーダーコースは、私も講師として1講座担当をします。
http://www.seminar-info.net/curriculum/leader/

ワークショップが中心のコースになりますが、たくさんの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

  


Posted by 森戸裕一 at 09:22Comments(0)組織改善

2008年10月22日

自分の会社に誇りをもつ

上司を誉めることができるか?

人を誉めるということを意識している人は、自分が貶されることが少ないように感じます。

人を誉めるということは、その人と関係している自分も誉めていることになるのではないか

人を誉めるということを心がけていると、心が非常に平穏でいることができます。

会社のメンバーを常に誉めている、社外の人にも自分の会社のメンバーを誉めている人は自分自身の選択した(就職した)会社に所属していることを誇りに思っているということを感じます。

非常に自分を大切にしている人だと感じます。

部下を誉めて育てろ



ということは良く聞きます。

その育てられる部下が上司を誉めるということを心がけると、どのようなことが起きるのだろうか?

少なくともゴマすりではなく、自分の会社のメンバーや上司を常に誉めている営業さんが会社に来たら? お客さんはどのように感じるだろうか?

この会社は伸びているんだろうなと感じると思います。

自分の会社に誇りを持つということは、自分の人生を大切にすることに似ているとも思います。  


Posted by 森戸裕一 at 23:38Comments(0)組織改善

2008年10月21日

社内で認められるのが第一歩

昨晩は某企業の新入社員さんと2年目の社員さんと食事をしました。

自分の意見をきちんと伝えることができる気持ちいい社員さんたちでした。

自分の言いたいことをきちんと伝える

簡単なようにも思えますが、意外と難しいことです。

ひとりの社員さんは、大学時代にスポーツでトップと言われる位置まで進んだようです。

レギュラーになるだけでも難しい環境の中で、レギュラーを勝ち取り、そのチームで大学日本一を目指す。

それが、会社での仕事と似ているという話をしました。



会社の中で認められて仕事を任せられる

その任せられた仕事でお客さまからの信頼を勝ち取る

お客さまの期待以上の価値を提供することで、対価と賞賛をもらうことができます。
さらにはリピートの仕事の依頼も受けることができます。

いずれにしても、社内で信頼してもらうということが最初のステップにはなります。  


Posted by 森戸裕一 at 23:24Comments(0)人材育成

2008年10月20日

辛抱強く人を育てる

自分がやった方が早い

仕事を部下や社員に指示した後にこのように思うことがある幹部社員や経営者は多いのではないかと思います。

たしかに部下や社員がやるよりも自分がやった方が早くないと人の上には立てないでしょうが、それは当然で敢えて部下や社員を育てるために仕事を任せているわけなので辛抱強く仕事の進捗を見守るしかありません。

部下や社員が真剣に仕事に取り組むことができているのか?

真剣に仕事に取り組んでいれば知恵や工夫が出てきます。必然的に上司に対し提案が増えてきます。

中途半端に仕事に取り組んでいれば愚痴が出てきます。必然的にミスが目につくようになります。

手伝わないというのも勇気がいります。

手伝わないということを決意して、納期、品質、コストを守るというマネジメントを考える。

納期が延びそうだったら指摘する。
品質が落ちそうだったら指摘する。
コストが増えそうだったら指摘する。



その中で自分で考えて何らかの方策を考えさせることで部下や社員は成長するのではないかと思います。

これが機能していくと強い組織が出来上がっていくのではないかと思います。  


Posted by 森戸裕一 at 22:26Comments(0)人材育成

2008年10月19日

グローバル時代のビジネススキル

中国人のビジネスのルールというものに興味を持って本を読んでいます。



中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計
梁 増美 (著)
単行本(ソフトカバー): 216ページ
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008/6/15)
発売日: 2008/6/15



世界金融危機、世界規模での食料不足など、グローバルな大競争時代になってきたということを実感せざるを得ないような時代になってきたときに、日本、米国を中心としたビジネススタンダードに慣れている自分の感覚が正しいのか?ということに疑念を持っています。

この数年間、中小企業や地方都市の再生支援などの仕事をしている中で、米国流のマネジメントの考え方では中小企業や地方都市の企業再生は難しいということを感じていました。

講演などでも「EUに学ぶ地域密着型ビジネス」「大きくなることを拒む経営を考える」などの話をしています。

企業を大きくすることを目指す、メジャー企業になることを目標とする米国流と、歴史を積み重ね事業を継続することを目標とする欧州流というのは短絡的ですが、意識の中では歴史の違いからくる企業経営の考え方の違いを感じます。

そこに華僑など外国に出て手広くビジネスを展開している中国の人たちの考え方を理解するということを意識しています。

この書籍では、

中国の人は、身内には儒教の倫理で接して、身内でない人(外人)には兵法で接する

とあります。

中国でビジネスをしている人たちから、

中国人に騙された

という声をよく聞きます。

騙されたかどうかというのは実際に当事者じゃないのでわかりませんが、日本人の感覚とは違う対応をされたというのが正しい言い方かもしれないと思うことがあります。

兵法三十六計というのも、よくよく考えれば日本でも同じような考え方の諺のようなものもあります。

あまり特別なものとして考えるよりも、儒教的な考え方とビジネス的な考え方の切り分けについてと、当然のことながら信頼関係の構築が無い中で、こちらの論理だけで相手に接していても何も生み出すことはできないという、ビジネスでの基本ルールを念頭において対処することが一番かもしれません。


三十六計(Wikipedia)


話は変わりますが、他社の経営支援(人材採用、人材育成、組織改善、情報化支援)などを中心に行っている当社ですが、実際に自社ではどのようなことを考えて人材の採用や育成、組織力アップを図っているのかということを聞かれることがあります。

社員に人材採用についての視点を持ってもらうために言っていることは、
当社自体も新卒や経験者いろいろな形で採用をしてきましたが、新卒については「自分で考えて行動できるかどうか」「自分の成長のための努力を惜しまないか」ということを見ています。考えて動くことが「考動(こうどう)」で自分はそれを率先していきたいと思うとか、自分には大きな目標があってその目標達成のためには努力は惜しまないと口では言っていても、実際には自分の都合だけで考えるような人材は常にフォローをしておかないと自分で考えるということをしません。組織的に大きくない会社なので、それでは困ります。仕事がすぐにできるようになるかどうかは別にして自分で考える、何らかの答えを出すということをやる習慣がついていないと当社で仕事をするのは難しいと思います。では、経営者採用はというと、絶対的な専門性を持っているのであれば、新卒の場合とは別基準になる場合もあります。

社員に人材育成についての視点を持ってもらうために言っていることは、
当社は他社の人材育成プログラムを考えているので、そのプログラムを考える中で自分達のことを当然振り返ることになります。公開講座などには事務局としてオブザーバーとして社員を参加させます。その時に社員がどのような意識なのかということも見ています。採用のところで書いた「常に自分で考えて行動できている人材」であれば、この研修への参加が大きなヒントとして自分の知識整理の機会になります。ただ、漠然と仕事をしてるのであればどのような研修に参加させても結果は同じです。高い費用と時間を使っても成果はほとんどありません。会社は将来のリーダー候補に外部教育については投資すればいいわけで、その自発的な行動ができるリーダーは教育などで習得したスキルは自然に部下にスキル伝達を行います。人材育成の目指すところとしては、答え聞く人材(例えば、どうすればいいですか?という質問を安易にする)ではなく、自分が考えた答えを判断してもらう人材(例えば、自分はこのようなプロセスでこのように考えたのですがどうでしょうか?という質問で上司の判断を仰ぐ)になってもらわないと組織力は向上しないと考えています。

社員に組織改善についての視点を持ってもらうために言っていることは、
例えば、会社と言う組織に所属して、本当は自分はこんなところにいる人間じゃないという意識を持っている人もいます。そのような人は会社の愚痴のようなものばかり言っています。その人の愚痴は本当は会社への期待の裏返しなのですが、会社からの期待に応えることができない自分へ悲観的になっているだけかもしれません。自分がその会社に所属しているというのは現在の事実であってそれを肯定しないと何も変わらないということを認識する必要があります。その中で目の前で起きている問題などは自分の力不足で起きているということを認めて、それを解決しない限りは次のステップは無いと考える習慣をつけることが組織改善の一番のポイントと会社では言っています。学生の就職支援や他社の組織改善や情報化支援など、自分以外の他人の支援を行うということは自分のことがちゃんとやれているという前提があるということを意識してもらっています。自分の目の前の課題への取組みを避けているという状況で他人の支援をするということは、やはりできません。

社員に情報化支援についての視点を持ってもらうために言っていることは、
昨日の「勝負脳」の話でも行いましたが、情報の蓄積から知識や知恵は創造されて、最終的には社員が会社にいる意味になる創造性を発揮して市場に対して最大の価値を提供するといことがすべての目的になります。なぜコンピュータを使って情報を共有する意味があるのか?という問いに対しては人間本来の潜在的な能力を引き出すためには引き出す仕掛けが必要ということになります。組織力を発揮するためには個々の人間の独創性や創造性を積上げるということをしないといけません。社内外の情報を社員全員で共有して、その中で同業者のサービスから新サービスのヒントを発見したり、時代の動きを先取りする発想が生まれてくるのではないかと思っています。情報化というのは人間の力を引き出すサポートになります。情報化への投資に対しての効果を求める企業は、人材採用の時点で「自分で考えることができる人材」を採用して、その人材に情報を効率よく流通させることで効果を求め始めています。その共有する情報の中に会社として考えている価値観や将来のビジョンというものが入ることで組織としての方向性も定まります。

楽しいというのは、自分が好き勝手にすることではなく、他のメンバーと同じ方向性で進んで成果を出すということだということを理解できると新入社員や若手社員も一皮むけたという印象がもてます。

意外とプライドと経験が邪魔をして、そのようなことを頭では理解していても体が動かない年配の方もいらっしゃいますので、他社の人材育成、組織改善支援の時には気をつかいます。ただ、自分の人生を大切にしたいということに目覚めてもらえれば大きく変わることも可能と思います。ただ、中小企業が大手企業に勤めていた年配の社員を経験者採用するということには慎重になってくださいと言っています。やはりコントロールすることができない場合が多いようです。  


Posted by 森戸裕一 at 10:18Comments(0)ビジネススキル

2008年10月18日

勝負脳について

日本大学大学院総合科学研究科の林教授の著書を読んでいます。



きっかけは北京オリンピックで金メダルを獲得した水泳の北島選手やソフトボールの上野投手に共通するのが「勝負脳」の使い方が優れているという論調の記事をいくつかの雑誌などで見たからです。

日本大学の林教授は脳蘇生科学や脳神経外科学が専門のようですが、勝負脳についての持論もお持ちで講演などでもスポーツ心理学に近い形で勝負に勝つための脳の使い方について話をされているようです。

スポーツの世界でもビジネスの世界でも、努力すればある程度のレベルまでは成長しますが、勝負に勝つ、成果を出すというレベルまでになると執念の世界になるように感じます。

目標達成にどれくらいの執念を持っているか?

ということではないでしょうか。その執念というものを、うまく使って活性化しているのが勝負脳ではないかと思います。

執念という人間の意識や心の言葉で表現されることが多いものを、実際に脳の動きと連動させることは可能なのか?とも思いますが、実際に脳の働きをいろいろと調べてみると本当に面白いことにいろいろと気付きます。

人間の独創性の創造ということで考えると、

1.日々情報を蓄積する

2.蓄積した情報を編集する

3.編集したものをイメージとして捉える

4.イメージをもとに独創的な創造力を発揮する

という流れになると思います。

これはナレッジマネジメントなどについて説明するときのSECIモデルと同じような流れです。

情報システムでも、このような人間の脳内での創造力を発揮する流れと、うまくシンクロするような流れを作ることができれば情報システム自体が大きな武器になります。


勝負脳を活性化するためには、この独創性を発揮する流れをスムーズにすることを考えて、

1.他人との戦いではなく自分との戦いという意識を持つ

2.ネガティブな情報からはネガティブなイメージしか創れない

3.情報からイメージを作るだけでなく、そのイメージから独創性を創る

4.日々、脳内でのイメージ創造を意識して全力で練習、仕事を行う

5.情報から知識、知恵創造のために集中力を切らさない

6.自分のペースというものを常に意識し、創造性を発揮するベストな状態を保つ

などのことを意識しておく必要があるようです。


これらのことを日常的に意識していると、常に平常心でいることができますし、脳を最大限に活性化しないといけない状況になってもアイドリングは終わっているように感じます。

脳に急速なプレッシャーをかけると、同時に体も萎縮するのでスポーツの世界では勝負になりませんし、ビジネスの世界でもうまくプレゼンテーションなどができないということになると思います。

私たちが講演などを行っていても、

緊張しないですか?

と聞かれることがありますが、そこで聞かれている身体的な萎縮を意味する緊張はせずに、自分の脳を最大に活性化させるための信号を送るためのスイッチは入れているように感じます。

程よい緊張感

という表現になるのかもしれません。


ビジネスにおいても、彫刻家のロダンの言葉ではないですが、

『現代人の最大の欠点は、自己の職業に対して愛を有していないことである』 
 オーギュスト・ロダン (フランスの彫刻家)

オンとオフ、仕事とプライベートということを意識しすぎると、人生の大半の時間を費やしている仕事で自分で誇れる成果を出すことはできないのではないかと思います。

自分は仕事が好きです
自分の仕事に誇りを持っています

と自信を持って言える人はどれくらいいるのでしょうか?

自分の人生を愛するのと同時に自分の仕事を愛することができなかったら、結果、たいして良い人生にはならないのではないかと思います。

好きなこと(趣味)をやるためにお金を稼ぐにしても、その仕事を好きになることをしないとたいしたお金は稼げません。

プロフェッショナルという意味について学生から質問を受けることがあります。

私はプロと呼ばれる人は、自分がプロだと自覚はしているでしょうが、完成形ではないと思って常に上を目指しているのではないかと思っています。まだ完成形ではないと自分に言い聞かせて途上の形でも周りに感動を与えることができる人には伸びしろを感じますし、そこに期待感が生まれます。

そしてなによりも慢心しないという気持ちを支えているのは、その目の前の仕事を好きになっているからではないかと思います。

好きなことを仕事にする

という話も聞きますが、好きなことはお金を払って趣味でやればいいですし、その原資を稼ぐ仕事は好きにならないと成果はできないものではないかと思います。

勝負脳の動きをビジネスの世界で最大限にするためには、好きな仕事、好きな環境を選んで安穏とするのではなく、今、おかれている環境で目の前の仕事を好きになるということに注力するということだと思います。  


Posted by 森戸裕一 at 23:28Comments(0)雑感

2008年10月17日

バイオエタノールから考える

バイオエタノールという言葉は聞いたことがあると思いますが、バイオエタノールを取り巻く環境から世界観、日本の進むべき道について考えるという視点にいろいろと考えさせられました。

昨晩は、経済産業省のOBの方から「バイオエタノールから考える」という話を聞かせていただきました。

※バイオエタノール(WikiPediaより)

いつもお世話になっている異業種交流会の企画ですが、非常に示唆に富むお話でした。

ポーランド駐在時代の強権的官僚機構、中央計画経済の限界、EUの統合、9.11テロ発生時に感じだ英国と米国の関係性、親日国との関係性について、ブラジルの骨太政策など国家レベルの視点、個人レベルの視点を織り交ぜてお話いただきました。

化石燃料の高騰、枯渇など現実的な問題が目の前にあっても、その問題をリスクと考えてリスク分散ということができない、問題先延ばし、既得権益へのしがみつき、日本を何か変にしてしまっている日本人特有の資質(?)を感じました。

途中、モルガンスタンレーのチーフエコノミストの提唱したCRICサイクル(C=Crisis(危機),R=Response(反応),I=Improvement(改善),C=Complacency(怠慢,自己満足)の頭文字を連ねたもの)などの話も出ました。

エネルギーに関する問題でのCRICサイクルの解釈は、
http://chikyu-kagaku.blog.ocn.ne.jp/npo/2006/10/cric_0a4f.html
のブログなどにも書いてあります。

日本政府のCRICサイクルについては、
http://ameblo.jp/bizmedia/entry-10039292034.html
http://www.msdw.co.jp/securities/jef/jaew/docs/jaew_070629.pdf
などで日経新聞の昨年の記事を解説されています。

組織改善などのご支援をしていても、実際にCRICサイクルが繰り返されているようにも思います。



人は基本的には怠け者なので、モチベーションを保ち続けるのが難しく、怠慢になってくる時期をどのように回避するのかということを考えるのが重要になってきます。

それで、一昨日から続いている映像紹介ですが、



リンクアンドモチベーションの小笹社長の話です。  


Posted by 森戸裕一 at 10:28Comments(0)雑感

2008年10月16日

コントのようなタイミング

某会社さんからセミナー案内のダイレクトメールをいただいており、たまたま先方の方ともお話をしたいタイミングだったので案内をしていただいたセミナーにWebから申し込んだところ、

同業者はお断りします

というセミナー事務局からの電子メールが届きました。

まあ、同業のような業態なので仕方無いと思いもしたのですが、何よりも先方からのダイレクトメールで申し込んでいるのと、先方の会社の担当者とはお互いに情報提供をしたり、個人的にも社員の方ともお付き合いしている間柄ではあるので、セミナー事務局の方に今回の事情を説明した上でお問い合わせをしたら丁重なご回答をいただきました。

と、ここまではよかったのですが、

 間が悪い

というのは、当にこのことを言うかのごとく、

その会社の営業担当の方から飛び込み電話が入りました。


T:あの~、いつも情報提供させてもらっているんですが~、みてもらっています?

ほとんどタメ口のような電話です。

M:スイマセン、社員の方でしょうか?

T:あっ、社員っす。

M:どのようなご用件でしょうか?

T:あっ、そちらから資料請求などをしてもらっていたので、こちらから定期的に情報提供しているんで、電話しました。

M:で、どのようなご用件ですか?

T:だから、そちらが資料請求したので電話しています。

・・・


ほとんど意味不明です。
会話になっていません。


新入社員の営業トレーニングのための電話かと思って、

M:すいません、何年目の社員さんですか?

T:2年目っす!

M:・・・

一方的に電話してきて、こっちの話は遮るわ、若者言葉というか意味不明な回答の繰り返しでほとんど会話になりません。
さっきまでの丁寧なセミナー事務局の方の対応への感謝心まで吹っ飛んでしまいました。(そちらからの営業を受けると同業者だからって結局はシャットダウンじゃないの?)

情報共有って、本当に大切です。


しかし、今回の営業電話はコントのようなタイミングでした。



さて、昨日に引き続き吉本興業チャンネルの映像の紹介です。

今日は人材採用についての特集の映像を紹介します。




人材採用は、本当に難しいです。


人材の育成と採用については、来週、福岡県雇用能力開発機構さまから講演を依頼されていますので、学生NPOとの連携などについて少し話をしてみたいと思っています。

◎テーマ:「育成採用」で見えてきた次世代の人材戦略 ~自ら育つ人材が組織を変えていく~

◎日時:2008年10月24日(金)14:00~15:30
◎場所:福岡国際ホール(西日本新聞会館16階)
◎主催:独立行政法人 雇用・能力開発機構福岡センター
◎参加費:無料
◎詳細はこちら(PDF)
http://www.tisiki.net/pdf/081024seminar.pdf

11月の2週目に予定している「BizPassウィーク」も行政、公的機関などの後援もいただき、NPOの学生スタッフも張り切って準備をしています。



BizPASSウィーク

〇開催期間 2008年11月10日(月)~11月14日(金)
〇時間 15:00~20:30 (予定)
〇場所 ibbfukuokaビル6階会議室(中央区天神2-3-36)
  ※11月13日18:30~の講演のみ天神ビル会議室(中央区天神2-12-1)
〇参加費 500円/1日 ※事前登録により無料
〇主催 NPO法人九州学生ネットワークWAN
〇共催 ガクログ(gakulog.net)
〇後援 福岡市 福岡県(予定) 福岡県雇用能力開発機構 (予定)
〇参加企業(後援企業)
株式会社富士通九州システムエンジニアリング、パナソニックCCソフト株式会社、株式会社やまやコミュニケーションズ、株式会社三好不動産、株式会社トヨタレンタリース福岡、株式会社テクノ・カルチャー・システム、株式会社福岡CSK、西日本鉄道株式会社 他  


Posted by 森戸裕一 at 17:45Comments(0)雑感

2008年10月15日

出張の連続

東京、大阪、島根の松江、青森、函館、札幌

この2週間ほどは出張、出張の連続でした。

福岡は、福岡空港が近いので福岡を基点とした出張は楽なんですが、他の都市にいくと空港が離れていることも多いので時間が読めなくて全体的に間延びしたようなスケジュールになることもあります。

あと、空港までバスでの移動になると渋滞などのことも予測しておかないといけないので、やはりちょっと気をつかって疲れることも多いように感じます。

時間には余裕を持って動くと今度は空港などで大幅に時間が余ったりします。

そのような時には、読書をすることが多いのですが、移動が続くと本の数が増えてくるのでバッグが重くなってきます。

やはりキャスター付のバックじゃないと、腰を痛めそうです。



話は変わりますが、吉本興業さんのyoutubeチャンネルで、ワークスアプリケーションさんのインターンシップが特集されていました。



問題解決能力発掘インターンシップ

興味がある方はごらんになってください。
  

Posted by 森戸裕一 at 18:01Comments(0)出張

2008年10月14日

組織として働く力を身につける

最近の学生は社会のために何か役に立ちたいという意識が強くなっているように感じます。

企業の人事担当者などとお話をしても、昨今の企業の社会貢献度アップ(CSR)への取り組みが進んできたせいか、社会貢献などの意識が高い学生は採用したいという声も聞きます。

そのような企業や学生の意識の変化の中で、就職活動を行っている学生に私が伝えているのは、個人の意識として社会に対して貢献したいと考えることも重要であるが、組織だって社会貢献の価値増大に取り組んでみないかということです。

個人でボランティアなどに取り組んでいる学生の話を聞くと、社会で働いた経験が少ないせいか、自分はこれだけ人のために社会のために働いているというアピールが強すぎるようにも感じます。

自分を犠牲にしてここまで頑張っているのに何で評価されないのか?

と主張されているようにも感じます。

これを就職活動の面接でプレゼンされても、組織では働けない人のように感じてしまいます。

学生時代に組織として社会に貢献できる活動をしてきた、その中で、どのような役割を担ってきたということをきちんと話せる人材を企業は探しています。

当社が支援しているNPO法人九州学生ネットワークWANでは、11月の2週目に福岡市などの後援をうけてイベントを行います。

学生が自ら企画して、動いて、就職活動を行っている学生などに対しての情報提供を行うイベントです。



NPOの学生スタッフや九州の就職活動生のために働きたいという学生ボランティアスタッフが企画・運営を担当しています。



先日、居酒屋甲子園という、全国の居酒屋さん770店舗のTOPを決めるイベントに5000人の来場者を集めた居酒屋てっぺんの大嶋社長の講演などもプログラムに入っています。



居酒屋甲子園2008は、熊本の「HIRO海」に決定!


てっぺんの大嶋社長の講演は、11月13日(木)18:30-20:30にプログラムされています。



申込みは、すでに始まっています。

http://www.kg-wan.net/event_form_bizpass_e.html

社会人の方で大嶋社長の講演に参加されたい方は、エントリーフォームの学校名のところに会社名を書いて申し込みください。(社会人枠は限られているので申込みをお受けできない場合もあります)

  


Posted by 森戸裕一 at 05:34Comments(0)地域貢献

2008年10月13日

次世代を担うリーダー候補とのコミュニケーション

昨日は、日本経済新聞社さんの学生向けセミナーで話をさせていただきました。

有料セミナーで日曜日にも関わらず、多くの学生さんが参加してくれていました。

私自身も話をしていて、非常に優秀な学生さんが九州にもいるもんだと感心しながら話をさせていただきました。

その中で、何人かの学生さんから感想メールをいただいたのですが、一部を紹介します。

***

On Sun, 12 Oct 2008 22:01:26 +0900
<*********@***.kyutech.ac.jp> さまのメールを引用します:
>ナレッジネットワーク株式会社
>代表取締役
>森戸 裕一 様
>
>本日は大変貴重な講演をありがとうございました。
>九州工業大学の〇〇です。
>
>これから就職活動を始めるにあたり、
>森戸様の話には自分にとっての新しい気付き・新しい側面が見出せました。
>
>私は楽しく働くことを願っており、そのためには
>1.楽しいことを仕事にする(先見的)
>2.仕事を楽しくする(後天的)
>だと私は考えていますが、
>
>森戸様自身は今の仕事を
>1.どう感じ
>2.どういったモチベーション
>で行っているのか。
>
>今回のセミナー終了後、自分の中で振り返りを行った中で
>気になった点でしたのでご質問という形をとらせていただきました。
>
>森戸様自身お忙しい中、私達就職活動生に対してお時間を割いていただき、
>誠にありがとうございました。
>


このメールに対しての返信は、

九州工業大学 〇〇さん

昨日の日本経済新聞社のセミナーはお疲れ様でした。
メールありがとうございます。

私は社会人になって以来、社会における自分の役割というものを常に意識して仕事をしてきました。

会社という枠組みの中で働いていた時には、会社の同僚やお客さまの期待に応えるということを第一に考え、行動し、期待に応えることができたときに最大の喜びを感じていました。

金銭的に余裕ができる、自分の行動が評価されて昇格するなどのこともモチベーションにはつながるものでしょうが、それらは周囲の期待に応えて評価された結果でしかなく、純粋に周囲から期待される人材になることをのぞんできたというのが正直なところです。

7年ほど前に当時勤めていた会社を卒業させていただき、現在の会社を創業しました。ただ、仕事に対しての基本的なスタンスは変わっていないと考えています。ITを基盤としたサービス提供会社の枠を超えて、情報を活用した知識資産の創造という次世代社会におけるヒトの活動の根幹にかかわる仕事を行いたいということで、前職時代の社長とも活動の幅を広げたいということで話をして了承してもらいました。

ですので、当社の社名はナレッジネットワークという名前にしています。人間というコンピュータをも上回る知識資産を創造できる動物の知恵をネットワークして何が生まれるのかを見てみたい、それを支援したいということで、学生から企業人、シニア世代まで人間の活動に関わって仕事をしています。

どういう感じで仕事をしているか?というと、ネットワークのハブのような感じです。(ハブ=HUB)

普段がつながることがないコミュニティや個人が、私や私の会社が存在することでつながって、そこでシンパシーを感じ、価値創造できれば、私が生きている、当社が存在している意味があるのではないかと思っています。

モチベーションは、存在する意味を感じるということです。

人は誰でも自分の存在を認めてもらいたいと思っています。

ただ、何も努力せずに認めてほしいと言っても、それを認めてくれるのは家族くらいではないかと思います。

やはり、存在を示すためには、周囲の期待を察知し、その期待に毎回応えるということを愚直に繰り返すということをやるしかないと思っています。

私は独立してから1000回以上の講演や研修を行ってきました。私たちのような小さな企業でしかも社長という肩書で仕事をしている人間は1回たりとも失敗するこは許されません。そのプレッシャーの中で仕事をしています。

失敗をするということは、期待して仕事を依頼してもらったお客さまにも迷惑をかけますし、何よりもこんな小さな会社の経営者を信じてついてきてくれている社員の期待を裏切ることになります。

やはり、それだけはできません。

皆さんのような若い人たちが、これからの情報・知識化社会の主人公になります。

自分がこの時代に生まれたという幸運、日本という豊かな国に生まれた奇跡というものを大事にして、自分の人生を謳歌してください。

知識が豊富で、行動ができるリーダー予備軍と呼ばれる人間は社会的な仕事をおこなって多くの人を幸せにするという宿命を背負っているのではないかと私は考えています。

他人の利益が自分の利益と思える見識を持つと本当に生きていくことが楽しく、幸せに感じることができます。

就職活動というのは、そのような見識を持つための第一歩になります。

がんばってください。
--
ナレッジネットワーク株式会社
代表取締役 森戸裕一
http://www.tisiki.net


学生さんとのコミュニケーションでも自分を振り返ることができます。  

Posted by 森戸裕一 at 19:27Comments(0)人材育成

2008年10月12日

自分しか見えない恐怖

自分しか見えなくなると、心のバランスを崩すと聞きます。

先日、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」に東京大学の政治学の先生である姜尚中さんが出演されていました。

http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20080930.html

その中で、江戸川乱歩の「鏡地獄」の引用がありました。

鏡でできた球体に入ると自分しか見えないので、自分という存在がどんどん肥大化していくという話でした。

実際のイメージは、

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~nagatani/SphereInside/

ような説明や、



ようなCGでのシミュレーションのような説明もあります。

自分に言動にまわりがどのように反応するかだけで物事を考えていると、やはり辛い生き方になっていくのではないかということは想定できます。

自分は一生懸命に働いているのに誰もみとめてくれない
自分はここまで相手のことを思っているのに相手はそう感じてくれない
自分は・・・
自分は・・・

相手はどのような期待をしているのか?

ということを考える余裕があると、その鏡地獄から解放されると思います。  


Posted by 森戸裕一 at 11:33Comments(0)雑感

2008年10月11日

蛙の子は蛙

指示を出したら「やらされ感」を感じるのでモチベーションが上がらない

自分たちでやらせたら経験がないので「成果」が出せない

まかせていたら根気がないので「継続」できない


若年労働者を雇用した企業の方々からお聞きする声です。

プライドが高いのやら、わがままなのやら、小心者なのやら、よくわからない人たちが売り手市場と呼ばれていた就職戦線の中で企業に入り込んで組織をかき乱しているようにも感じます。

ただ、そんな人材でも「自分は甘ったるい環境の中で育ってきた」「自分の人生は自分で切り開かないといけない」という自覚を促すことで自ら考えるようになります。

その気づきを与えるのは簡単なことではないのですが、辛抱強く取り組んでいかないと結局は人材不足という根本的な問題は解決しません。

金融不況で日本も含め世界経済は大混乱していますが、実は、新しい時代に希望を持って働くということができる人材が不足しているという組織としての根本的な問題を解決することが私は第一優先ではないかと思っています。

たしかに国としては税収などの財源確保や社会保障などの支出を減少させるために、フリーターやニート対策を優先することもわかります。ただ、その人材が会社に入ってくれたときに、その人材を育てることができる人材も不足している、もともと育てるような組織になっていないなどの課題を企業は抱えています。

当社では育成採用というコンセプトのもとに、地域をあげて次世代を担う人材の育成に取り組めないか、産学官連携した人材育成が実現しないかなどを考えています。

人材というのはきちんと育ってもらうと企業にとって社会にとって大きな力になりますが、自分本位でしかモノゴトを考えることができない、ナニゴトも一生懸命に取り組めないというような人材をいったん抱えてしますと大きなロスコストが発生します。

その人材をなんとか一人前にしようと組織をあげて人材育成に取り組んでも、育ってきたら条件のいい会社に転職するなどのことがおこります。

会社というのは間違った人材を採用すると簡単には辞めさせることができないので大きなコスト抱えることになります。また、社員には辞める権利が保障されていますので育てても簡単に辞められるリスクも抱えています。

そのような中でも社員を採用しないとビジネスは成り立ちません。

人材採用や人材育成というのは、経営者の立場で考えると非常に難しい経営課題になります。

ただ、それを生業にしているので、その中でいろいろと考えながらクライアント企業への支援策を考えていかないといけません。

そのために学生団体支援などを行いながら学生の気質の変化なども見ています。

自分が一番正しいと思っている学生
自分の考えるを主張することができない学生
何事にも自信が無い学生
周りに流される学生
人と違うことをすることが自分らしさと思っている学生
モノゴトを素直に見ることができない学生

いろいろな学生がいますが、個々の学生をじっくりと見ると団塊の世代の人たちのリストラ研修をやっていたときのことを思い出します。以前、早期退職を促すための研修を行ったことがあります。その会社のために必死に頑張ってきた人たちに会社を辞めて次の人生を送ることの勇気をあたえる研修です。

この研修に参加した受講者も、今、私が指導している学生と同じような思考だったように感じます。

調子が良いときには人の内面は出てきませんが、流れが悪くなってくると人の内面は出てきます。

学生は、良いも悪いも無いので社会人からみると素直に内面が出ているようにも感じます。

ただ、その学生が社会人になって内面を隠すことだけがうまくなったら?

やはり、仕事がつまらなく感じたり、会社に出れなくなったり、転職を繰り返したりするのでしょう。

今や社会的な問題ともなっている働く意欲がわかない人たちへの対処。

親の意識を変えるか子供の意識を早い段階で変えさせるか

1000兆円に近い借金を国家として重ね、社会や人に依存して、自分は変わらなくても生きていくのが簡単な社会を作り、その社会で何も考えずに育ったら、結局、このような社会になったという実験を、日本という国で誰かが行ったのではないかとすら思うことがあります。

小さな組織で考えれば、小さな組織で働くことの喜びを感じるために、一緒に仕事をする仲間とは充実感や達成感などの楽しくなる要素をたくさん見つけ出していかないといけないのではないかと思います。

それを実現させるためには、組織ではもっとたくさんのコミュニケーションを行うというのが唯一の解決策かもしれません。

相手からのコミュニケーションを待つのではなく、自分からコミュニケーションする場を持つ

そのシチュエーションの設定をしっかりと考えて、場数を踏む、踏ませるということで少しずつ内面も変わっていくかもしれません。


以前、支援をおこなっていた会社の社員に聞いたことがあります。

もっと明るい表情で、もっと周りと積極的に話をして仕事すると楽しくなるんじゃないの?


回答は、

そんな雰囲気じゃないんですよね


そこでも、周りのせいですか・・・  

Posted by 森戸裕一 at 23:25Comments(0)人材育成

2008年10月10日

ウサギが寝ているとカメも寝ている

「負けず嫌い」というのは、何かを成し遂げるときに非常に重要な人間の性格要素になります。

他人に負けたくないのか?
自分に負けたくないのか?

外への闘志、内なる闘志のどちらでもいいですが、競技スポーツの場合に前者、ビジネスの場合には後者が大きな成果を出せるのではないかと思います。

学校で勉強をするときには、その勉強内容の理解度チェックのためにテストがあります。

その点数という面だけでも、

〇〇さんに負けたくない!

ということで、誰かに負けたくないということを自分のモチベーションにする人もいますし、

自分は満点しかとりたくない!

ということで、自分のコンフォート・ゾーン(快適レベル)を設定して、それを達成することをモチベーションにする人もいます。

いずれにしても、学校の勉強や受験のような序列がつくものを目の前に突きつけられた時に、その序列を気にしないということは何らかの言い訳を自分の中に作っているのではないかと思います。

自分は勉強ではなくスポーツで生きる
別に勉強ができなくても生きていける
もともと自分の血筋は勉強はできない

それとも、何も考えていなかったのか?

スポーツの世界でも同じようなことが言えるのではないかと思います。

競技スポーツであれば、良い成績を残すということに執念を燃やすのが普通と思います。

負けたくない、優勝したい、目立ちたい、異性にもてたい

なんでもいいですが、負けたら涙が流れるくらいの努力をしてきた成果は勝ち取ることができます。

言い訳をつくるにしても、何も考えてなかったにしろ、スポーツで勝つことに必死になっていたにしろ、ビジネスの世界で仕事を成し遂げる、成果を出すということは、今までの自分の生い立ちの中での競争の場面でどのように向き合ってきたのかということに大きく関係しているような気がします。

任せられた仕事を成し遂げることができない
途中で諦めてしまう
自分ではなく周りの環境のせいにしてしまう

というのは、怠けること、楽することに慣れてしまった習慣のようです。

自分に勝つことを忘れ、負けることに慣れてしまって完全に自暴自棄になっているという状況なのかもしれません。


ただ、大手企業や公的な機関で働いて事なかれ主義になっている人たちにしろ、中小企業や地方の企業で働いて負けることに慣れてしまっている人たちにしろ、自分に勝つことの喜びや勝ち方を知ることができれば可能性はまだまだ残っているように感じます。

たしかに世の中には本当に優秀な人がいます。

私たちからみても「とてもかなわない」と感じる人がいます。

そのような人は隙(すき)がないので、こちらが懸命に努力しても、同じかそれ以上の努力をしています。



だから、その差は一向に縮まりません。

このような特異な人と競争するのは得策ではありません。


ただ、今の時点では先行している企業にしても個人にしても普通の人たちには隙(すき)ができる瞬間がありますので、その間に懸命に努力して差を縮めるということを凡人は選択しないといけません。

ただ、多くの企業や人たちは、先行している会社や個人が休憩しているときに、同じように休憩してしまいます。(笑)

だから、ぜんぜん差が縮まりません。

もともとの能力が違うのに、追いかける側まで休憩してどうするのか!


幼少期から培われた負け癖というのはなかなか取れないのですが、成功体験を重ねることで「本当に勝ちたい」という意識や「勝たないといけない」という意識が芽生えてきます。

三流大学の学生は必要ありません。
地方大学の学生は必要ありません。

という人事担当者の人たちの言い分が理解できないという学生には、本日書いたようなことを説明しています。

その人事担当者の本音を覆すためには、学生のうちにやらないといけないことがあるのではないかということで、九州学生ネットワークWANの学生スタッフには高い目標を設定しています。

そのような高いレベルの目標に直面する経験、そしてそれを達成する成功体験を学生時代にしておくと社会に出てから自信ができます。

昨日、ノーベル賞を受賞した下川さんの、もう一つの言葉、

「苦労すればするほど人間は向上する。苦しい時代を経験したことで、難しいことから逃げないようになった」

当社の社員も、来月のイベントに向けて苦労しているようです。

考えて、考えて、考えつくしたと思ったときに、さらに考えて、はじめて人が考える以上の発想や、今まで誰もが考えなかった創造ができるようになります。

凡人がちょっと考えたくらいのレベルだったら、他の誰かが既にやっています。

お客さま以上にお客さまのことを考える

ということを実践して、出来るようになりたいと思っているのが当社の社員です。  


Posted by 森戸裕一 at 06:41Comments(0)人材育成

2008年10月09日

旺盛な知的好奇心と成功へのあくなき執着心

2日連続の「日本人がノーベル賞受賞」というニュースに日本中がわいていますが、本当に明るいニュースですね。

今週は出張WeeKですが、ホテルに2日連続で号外が入っていました。

その中で、昨日、化学賞を受賞された下村さんが、

「研究は、やり始めたらやり遂げることが大事。難しいからといって、最初からあきらめてはいけない」

と毎日新聞の取材にこたえられていました。

他のメディアからの取材にも、「自分が興味をもったものには、どんどんチャレンジして欲しいですね」と言われた後に、やはり「しかし、決して途中で諦めてはいけないです。やり遂げないといけない」と言われていました。


若手社員や学生などを指導するときにも、好奇心が大事だが、一度、手をつけたら何らかの結論がでるまで決して諦めるな(飽きるな?)と言い続けています。

今どき(?)の若い人の、

薄い興味と早い諦め

これを、

旺盛な知的好奇心と成功へのあくなき執着心

に変えるために、学生団体の支援や若手社員の教育などをやっています。




理系離れということを言われていますが、たしかに理系って知的好奇心と辛抱強さが必要なんで今の若者には向いていないかもしれません。

なんなんでしょうね。
子供のころから興味を持つものが身の回りに溢れていたので、ひとつのことに集中するということができなくなっているのかもしれません。

私から「動物くん」と呼ばれる、気まぐれな感覚で自分の興味本位でウロウロして、やれ、モチベーションだ、やれ、成功だ、と言っている人間くんが、私の周りにも増えてきました。


昨日は、ちょっと骨がある学生に大阪で会いました。
http://www.gakulog.net/10332/archives/0002802.html

動物くんか、ちゃんとした社会人予備軍なのか、ちょっと支援をしてみたいと思っています。  


Posted by 森戸裕一 at 10:45Comments(0)人材育成

2008年10月08日

質問に対しての回答

最近、学生などから質問されたことと回答を簡単に書きます。

Q.森戸さんの会社は、どのような人材を採用するのですか?

素直で腹が据わった人材です。ジタバタしないという感じです。

Q.昨年の新入社員はなぜ採用したのですか?

髪が茶髪で長かったので「中身が良いのに誤解される」と言ったら、すぐに散髪に行ったので。素直な学生でした。

Q.就職戦線で金融機関が学生に人気があるということに疑問を持つということを言われているが真意は?

親に説明しやすい業種を選んでいるだけということで、親離れしなさいという学生へのメッセージです。

Q.なぜ、学生団体をNPO化しているのですか?

仕事というものを疑似的に体験させたいためです。学生スタッフが将来どのような社会人になるか?ということもすぐにわかります。

Q.どのような職業を選択すべきですか?

その職業は誰に対して価値を提供しているのか?ということを考えてください。社会性のある職業であれば自分にも自信が持てますし、何よりつぶれません。

Q.なぜ仕事をしないといけないのですか?

今までは親が働くことを肩代わりしていたからです。本来、社会で生きさせてもらうためには働かないといけません。

Q.自分の会社の社員をどう思っていますか?

それぞれの役割の中で目の前の仕事の価値を最大化するために必死に知恵を絞って頑張っていると思っています。

Q.将来の夢は何ですか?

夢という概念はあまりありません。今の目の前のことに必死に取り組んで、その積み上げの将来的な現実が、今、質問された夢ということではないでしょうか。

Q.何を目指されているのですか?

まわりから「ありがとう」とたくさん言われることを目指しています。


  

Posted by 森戸裕一 at 12:53Comments(0)雑感

2008年10月07日

消費者メディアの動向など

地域活性化を目的としたCGM活用の全国の事例紹介などが来週末に開催されます。



第3回地域SNS全国フォーラムin佐賀(10月17・18日開催)


CGMとしてはブログやQ&Aサイト、動画共有サイトなどが元気がありそうですが、地域を限定したコミュニティということではSNSを活用した事例もたくさんあるようです。

ご興味がある方は、参加されてはいかがですか?


あと、今月は以下のような講演も担当します。

『育成採用』で見えてきた次世代の人材戦略(福岡県雇用能力開発機構:10/24)
http://www.ehdo.go.jp/fukuoka/qpc0/event/pdf/2008093001.pdf  

Posted by 森戸裕一 at 18:38Comments(0)講演

2008年10月06日

投げ出さない社員を採用する

学生団体の支援をやっていて、当たり前のことですが最近、確信を持っていることがあります。

私が支援している学生団体はNPO法人なので学生スタッフのやっていることは一般企業での仕事と同じです。ですから、学生スタッフに求めることも必然的に学生サークルよりも高いものになります。



ただ、その活動を途中で投げ出す、または力が入らなくなるという学生と最後まで力を抜かない学生では、社会に出てからの活躍度合が違うということに気づきました。当然のように自分の能力以上のことを求められると自分で努力しないと結果は出ません。そのプロセスの中で学生は成長していきます。

学生なのに、なぜ?そこまで求めるのか?

と言う言葉を学生スタッフから出る場合もありますが、会社に入ると新入社員が同じように、

私たちは、新入社員だから、そこまで求められてもできない

という言葉になります。

また、

NPO団体で活動する前と実際に入ってから考えていた活動内容と違う

ということも言われることもあります。

特に、私は

自分がやりたいことをやって満足しているのが学生で、社会人は他人がやってもらいたいこと(自分への期待)を期待以上の形で提供してはじめてお金をもらっている

ということを学生には徹底して話をします。

NPO法人なので寄付や協賛金などをいただいて活動していますが、その協賛企業が考える以上の価値を社会に提供して始めて認めてもらえますし、次年度も協賛をしていただきます。

それが最終的ま目的になります。

自分たちの活動、自分の価値を認めてもらうために、社会に対して協賛できるかどうかを問うという形になります。

学生団体の場合には卒業してからの活躍具合も報告などがありますので、最後までNPOの活動を頑張った学生とそうでない学生のその後というのが追跡できます。

企業の人事担当者と話をしていても、学生時代の学業成績やその時にどんな活動をして活躍していたかを延々と説明されても実際に仕事をさせてみないとわからないという部分があるというのは共通しています。

その中で、大きな成果を出す期待よりも、仕事の成果を出すまであきらめずに取り組むことができるか、仕事自体を成し遂げるまで集中して継続できるか、ということを問われます。

もっと言えば、優秀な社員よりも、辞めない覚悟を決めている社員が欲しいというのが実際の気持ちではないかと思います。

そのような基準であれば、当社が支援している学生NPOの学生スタッフの動きをみていると推薦できる学生もいます。

学生時代に将来の夢などを無理に持たせるよりも、今、目の前のことに集中して、夢ではなく将来の現実をつかみ取る強さをもった人材を作り出すのが当社の仕事ではないかとも思います。

会社に何をしてもらうよりも、自分が会社に何を働きかけることができるのか?

ということを真剣に考えることができる人材は貴重です。

他に依存している人材ではなく、他に働きかけることができる人材を作るために学生NPOが存在したら意味があることではないかと考えています。

この部分では、商売が下手だと自分でも思っています。

学生を本気で鍛えるなどのことをやっていてもビジネスにはなりません。(笑)

ただ、その学生が次世代を担う人材になってくれればと思って、弊社の社員も一生懸命に学生に向き合っています。


今週の末には、日本経済新聞社の学生向けセミナーで講演します。

★NIKKEIセミナーのご案内

↓↓↓↓↓
〇締切間近!! NIKKEI就職ゼミ オープンセミナー

「就活で最後に笑う人、泣いてしまう人」
~情報に敏感な学生は就活でも得をする!~

[主な内容]
就職とは一体なんだろう?
職業選択のポイントって?
東京での就職・九州での就職の意味とは?
社会で成功する人材とは?

[日時]2008年10月12日(日)13:30~15:00

[場所]日本経済新聞社 西部支社 6Fセミナーホール
http://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/company/popup_outline_west.html

詳細、お申込はこちらからどうぞ!
http://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.cgi?ID=1925  


Posted by 森戸裕一 at 13:56Comments(0)人材採用

2008年10月05日

難しい仕事は競合も少なく、達成感も高い

私がビジネスとプライベートで接している人たちは年齢の幅は非常に広いです。

下は学生NPOの支援から、上はシニアネットの支援まで行っています。

年齢の幅が広い人と付き合うのは疲れるのか?

私にとって多様な価値観の人たちとのお付き合いは非常に新鮮ですし、自分の人間としての幅を拡げてくれると感じています。

一般的に、人は自分に似た人間と付き合うことが多いようです。

また、家族も核家族化して世代間のコミュニケーションは狭くなっているように感じます。

自分と価値観が合わない人と付き合うことを避ける中で、自分の中の多様性という可能性を失っているようにも感じます。


当社は企業にとっての人材、社会にとっての人材をどのように育てていくのかということを真剣に考えています。

人材の採用支援

人材を育成する組織のレベルアップ

人材の育成プログラムの提供

人材のモチベーションアップ

そして、これらの課題を解決するための仕組みの力を最大化するために情報の活用を中心に置こうとしています。


様々な組織の方々とお話をしていると、なんでこんなに頑なな考え方になってしまったのだろう?と感じることもあります。その人が社会に出て、どのような環境で仕事をしてきたのか、どのような教育を受けてきたのか、どのようなことを感じているのか、そしてどのようになろうとしているのかを考えています。

行政機関の支援、ちょっと組織力が低下している企業の再生支援、伸び盛りの企業の支援、販売戦略に迷いが生じている企業の支援、それぞれの組織には様々な問題が潜んでいます。

その問題は、すべてその組織を構成している人の行動や思考に起因しています。

じっくりと話を聞くことも重要ですし、ちょっと揺り動かすことも重要です。

ただ、簡単な仕事ではないというのは本当です。


他人が見るとどうしようもないと思われるような問題を解決してこそ、本当の喜びは生まれる。

簡単なことだけ取り組んでいると、すぐに仕事に飽きます。

難しいことにチャレンジすることを楽しいと思える人たちを見つけ出し、一緒に問題解決にあたるというのが一番の近道であり、一番の充実感を感じることです。



当社の社員もいろいろな問題を抱えて仕事に取り組んでいます。

ただ、それを楽しく感じることができるようにもなってきています。  


Posted by 森戸裕一 at 21:28Comments(0)ビジネススキル

2008年10月04日

自分が創る世界は楽しい

天動説が信じられていた時代に地動説を唱えるのには勇気がいることだったと思います。

コペルニクスは何を考えて異説を唱えただろうか?

人とは違う自説を唱えることを躊躇う人も多い中で、自説を主張するのはパワーが要ります。


私は旅行が好きなので海外旅行などにも行ったりしますが、旅行から帰ってきて海外での思い出などを振り返るときに自分がどう感じたか?ということが思い出の中心になっているということに気づきます。

パリに行っても、ニューヨークに行っても、上海に行っても、自分が行動した範囲内での思い出しかありません。

世界のことを知ろうと思ってあちらこちらを旅しても、自分とその周りの関係性でしか世界を語ることができません。

そう思って、他人の旅行記やエッセイなども読んだり、ドキュメンタリーなどを見たりしますが、その文章から自分がどう感じたかということしか説明がつきません。

結局、人生は自分と周囲との関係性でしか表現できないということになります。

ということは、自分中心に世界は動いているという表現も間違いではないと感じたりもします。
それぞれの人にとって世界というのは見える範囲というのは納得いきます。

その見える範囲で自分に何ができるのかということを考えないといけません。

自己中心的に動こうということではなく、周囲に自分を合わせるだけでなく、自分の行動で周囲に反応を促すということも重要だということを考えたりします。


7年前に独立して、日本中を講演してまわり、それなりに地域特性なども理解して、その中で地域の活性化などのお手伝いできないかと考えていますが、当然のように様々な摩擦が起きてしまいます。ヨソモノである私が地域や職場に急に入ってきても違和感を感じるだけで、その違和感を解消することに大きなパワーが必要になります。

ただ、その違和感すらも自分で発生させていることなので、それをありのまま受け入れるという姿勢ができると、ずっと摩擦は少なく感じます。


日本中をまわっていると本当にいろいろなことに出くわしますが、それは自分が率先して出て行っているという行動から生まれている訳なので、自分の行動で周囲に反応を促しているということです。

天動説でもなく、地動説でもなく  自動説

自分が動いて世界をつくる

その世界が楽しく感じるのか、つまらなく感じるのか

動き方にも左右されそうですが、自分が作っているという自覚があると楽しそうです。

他人の作ったレールののったり、世界で生きたりするのは楽しくないのか?

そんなことはないと思います。

そのレールの上や世界の中でも自分の世界は作れます。  


Posted by 森戸裕一 at 23:58Comments(0)地域貢献

2008年10月03日

学生による学生のための講座

昨日は、NPO法人九州学生ネットワークWANのCANPASSスクールが開催されました。

第1回は、「あなたが変わる!就職活動」ということで、就職活動を通じて何を得るのか?というテーマで学生スタッフの皆が自分たちの力で講座内容を考えて実施しました。









詳細は ⇒ http://ameblo.jp/canpass/entry-10146650458.html


このような学生の姿を見ていると、昨日の投稿のようなことは杞憂のような気もします。
WANの学生スタッフの皆さん、がんばってください。

研修室のキャパシティを超えてるような申込みが入っているようですが、大丈夫かな?



その講座が福岡で実施されている時、私は札幌に入っていました。

今日は、研修、がんばります。  


Posted by 森戸裕一 at 07:57Comments(0)人材採用

2008年10月02日

オアシス運動ってご存知ですか?

私が小学校の頃にオアシス運動というのがありました。

オ「おはようございます」
ア「ありがとうございます」
シ「失礼します(失礼しました)」
ス「すみません(すみませんでした)」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%B9%E9%81%8B%E5%8B%95

これが自然に出てこない若者が増えています。

学生団体の支援をしていても、約束を守らない、連絡をしない、動かない、気が利かないというのは仕方ないですが、その結果に対して謝ることができない学生が増えています。

学生だけかと思えば、若手社員もできないのが増えています。

親の躾といえばそこまでですが、どうなっているのでしょうか。


相手のことを考えると自然に出る言葉が出ないというのは何か大きな問題を抱えているのではないかとも感じます。

自分が成長したい

という気持ちが強すぎると、そのようなことになってしまうのかもしれません。


本当に日本は大丈夫だろうか?  

Posted by 森戸裕一 at 13:00Comments(0)人材育成