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2009年01月23日

寿命を伸ばすためには退屈な仕事をする

今日は、社員の個人面談を1日かけておこないました。

個人の成長目標を確認して、その中で会社として場を提供できる部分を創ってあげることができないかというのが目的です。

1日の多くの時間を過ごす会社で社員は人間的にも社会人としても成長していくわけですが、その場創りについてはいろいろな知恵を働かせていく必要があると感じています。

会社の方針に社員は合わせるべきだという考え方もあるでしょうが、会社というのは社員の集まりでしかないというのが私の考え方なので、会社の雰囲気が悪ければそれは社員個々の問題ですし、業績が悪いのも社員全員で考えて対策を講じていかないといけないのではないかと思っています。これが中小企業の基本的なスタンスではないかと思います。

高度経済成長期のように景気は拡大していくものというのが前提の時代と、成熟期を迎えた時代とのマネジメントは大きく変わってきます。

組織マネジメントの答えは個々の社員の中にあり、その社員がお互いの成長を望んで助け合う中で組織の力は醸成されていきますし、自分の力以上の成果を出すことで更に高みを望み始めます。


デール・カーネギーの著書である「人を動かす」の中で、人を動かす三原則というものが紹介されています。



人を動かす
単行本: 346ページ
出版社: 創元社; 新装版版
ISBN-10: 4422100513
ISBN-13: 978-4422100517
発売日: 1999/10


書籍は「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」「人を説得する十二原則」「人を変える九原則」の四部構成です。
付録として「幸福な家庭をつくる七原則」も付けられています。


〇人を動かす三原則

1.盗人にも五分の理を認める(他人の批判、非難は何の利益にもならない)
2.重要間を持たせる(他人に評価を与えるときには率直で誠実な評価を与える)
3.人の立場に身を置く(人は自分の意思でしか動かない)

この人を動かす三原則に対しての書評は、
http://d.hatena.ne.jp/hmiyaza1/20070411/1176222242
こちらのhmiyaza1さんのブログに書いてあった内容が一番わかりやすいように感じました。

わたしはイチゴミルクが大好物だが、魚は、どういうわけかミミズが好物だ。だから魚釣りをする場合、自分の好物のことは考えず、魚の好物のことを考える。イチゴミルクをえさに使わず、ミミズを針につけて魚の前に差し出し、「ひとつ、いかが」とやる。


当社の社員には、充実した人生をおくってもらいたいと思っています。
そのために、会社という場で、どのような気づきを得て、どのような成長をして、最終的には自分の人生において何を成し遂げるのかということを真剣に考えてもらいたいと思っています。

アインシュタインは相対性理論の中で「楽しい時間は短く感じ、嫌な時間は永遠のように感じる」と言っています。

会社で嫌な時間を過ごすと寿命は長く感じるかもしれませんが無意味な人生になるかもしれません。  

Posted by 森戸裕一 at 23:28Comments(0)ビジネススキル