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2009年01月26日

楽しいイメージを共有することからはじめる

今日、北海道に入りました。

週末は九州も積雪があるくらいの気温でしたが、北海道の寒さは九州の一時的な寒さとは違い底冷えという言葉がピッタリするような感じです。

到着して、すぐにクライアント企業を訪問して新規事業のミーティングをリーダーを交えての事業プランの説明などを経て、夜は社長をはじめ経営陣と一緒にお食事に行きました。

経営陣の思いをリーダークラスに伝えて、それをリーダーの口からメンバーに伝える。

その思い(理念、戦略など)を理解するのにも、それなりのスキルが必要になりますし、その自分が理解できたことをメンバーに伝える(理解させる)のにもスキルが必要になります。

組織に戦略を根付かせて、個々の社員が自分の考えではなく、組織が目指している事業目的を理解してそこに自分の付加価値を加えて行動する

口で言うのは簡単ですが、これにはちょっと手間がかかります。

伝達する情報(コンテンツ)のわかりやすさ、伝達経路(レポートラインやWGなどの戦略コミュニティ)の選定、情報を得た後の個々の社員の行動イメージなどをきちんと理解させておかないと優れた戦略も組織に浸透しなければ意味がありません。

情報化時代から知識化時代への変革期を迎えて、これらのことをどのようにして実行するかということを真剣に考えている企業は次世代でも生き残る企業になると考えています。

その知識化時代の情報マネジメントの後は?

ということになると、知恵の世界になりますが、そこは人間本来の感情の部分をくすぐるマネジメントを考えないといけない時代になると思います。

情報過多で情報処理に疲弊した我々は、次の世代では楽しいことをやりたいと切に願うようになります。

楽しいことをイメージして、今の自分の目の前の仕事を「楽しい方向にもっていこう」という人間本来の欲の部分を意識した組織マネジメントと情報マネジメントをミックスするような形を、今、考えています。

誰しも成功したいと思っています。
誰しも認められたいと思っています。

しかし、成功のイメージや他人に認められる場面のイメージが目の前にあるリアルな情報に比べて乏しい中で、「どうせ自分は・・・」というマイナスのイメージが先行してしまっているようです。

仕事は楽しいというイメージを可視化して、それを共有していく手法が情報システムを使って人を動かすトレンドになるでしょう。

仕事は楽しい というイメージが共有でき、その楽しいイメージに関する共通言語を常に使って仕事をすることで組織は活性化していきます。


難しいですね
それ苦手なんですよ
やれればいいですね

などの言葉が横行しない組織を作ることが最優先で、それがクリアできれば次は夢のある戦略をインストールする段階に入ります。

オンリーワンの会社を創る

というのは、自分の会社もそうですが、組織改善や営業支援をしている会社に目指してもらいたいことです。

どの領域で、どの商品でなどを考えることも必要ですが、その領域で一番になったり、商品を販売するイメージは楽しいですか?

ということが一番考えないといけないことではないかと思います。  

Posted by 森戸裕一 at 23:59Comments(0)組織改善