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2009年03月06日

ダブルヘッダー講演

今日は、午前中は飯塚の九州工業大学でキャリア関連の講演をして、午後からは佐賀の中小企業団体中央会の青年部会で講演でした。

午前中の学生には、商業主義的な就職市場の考えが蔓延っているので焦燥感やあきらめ感が学生の間にあるように感じるが、自分の将来をきちんと見据えてたくさんの人たちに会って話をして自分の将来像をイメージしてほしいということを話しました。



大学3年の時期にある程度の進路(会社、業界)選択をしないといけない状況にしている現状はやはり行き過ぎている感を持ってしまいます。

新卒学生を焦って就職をさせて、その幼い選択をミスマッチと呼んで転職市場で再度、人材紹介でひと儲けするという、言いすぎかもしれませんが総理風に言うと「さもしい」ビジネスが蔓延っているこの国の将来に不安を感じています。


午後からは中小企業の後継者の方々への講演でした。

最前列から受講者が座っていく気持ちいい雰囲気で開始されました。

印刷業、製造業、木工、食品など様々な業種の方々が参加されていました。

100年に1度の変革の時期に変化できないと、中小企業どころか停滞企業、衰退企業、廃業ということになるということを話の軸にして、時代の変化、消費者動向、若者の意識の変化、人材育成、情報化の本質などを話しました。

佐賀という地域資源が豊富な地域は次世代では主役になれる可能性を秘めています。
ただし、佐賀に住んでいる人がその可能性を信じていませんし、佐賀のような地区に台頭してもらうと困る周辺地域のやっかみがこの地区の再生の可能性を潰しています。

講演での啓蒙や行政も巻き込んだ地域再生支援がどこくらいの効力があるかはわかりませんが、支援者まで地域の可能性を信じることができなくなると本当にダメになってしまいます。

微力ながらITでレバレッジを効かせて支援をしてみます。


講演の後には懇親会も準備していただき、参加者の皆さんとも歓談できました。

参加者の、マルヨ醤油の末吉さんがブログに感想などを書かれています。

http://yoshizue.sagafan.jp/


月曜日も行政施策としての情報化支援の打ち合わせで佐賀に出張です。  

Posted by 森戸裕一 at 23:59Comments(0)講演