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2009年03月15日

パクる技術の高さと著作権を尊重する姿勢

考えて生きる、考えずに生きる

「考える」という言葉のイメージが人によって大きく異なる時代になってきました。


考えるという行為のイメージが、

未来に向かっているイメージか?
過去に向いているイメージか?

未来に向かっているのであれば、創造的に考えているのでしょうが、過去に向かっているのであれば、それは悩んでいるという言葉になるのではないかと思います。

発想力がある、創造力がある人間は、自分の興味が無いものまで見ています。

見ているのであれば興味が無いという言葉自体に矛盾がありますが、創造性がある人たちは、自分の業界以外のことにもアンテナをはっていますし、その他業界でおきているトレンドも自分の業界に取り入れようとしたりします。


東京の人間と地方の人間のビジネス創造のプロセスの違いは、本当の創造力の違いもありますが、インスパイアされる情報量の違いというものもあるのではないかと思うこともあります。

インターネットなどで情報を得ることもできますが、その情報はあくまでもプル型なので、テレビなどのプッシュ型に慣れてしまった地方の人間は、なかなかプル型での情報収集に馴染みません。

では、東京は?というと、周囲の人間にプルがうまい人間がいますので、その人間に感化された人間がまた周囲に情報を伝播させます。そのような人間が媒体になって情報を伝達させていきます。

ただ、その情報伝達の中で、情報をちょっと加工したり、他業種に引っ張っていくことがうまい人たちがビジネスがうまいと言われています。

スピード勝負と言われる時代に、そのような「パクる」技術も重要なビジネススキルになってきているように感じます。

当然、知的財産権などについては尊重しての話です。

お客さまの期待に応えるために品質の良いサービスを提供する、しかもスピーディな対応をする。

品質と納期という一見、矛盾した要求にこたえるのがビジネスプロフェッショナルであり、そのどちらが欠如してもお客さまは不満に思ってしまいます。

競合他社との価格競争、業界で定石と言われているような形での営業・提案などを繰り返すだけでは組織が疲弊してきます。

競合他社がうまれないような土俵にお客さまをお誘いして、そこでロイヤルカスタマー化していくということがこれからのビジネスに必要なことになります。

異業種などであっても興味を持ち、そこで成功しているビジネスなどがあれば、その成功要因などを分析して自社のビジネスに生かすなどのアンテナの高さと発想の柔軟性が新しい市場をつくりだします。  

Posted by 森戸裕一 at 23:41Comments(0)ビジネススキル