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2009年03月27日

リーダーというのはサポーターである

昨日は、某企業でリーダー研修を行いました。

この企業のリーダー研修は月に1度のペースで半年間にわたってやってきました。

リーダーというのは、まず自分はリーダーということを自覚してもらわないといけません。そしてリーダーの役割というものを正しく認識して、知識を習得して、それを実践するという流れになります。


これは、仕事を行う一連の流れと一緒なんですが、

仕事の全体像をつかむ(抽象化) ⇒ リーダーとして自覚する

仕事の流れをつかむ(論理化) ⇒ リーダーの役割を認識する

仕事の達成イメージをもつ(仮説化) ⇒ リーダーとしての行動イメージを認識する


のように話をしています。


リーダーとして自覚するという部分に関しては、会社からの任命、指名というものもありますが、自分で自覚して行動するという選択もあります。自分には部下がいない、自分は会社から指名されていないということではなく、地位ではなく意識レベルでリーダーとしての立ち振る舞いができるように最初は意識づけました。

リーダーの役割という部分に関しては、従来タイプ(野球で言えば星野監督のようなタイプ)の親分肌でなくても、次世代タイプ(野球で言えば原監督のようなタイプ)の調整・共感タイプ、フォロワータイプでも良いということをしっかりと説明しました。自分の上司が従来タイプだったら自分もそうならないといけないという意識があるようにですが、上司はあくまでも部下のサポートをして部下のポテンシャルを引き出すのに徹するという意識で仕事をするという話をしています。

そのような流れの中で、実際に自分が目指すリーダー像を明確にして日々の仕事の中で実践していくということを最後の2ケ月ほどでやってきました。


リーダーというのは、偉いわけではなく部下をマネジメントすることで仕事の結果を出すことができる人を指すということを十分に学んでもらえたと思います。リーダーが自分のことで精いっぱいということでは困ります。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:58Comments(0)人材育成