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2009年05月18日

指示の本質を理解させる

新型インフルエンザが関西を中心に猛威をふるっていますが、普段、何気なく生活している場所でもウイルスが蔓延していると考えると緊張感がはしります。

人前で講演などをしていることが多いので、人一倍、流行性の病気には気を使う必要があります。

そんな中で、インフルエンザなどが大流行になってしまう危険性があるということで休校になっている学校の生徒が「家にいても暇なんで」ということでカラオケボックスなどに友人と集まって列をなしていたというニュースなどが流れていますが、なんで休校なのかという真意がきちんと伝わっていないんだなと感じました。

会社の中でも社員や部下に指示を出して、相手も聞いて行動するのですが、どうも真意が伝わらなかったようでイメージと違う行動をするということがあります。

この場合には、相手が悪い訳でなく、こちらの伝え方を変えるしかありません。

相手にきちんと理解しろと言ったところで、理解するというイメージを相手が持てる訳がありません。


強制的に相手を動かそうとしても強制力を行使した場合には積極的な動きには決してなりません。

仕事の場合には、積極的ではない動きでは付加価値を生み出すことはできません。

主体的に自分から動きだすということを引き出さないと、やっつけ仕事にしかなりません。

ここが部下などに指示を出すときの難しさです。

指示の背景や本質を理解させた上で、自分が主体的に行うのが仕事であって、強制力などが働いてやらせているのは作業にしかなっていないということも学生などには話をします。


頭ではわかっているのですが、ついつい「イラッ!」として強制力を出してしまうというのは、私にもあることなので注意しないといけないと思っています。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:56Comments(0)ビジネススキル