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2009年06月16日

ナレッジネットワークという会社の価値について

他社の営業支援の仕事を行う際には、その組織が正解と考えている施策を疑うということからはじめます。

お客さまへのアプローチの方法、お客さまへの自社価値の説明、お客さまとの信頼関係の構築からリピート化への流れのつくりかたなど、成長経済の中で培われたノウハウが成熟経済では通用しないということが多くなってきました。

高度経済成長期などの成長経済における模範は先進国である米国であったり、大きな実績を上げた会社の先輩であったりしたので前例を踏襲するという方法である程度は成長軌跡を描くことができたのですが、成熟経済においては右肩上がりの経済という『前例踏襲』の前提となる基盤が崩れてしまっています。

成熟経済を生き抜く人材の育成の考え方、成熟経済という複雑系の社会における情報化のあり方などの講演依頼が増えていますが、その中で営業という仕事の意味はどのように変化していくのかなどを考えながら営業組織の再構築の仕事を行っています。

この再構築という考え方は営業組織の再生だけでなく、社会の様々な既存の要素を組み合わせて新しい価値を創造するという当社(ナレッジネットワーク)の存在意義になる理念からくるものになりますので、社会という広いフィールドでの課題解決、会社という狭いフィールドにおける課題解決などの手順の基本的な考え方になります。

価値と価値をつなげて新しい価値を創る

既存の価値の目利きと常識を超えた連携を実現させることで世の中にサプライズを与えることができるというのは突出した能力を持っていなくても誰でもできることです。

0(ゼロ)から1(イチ)を創るのは突出した能力が必要になります。

誰にでもできることではありません。

ただ、1(イチ)と言えるもの(一人前の価値があるもの)を見つけてきて、他の1(イチ)と呼べるものをつなげることで2(ニ)以上の価値を創ることができれば、以上の部分が新たな価値創造ということになります。

これだったら誰でもできるのではないでしょうか?

ただ、1(イチ)という価値の発見と、加算という誰しも当たり前と感じる方法論を『目から鱗』的に提示して愚直に推進することが複雑系の社会での解の求め方になってきています。

1(イチ)を発見する時にマイニングツールを使う、加算するときにBIツールを使うなど、ちょっとだけITっぽい話をしていくと情報の利活用の話に納得性を加味することもできます。


常識人と呼ばれる方々には理解してもらいづらい価値創造のプロセスですが、王道はこちらに移ってきています。


社員の皆さんも頑張ってついてきてください。



  

Posted by 森戸裕一 at 06:20Comments(0)ビジネススキル