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2009年10月30日

ベンチャー企業という言葉で思うこと

先週から、福岡県が企画・運営しているアジアンビート(http://asianbeat.com)で、博多織と吉田カバンでのコラボレーションバックが販売されています。

朝日新聞でも紹介されています。
http://www.asahi.com/shopping/news/SEB200910270008.html


組み合わせる

というのは簡単ですが、組み合わせた結果、シナジーを生み出す組み合わせを考えるのがセンスだと思います。

この博多織と吉田カバンの組み合わせは市場からどのような反応をもらえるのか楽しみです。

昨日の西南学院大学での講義でも情報を得るのは簡単だが、その得た情報を組み合わせて価値を生み出すというのは簡単ではなく日々の努力(思考)の積み重ねでできるようになるという話をしました。



話は変わりますが、

今日、会社にベンチャー通信(http://www.v-tsushin.jp/)が届いていました。



最近、地方ではベンチャー企業という言葉もなかなか聞く機会が少なくなってきましたが、元気に頑張ろうとしている企業が紹介されています。

ちょっと気になるのは、起業した人たちのプロフィールで「営業系の会社でトップの成績を取り起業した」というのが多いことです。

事実なんでしょうが、一時期、リクルート出身の起業家などが「リクルートで社内MVPを取った」というプロフィールが多くて「リクルートって全社員にMVPを発行しているのか?(笑)」と思ったのを思い出します。

ただ、普通の会社の中で営業成績などでトップを取るくらいの力がないと自分で会社を立ち上げることなどできないのは理解できます。


サラリーマンが向いていないと言い、成果がでないのを周囲のメンバーや会社のせいにして、会社からドロップアウトして起業したいと相談されても、そのような人にどのような人がついていきたいと思うのか?と私は思います。

社員はどのようにして採用して継続して働いてもらうのか、お客さんからどのようにして信頼してもらうのか、サラリーマンとしてできなかったことが起業して会社をつくった瞬間にできるようになるとも思えません。

このような環境になれば私はできます。

というのであれば、サラリーマンのときでも覚悟を決めればできたはずではないだろうか?と感じます。


営業成績でトップを取り続けるという大変なことで、その社員はやはり覚悟ができています。


自分を責めることなく、周囲のせいにもせずに、社会に最大限の価値を提供する手段として自分の行動を冷静に振り返り反省して行動を改善できるベンチャー企業の経営者が増えてくるのは歓迎です。



現在、学生NPOの活動も佳境を迎えています。

http://kg-wan.net/bizpass/BizPASS_info.pdf



頭の回転をフルにしないと全体の動きを把握できません。自分たちの満足レベルを超えないとそのイベントに関わる参加者は満足してくれません。

逃げる癖をつけてしまうか、チャレンジする癖がつくのか、この1ケ月くらいが勝負になります。

彼らが次世代のリーダーとして社会を引っ張っていくことを期待しています。




  

Posted by 森戸裕一 at 09:10Comments(0)就職観