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2009年11月29日

急速な円高とグローバル社会での生き方

日本では「事業仕訳け」で税金の使われ方の検証がなされ、世界ではドバイショックによる金融不安、その流れで日本は急速な円高、フラット化、ボーダレス化する世界で日本はどのような舵取りをしていくのでしょうか?

先日、大学のキャリアガイダンスで、

「ボーダレス社会となりBricsなどの新興国が経済競争力をつけてきた今、日本の企業経営者はどのような舵取りをすべきなのか?」




というニュアンスの質問を学生からされました。

私の回答は、

「相対的な比較を国や組織で行う時代は終わっていて、自国や自社がどれくらいユニークな戦略を持って社会にその存在感を示すことができるかということが重要ではないか」

ということだったのですが、

学生から、

「そのようなことを言っても、昔は米国が日本を脅威と感じたように時代の流れの中で新興国が先進国を追い越していく歴史は繰り返されるのではないか?」

という追加質問が出てきました。

「(で、その質問の期待回答は?とかんじつつ)悲観的な考えを持つことでは何も良いことはなく、不景気という感じ方も、日本悲観論も自分たちの気持ちの問題であって、自国や自社、自分がどのようにありたいという考え方を持つことが重要であり、ネットワークの作り方も従来のコミュニティだけでなくグローバルな連携というものも新たに考えることもできるようになってきている。だから時代は繰り返されないかもししれない。その可能性を信じるのであれば、評論家的にならずに行動すべきではないか」

という主旨の回答をしました。




どちらがすごいか?

ということで競争するのではなく、


どちらもすごい

ということで共生することを考えるのが次の世代であります。


オープンマインドで連携することを考える時代となり、視野を広げて自社の事業領域を見据えてターゲットとなる市場を選択する時代になりました。

そのような企業が日本に増えてくれば日本全体も元気になるのではないでしょうか。



  

Posted by 森戸裕一 at 08:59Comments(0)雑感