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2010年02月28日

困難を極め、目の前が暗くなり、あきらめそうになるが・・・

新しい道を切り拓く

という仕事は困難を極めます。


人が進んだ道、人が切り拓いた道

であれば、その仕事のイメージを持つことができますが、


誰も選択しなかった道

もしくは、

環境の変化で生まれた道


などの場合には、新入社員が仕事を覚えるプロセスと一緒で試行錯誤の連続になります。


当社の仕事のほとんどは、他社とは競合しない領域で勝負をしようとしています。

仕事を創る

という発想は、私が得意なのでいろいろと発想していきますが、それを実行していく社員は大変です。

私ができる分は私が全国を飛び回って対応しますが、その私ができることなど時間的な制限もあり限られています。

だから、社員にも私が全国で評価されている価値を自分たちで形にしてもらいたいと思っています。



競合する他社と価格や品質で競い合う

という仕事も大変ですが、


誰もチャレンジしたことない、普通の人だったら最初から『無理』と思ってしまうような仕事にチャレンジするのは楽しいですが厳しい仕事になります。


ただ、仕事がただの仕事になるのか、後世まで人々の印象に遺る仕事になるのかは、その仕事の独自性や創造性に依存するように感じます。


人材採用

人材育成

情報化支援

売上拡大


いろいろな既存のビジネス領域で新しい発想でのビジネスを仕掛けています。


当社の社員の能力は決して低くないと思います。
あとは、ビジンスとして成り立たせるために、その新しいことに即座に適応する能力をさらに引き上げることを期待しています。


困難を極めたときに

人はどのような判断で、どのような行動をおこなうのか?

腹を決めるだけではなく、自分の努力と行動で自分の道を切り拓く

新しい時代を切り拓くということと、自分の可能性を切り拓く

強い人たちがいつでも変革の時代を乗り切り、次世代を創っています。



  

Posted by 森戸裕一 at 22:25Comments(0)人材育成

2010年02月27日

『楽して儲ける』という意識の裏には何があるのだろうか?

仕事ってのは何なのだろう?

私もたまに考えることがあります。


生活の糧

とだけ考えるには非常に重くて、人によっては命を懸けて仕事にとりくんでいます。

警察官、消防士

など公務員なので給料などはそう高くはないでしょうが、自分の命を懸けて毎日の仕事に取り組まれています。

また、医者のように生死の境をさまよっている人の命を救う職業の人たちもいます。


オリンピックをみていても、職業としてスポーツというものを選択して国民の期待というプレッシャーと自分の限界にチャレンジしている、ひとりの人がいます。

その人たちは、なぜ、その職業を選択したのでしょうか?

別に特別な思いでそのスポーツという道を選択した訳ではないのかもしれませんが、今を必死に生きています。



楽して儲けたい

個人の考え方なので、その考えについては私も意見する立場にはありません。


ただ、仕事というものが楽するための手段であるのであれば、その人は最終的に何を成し遂げたいのでしょうか?


自分らしく生きたいのか

自分が世の中に存在した証(あかし)を遺したいのか


人それぞれの考え方があると思いますが、自分に関係した人たちには自分の思いを理解してもらいたいと誰しも思っているものだと考えています。


人はいつかは、この社会からいなくなる存在です

そのいなくなるときに自分がいなくなっても自分の思いだけは遺る

という感覚が持てれば未練というものも少しは薄くなるのでしょう。


情報化

というのは、ある意味、人類のとってのパンドラの箱みたいなもので、人口と仕事とのバランスを悪くするもののようにも感じています。

今までの時代に主流だった仕事がどんどん無くなってきている

というは必然で、そのようなことが起きなければ情報化は進んでいないことになります。


その情報化はオープン化、クラウド化で価格破壊的な動きも見せてきました。

今まで頑張ってきたIT関連の仕事も全体的な仕事量は確実に減ってきています。


そして、世の中では社会起業的な仕事が注目を浴びてきています。

収入は減っていきますが、それでも働きがいというものにフォーカスが向けられています。


物価が全体的に下がって、人間が移動して仕事や観光をしないでもよくなり、お金は使わなくてもよい時代になって、そんなに頑張って仕事をしなくても生きていけるようになるのかもしれません。


それぞれの時代で人が感じる楽しみは違ってきます。

ただ、今の時代はまだまだ資本主義の競争社会なので、やはり生き抜くためには社会に仕事で認められる、競争が発生した場合には勝ち抜くということが求められます。

勝ち抜きながらも次世代を見据えて競争相手とも共存する

ということを考えると、見えないものが見えるかもしれません。



  

Posted by 森戸裕一 at 21:54Comments(0)就職観

2010年02月26日

人材育成セミナーを実施しました

今日は、人材育成に関するセミナーを東京で開催しました。

企業における人材育成は人材採用と密接に絡んでいると考えています。


人材採用の際に、

『この社員と心中する』

というくらいの覚悟で会社は採用していると思いますので、その覚悟を引き継いで人材育成はしないといけません。


すぐに育たなくても、

絶対にこの社員は育つはずだ!

と思って採用した訳なので、やはり最後まであきらめずに育てていくしかありません。



その、あきらめない という感覚はサラリーマン一人で抱えるにはあまりにも重いので、育てる側が精神的にまいる場合もあります。

だから、会社として社員を採用したのであれば、

その社員を組織全体で育てるという覚悟が必要なのではないでしょうか?


大きな企業では採用と教育などは分業化されていますし、現場のOJTなどは人事などが介入されない会社もあります。


しかし、将来の投資となる人材採用、その投資物件(失礼!)を戦力に変えるための人材育成をどれくらい真剣に最後まであきらめずに行うことができるかが今、企業に求められています。


その覚悟がどれくらいあるのか?

ということが企業の人材育成力と関係しています。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:21Comments(0)人材育成

2010年02月25日

周囲に依存するわけでもなく、孤立するわけでもなく

仕事を楽しくする

については、このブログでも書いていますし、学生や若手社員の方々についても話をしています。


仕事を楽しくするには、

仕事を楽しくしよう

という意識も必要ですし、


仕事を『自分ごと』として捉える

という意識も必要ですし、


誉められないと楽しくないので、

周囲を巻き込んで、誉められるような環境をつくらないといけません。


自分ひとりでなんとかしよう

という感覚が抜けきれないと、仕事は本当に辛いものになりますし、達成感も一瞬で終わり疲労感ばかりが残ります。


仕事で大きな成果を出したときには、お客さんも含めて同僚など皆でその大きな成果を出したプロセスを楽しく話ができますし、途中は大きな苦労があったことも懐かしく話をすることができます。


社会人基礎力に周囲と協調して仕事を行う能力のことが定義されていますが、

なぜ、それが必要かというと

自分の能力以上の成果を残すのが仕事で、自分の能力の限界で仕事をしてもお客さんなどは絶対に満足してくれません。

私なりに頑張りました

というのを評価してくれるのは、親くらいなものです。


親であれば無理しなくていいよ

と言ってくれます。


しかし、お客さんはお金を払っていますので、

金払ったんだから無理くらいするでしょう

と思っています。


その無理というのをひとりで考えるのか、周囲と考えるのかがポイントで、自分ひとりでは無理なことを周囲の協力を仰いで成し遂げるというのあ仕事であり、その周囲とは時としてお金を払っているお客さんも含むこともあります。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:22Comments(0)ビジネススキル

2010年02月24日

上野公園での講演

今日は、

上野精養軒

で講演を行いました。


講演前に上野公園を軽く散歩してみましたが、激寒の札幌から移動してきた東京は小春日和で非常に心地よかったです。


北海道、東京、九州

出張で移動していると大変なこともありますが、セミナーなどではWebで連携もとることができるようにもなってきましたので、つながりは深くなってきているようにも感じます。

そのような話題も含めて公園では、新規ビジネスなどの創り方について経営者の方々の前に講演しました。


今週は、

日曜日は、北海道の学生向けのキャリアセミナー
月曜日は、北海道の財界の方々向けに海外EC関連の講演
水曜日は、関東の経営者の方々向けにCGM関連の動きと新規ビジネス創造の講演
金曜日は、東京の企業の方々向けに組織内の人材育成の変革について講演

というテーマがバラバラですが、講演ラッシュです。


経営者の方々には、今までと同じような時代はもう来ないという話をしました。

日本は非常に厳しい時代になっていますが、その厳しさは変化を強いられている厳しさで、景況の厳しさとは違うということ、その中で考えないといけないのは企業が変化するということは人材の意識変革を強いる必要があるということになります。

テーマはバラバラに見えますが、言っていることは関連しています。


今の仕事が将来の何につながっているのか?

などのことをしっかりと見据えて、今の変化による仕事の厳しさを乗り越えていくご支援をしっかりとおこなっていきたいと思っています。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:26Comments(0)講演

2010年02月23日

世界を相手に商売を仕掛ける

昨日は、

http://www.sapporo-job.jp/seminar/document/sem_s09_04_05.pdf

で、講演でした。

インターネットの爆発的な普及でボーダレス化がすすみマーケットとしては世界をひとつで見ることもできるようになりました。

ただ、実際に商取引となると各国の法的な部分での解釈の違い、規制などの存在などもあり、簡単にインターネットでモノを売買できるという訳ではありません。

販売はできても、責任はどうするのか?
自由度はあがっても、リスクはどうヘッジするのか?

などなど、インターネットがつくった世界で現実の問題に対してどう向き合うかということを話をさせていただきました。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:58Comments(0)講演

2010年02月22日

リアルタイムにつなげる(北海道×九州)

昨日は北海道の学生向けにキャリアセミナーを行いました。



今回の試みは単に札幌で限られた学生向けに講演するだけでなく、その模様をUstreamで上記の映像をリアルタイムにライブ映像で配信して、その配信を受けた他地域の学生がTwitterでフォローするという異空間をネットで連携してライブで異空間連携を実現するということも目的としていました。

コメントなどは、

http://www.ustream.tv/channel/canpass

で確認できます。


札幌のセミナーに全国各地の学生が反応してコメントしてくれています。


私も今までは全国各地でセミナーなどを行ってきました。
そのセミナーはセミナーでリアルのライブ感があるので必要だと思っていますが、そのセミナー内容を他地域で視聴できるようにするだけでなく同じタイミングで質問をおこなったり、議論に参加することができることが、新しい可能性を感じます。


今回の企画や運営も学生が行いました。
彼らが創る次世代は古いコンテンツを大切にしながら新しい形で連携していくのでしょう。


つなげる

時代が本格化してきたと感じています。


ナレッジネットワーク

という当社の企業の理念が大きく飛躍するときかもしれません。




  

Posted by 森戸裕一 at 08:34Comments(0)研修

2010年02月21日

次世代を担う人材をつなぐ

昨日から札幌に入って、九州から一緒に来た学生スタッフは、本日の学生さん向けのイベントのために準備しています。

彼らには今回の成果ということでは、

北海道と九州の地域間連携をつくるには次世代を担う学生の交流が必要で、その橋渡しをおこなうためのきっかけをつくる

ということを求めています。


学生も様々なツールを駆使して、九州と北海道の連携を強めようと努力しています。

【Ustream】
http://www.ustream.tv/channel/canpass


私も含めて凡人が大きな成果を出すためには自分の才能を補完するツールなどの手助けが必要になります。

そのツールをいかに使いこなすかということを考えた場合には、

自分がいかに成果を出したいか

という思いの強さでツールの見え方が違ってくるようにも感じます。


知識を習得することに終始していてもなにも成し遂げることはできません。

仕事は知識習得の場ではなく、成果を出す場と考えると面白いように知識という成果を出すためのツールも習得できます。


今日も学生には、社会人になったら知識のインプットからはじめるのではなく成果を出すということから始めないといけないということを話そうと思っています。

小さなことでも成果を出せた

と考えると成果を出すのに一番重要な集中力も身につけることができます。




  

Posted by 森戸裕一 at 13:45Comments(0)地域貢献

2010年02月20日

将来を創るために「成し遂げ力」を提供したい

札幌に到着しました。

新千歳空港の天候不況により到着できなかったら羽田空港に向かうという条件付きのフライトでしたが、先ほど無事に到着しました。

今回は海外ビジネス関連のお仕事と学生団体の活動支援というものを目的に出張しています。


地方都市の活性化や次世代人材の育成支援などの仕事で全国を飛び回っていますが、

将来を創る

ということを目指して仕事を創っています。


人は誰でも何かを成し遂げたい

と思って日々生活しています。


ただ、どんなに学問的な知識をたくさん持っていても高い志を持っていなかったら大きなことを成し遂げることはできないのではないかと思います。

また、この成し遂げるという力は特別な力のような気もしています。


北海道には特別な力が宿っているようにも感じます。

当社がどれくらいの支援ができるかわかりませんが、成し遂げる という部分でお手伝いができればと思い、今回も出張してきています。



  

Posted by 森戸裕一 at 15:14Comments(0)出張

2010年02月19日

次世代を担うベンチャー企業の皆さんへ

今日は、マイクロソフトのイノベーションアカデミーで講座を行いました。

http://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/seminar/leaderskill.mspx

ビジネススクールでやっている内容をIT技術者およびIT関連のベンチャー会社などで働いている人たち、またはベンチャー起業を考えている人たち向けにマイクロソフトが無償で講座を行っています。


今日も非常に熱心な受講者の皆さんが参加してくれました。


3月には地方開催として福岡でも開催されます。

ご興味がある方は、お申込みください。


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『IT技術者向け経営戦略セミナー』参加者募集!
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 福岡市では,IT技術者を対象に経営戦略と顧客目線のマーケティングに
 関するセミナーを実施します。経営者に必要とされる戦略策定のための基
 本的な思考プロセスなどを習得します。ITベンチャーの方,起業を志し
 ているIT技術者の方にお勧めのセミナーです。
 
 1 日時
   平成22年3月16日(火)午前10時~午後6時

 2 場所
   福岡市研修センター 405研修室
   (福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル4階)

 3 内容
   テーマ:『マーケティング発想と経営戦略セミナー』
       (座学およびワークショップ)
   講 師:森戸裕一氏(ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役)
       http://www.tisiki.net/index.php

 4 対象者
   IT技術者。かつ,創業をめざしているか,創業して日の浅い人。
   (おおむね3年以内)

 5 定員
   20人程度

 6 受講料
   無料

 7 主催
   福岡市
   
 8 後援
   マイクロソフト株式会社

 9 申し込み方法
   参加希望の方は,平成22年3月9日(火)までに下記フォームに必要
   事項をご記入のうえ,E-MailもしくはFAXでお申し込みください。

 10 お申し込み・お問い合わせ先
   福岡市経済振興局産業拠点推進課 担当 桑野・正田
   〔住所〕福岡市中央区天神1-8-1
   〔TEL〕 092-711-4333 〔FAX〕092-733-5593
   〔E-mail〕sangyokyoten.EPB@city.fukuoka.lg.jp


『IT技術者向け経営戦略セミナー』申し込み
 ――――――――――――――――――――――――――――
 申し込みフォーム
  所属:
  氏名:
  住所:
  年齢:
  TEL :
  Mail:
 ――――――――――――――――――――――――――――



  

Posted by 森戸裕一 at 23:19Comments(0)人材育成

2010年02月18日

営業マネージャー向けのモチベーションコントロール講座

今日は福岡商工会議所で、

営業マネージャー向けの講座を実施しました。

http://fukuokaseminar.blog108.fc2.com/blog-entry-13.html

昨晩、東京から福岡に入ったのですが、今日は講座が終わってから東京へ移動と非常にハードなスケジュールになっています。

ただ、受講者の皆さんが熱心なので講師としても気が引き締まります。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:15Comments(0)人材育成

2010年02月17日

円谷プロにも認められる怪獣マニアと公共放送の常識を壊す友人

今日は東京から遅いフライトで福岡に入り、高校時代の友人たちと久しぶりに会いました。

http://www.y-komori.net/

海猿252などの制作秘話などについて話を聞いているとあっという間に時間が過ぎていました。


今日はテレビのアナウンサーをしている友人も一緒だったので、

http://cgi4.nhk.or.jp/a-room/aroom.cgi?i=445

テレビや映画業界のことが話の中心でした。


自分が知らない業界の話は非常に興味深くもあり、また、刺激的な話も多かったです。


40歳過ぎても、学生時代の話をするときには盛り上がりますし、



有名人になっていても遊び心を忘れていない

http://palcum.exblog.jp/7949612/

http://www.y-komori.net/garagekit/index.html

とても素敵な同級生です。(笑)


お店のチョイスもベストでした。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:46Comments(0)食事

2010年02月16日

自分というものは仕事の成果で定義できる

本気で自分探しをするのであれば、仕事で成果を出すしかない

と思って、学生が社会人になって、若手社員が迷わないように、

仕事で成果を出せるようになることを支援しています。



仕事で成果を出す

というのは最後の最後まで踏ん張れる「成し遂げ力」を持っている人だけが実現できることで、その力を持っていない人は周囲の環境のせいにして、

言い訳

に終始します。


明日は企業で企画などを担当している方々の研修です。

この研修も盛り上がってきていますので、楽しんでやっていきたいと思っています。





  

Posted by 森戸裕一 at 23:56Comments(0)人材育成

2010年02月15日

心地よい生活は長くは続かせない

日々の生活が心地よくなったら変化をすることを自らに課す

ということを考えながら、

どんどん変化することを良しとする

社会人生活をしています。


しかし、変化することは楽なことではないので厳しい局面になることも多々あります。

ただ、自ら変化をのぞんで引き起こした結果なので、それはそれで楽しいものです。


今日は九州つながりで東京でベンチャー支援や人材育成をされている方々とお会いしてお食事をさせていただきました。

常に変化をのぞんで勝負してきた方々とのお話は非常に楽しいものです。

今日もあっという間に時間が過ぎてしまいました。


明日は講演です。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:58Comments(0)食事

2010年02月14日

せっかくの仕事をただの作業にしてしまう人の習慣

仕事を渡して、そのせっかくの仕事を作業にされると、ちょっとがっかりします。


仕事が「仕事」になるか?「作業」になるか?


気持ちが入っているかどうかという言い方もできますし、自分の付加価値がつけられたかという言い方もできます。


なぜ、そのようにしたのか?

という理由がきちんとあれば、それを説明できますし、その説明が論理的でなかったり、何よりもお客さまのためにならなかったり、その仕事を任せた人の限界点までの工夫がなかったりすると、

手を抜かれた

と感じてしまいます。


作業をされてしまったという感覚です。


手を抜く

というのは習慣化してしまいます。


手を抜かない人たちはプロとして高額な給与を獲得し、手を抜くとそれはすぐに周囲に伝わり仕事を任せられなくなります。

だから、給料は上がりません。


仕事に対してどのような姿勢で向かい合うのか?

ということで期待も上がりますので、次はもう少し難しい仕事を任せてみようかと考えます。


学生を見ていても、手の抜き方をすでに憶えてしまっている学生もいます。

典型的なパターンは、周囲の欠点を先に指摘して自分が手を抜くことが指摘されないようにすり替えるというパターンです。

それを憶えてしまうと社会人なっても常にその手法でごまかそうとしてしまいます。


なぜ、チャレンジしないのか?

ということで言うと臆病という一言になりますが、誰しも失敗はしたくないですし、誰しも辛いことからは逃げ出したいと思います。

その逃げの気持ちを抑えるためには、

自分がその仕事を通じて何を成し遂げようとしているのか?

と真剣に考えることも重要ですし、

仕事を任せてくれた人はどのような思いで仕事を任せてくれたのかということを真剣に考えることが重要なことではないかと感じています。




  

Posted by 森戸裕一 at 22:12Comments(0)ビジネススキル

2010年02月13日

多くの情報はスルーされる

明日のセミナーの準備をしています。

http://www.yamashitaika.co.jp/showroom/topics/showroom_100205_562.html

自由診療をうながすプロモーションについて話をする予定にしています。


保健適用内の診療と、それ以上の診療

私たちは保険適用外の診療をなぜ望むのか?という部分にフォーカスして、Webサイトなどでの情報の打ち出しについての話をします。


私たちは日常的に多くの情報を目にしていますが、ほとんどの情報は見過ごしていて興味のある情報だけを無意識に選別して頭にインプットしているということは誰でも理解できます。

では、その選択されるための情報というのはどのような情報なのかということが今回のセミナーのポイントになります。

選別、選択には、自分が意識する=興味がある

ということになりますので、そこをどのようにつくるのかがポイントです。

何も働きかけなかったら、ターゲットの興味は本当に様々です。

意識的に働き掛けると、複雑化している市場においても一定のボリュームの市場を形成することはできます。


保健適用内の市場は地理的に定義できます。

保健適用外の市場は欲求レベルで点で存在します。

その点を集めるための仕掛けが収益につながるのではないかと考えています。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)講演

2010年02月12日

安いものには理由がある

食の安全などと言われますが、たしかに自分の口の中に入れるものは安全なものにしたいと誰でも考えると思います。

最近はデフレ(?)が進み、ビジネス街で販売されているお弁当なども500円以下のものも珍しくなくなってきています。


ただ、その弁当がその値段で販売されているということは原価は・・・

ということで、その原価を実現するためには、いろいろな無理がなされているのではないかと通常は考えますが、誰でも手にしていると、

たぶん安全なのではないか

と思ってしまいます。



今日、ある会合(http://www.sukoken.or.jp/)に出たときに、そこの先生が、

安いものには理由がある

という話をされていて、何となく「ハッ」としました。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:24Comments(0)雑感

2010年02月11日

なにがなんでもチームに貢献する

なにがなんでもこのチームに貢献する

というのは、

阪神を自由契約になってロッテにテスト生から入団を決めたプロ野球選手の今岡選手の言葉です。


何が何でも自分が所属する会社に貢献する

という意識を持った社員は本当に強いと思います。


自分が成長したい

そのために会社で経験を積みという考え方でもいいのですが、能力的に高い人はそのような考え方を持っていても、

会社が求める成果を出して、自分の成長も果たします。


ただ、2つや3つのことを並行に考えて、マルチタスクで動ける優秀な人間以外は、愚直にひとつのことに集中しないと仕事を通じて成長するのは難しいように感じます。


昔から日本では、社員の愛社精神や会社への帰属意識について問われてきました。

雇用が流動化している今では非常に古い考え方のように感じますが、仕事に集中して自分の能力を最大限に引き出すためには重要な考え方のようにも感じます。


もともと雇用契約というのは労働者に有利になるようにつくられています。

その有利な環境を得ている正社員は、その環境の中で仕事に集中して求められる結果を出して自分の働きがいというものを創りだすべきではないかと考えています。


会社の言いなりにはならない

という考え方も否定はできませんが、そもそも、そのような考え方の社員の雇用をなぜ守らないといけないのか?という企業サイドの感じ方も理解してもらわないといけません。



組織活性化などの支援を行っていると、社員の考え方というのは成長のためには非常に重要なことだと思っています。


今更ながら、

人生や仕事での成果 = 能力 × 熱意 × 考え方

という方程式を理解するということは重要だと感じています。




  

Posted by 森戸裕一 at 19:03Comments(0)人材育成

2010年02月10日

メディアの報道姿勢に違和感を感じてきている市民

連日の朝青龍のハワイでの動向などの報道を見ていて、

メディアや国民は、結局、朝青龍にどのような行動をしてもらいたいと思って加熱報道しているのだろうか?と感じています。

相撲界を辞めて、反省して、自宅に引きこもる

ということを期待しているのではないかと感じる報道が多いように感じます。


なんだろうか?

インターネットで情報を得て、自分の判断基準で情報の本質や自分の行動・思考に活かしているという生活が日常になってくると、メディアの報道が非常に意図的と感じてしまいます。

放送作家という商売や、報道ディスク、編集長

という仕事があるのですから、報道には何らかの意図があるということは理解していますが、このように情報の導線が複雑化してくると、今まで見えなかったものも見えてきます。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:23Comments(0)雑感

2010年02月09日

誰のために仕事をしているのか?

いろいろな会社の経営的な支援をおこなっていて感じることですが、業績が良い会社というのは、

本当にお客さまやパートナー企業の立場で徹底的に何が求められているのかを考えています。


本日も某企業でセミナーを行いました。

自分たちがやらないといけないノルマを達成することだけが目的になっているのか?

そのノルマを一緒に達成してくれるパートナー企業のために尽くすことが目的達成の必要十分条件と理解しているのか?

などを考えながら話をしました。


会社としては当然、会社から求められるノルマを達成することが目標になりますが、その目標を達成するために今、何をしないといけないのかということを論理的に考えないと目標は最終的には達成できないということになってしまいます。

小手先はやはり小手先だと相手から思われてしまいます。


会社に対しても「働いていてあげている」という感覚であれば何の知恵も生まれません。

「働かせていただいている」という感覚が生まれると評価をもらうために知恵も生まれます。

そんなことを、昨日のカンブリア宮殿でユザワヤの社長がおっしゃっていました。





お客さまのために本当に準備ができているか?
パートナー企業のために本当に準備できているのか?

そのようなことを考えながら、その準備を手伝わせていただいていることに感謝したセミナーでした。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:28Comments(0)講演

2010年02月08日

その代金、誰か代わりに払ってくれないか?

高速道路の無料化

というものが議論を呼んでいます。


同時に、JRなども無料、高速バスも無料、交通手段はすべて無料という形になったら世の中はどのような変化をするのか?などと考えます。

自家用車以外のすべての交通手段が無料になれば、自動車に乗る人は激減するだろうと考えます。

しかし、産業は縮小するだろうなどと考えながら、今までの概念での産業は縮小するというだけで新しい概念での産業を生み出せばいいというだけの話ではないかとも考えます。

100円パソコン(ネットブック)などの販売も大きな衝撃を市場に与えましたが、それは収益モデルが違っているだけで通信費用などで最終的にはモトをとっています。



モノをつくって、それを販売する

というだけのビジネス思考では、今からの時代は生き抜けません。


そもそも、

その商品・サービスに代金を払う必要があるのか?


誰か代わりに払ってくれないか?

などの発想が必要になる時代になっています。


最近では広告モデルで、広告主に代わりに代金を払ってもらうというビジネスモデルが主流になっていますが、それ以外にも払ってくれる人がたくさんいるようにも感じます。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:21Comments(0)ビジネススキル

2010年02月07日

若者が地域を元気にする

学生や若い世代の社会人と話をしていて、

「地元を盛り上げたい」

という言葉を聞くことが多くなりました。


非常によい傾向だと思います。


自分が生まれた地元を盛り上げるために頑張る姿というのは非常に清々しいものを感じます。


ただ、気持ちだけでは実際には盛り上げることができないので、彼らに盛り上げ方というものを教えていかないといけないのですが、実際には正解はありませんので一緒に考えていくしかありません。


自分は何をやるために生まれてきたのか?という使命感に近いものを必死に考えて、その使命のために努力をして成長していくという人生は非常に充実したものになります。


能力には個人差がありますが、努力というのはその能力を凌駕することもできます。


努力を継続するためには、その努力をする意味が腹に落ちていないいけないと感じます。


学生NPOもそろそろ4年生が卒業する時期になってきました。

来年度の計画も3年生などと話し始めました。


計画がしっかりしていると成果も見てきます。


地元を盛り上げるためには、地元だけを見ていてもなかなかうまくいきません。

来年度は学生が広い視野を持てるようにしていきたいと思っています。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:30Comments(0)地域貢献

2010年02月06日

福岡の特産グルメはいかがでしょうか?

楽天市場に福岡の名産品などが特集されて販売されています。



http://www.rakuten.co.jp/fukuoka-yokamon/

私も先日は博多ラーメンを購入して知り合いの方にお送りしました。


また、私がお薦めなのが、



黒ごまプリンと金ごまぷりん


です。


インターネットで商品を購入するというのが普通の時代になり、その場所までいかなくても自由にご当地商品を購入することができるようになりました。


インターネットを中心としたテクノロジーの進歩は人間に利便性をもたらしてくれた反面、どのような影響を与えているのかという部分も気になっています。



  

Posted by 森戸裕一 at 12:54Comments(0)地域貢献

2010年02月05日

ネットビジネスイノベーション政策フォーラムにネット経由で参加

名古屋大学の河口先生もブログで書かれていますが、

http://blogs.itmedia.co.jp/nonpoli/2010/02/ustream-twitter.html

Ustream と Twitter の組み合わせで生まれるリアルタイム感に衝撃を受けている人たちが増えています。


ソフトバンクの2月2日の決算説明会



http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/01/news048.html

は、多くの人たちにコミュニケーション革命のイメージを植え付けました。


【TwitterのTLの流れの速さが注目です】



リアルタイムに配信される孫社長のプレゼンテーションに対して全国のTwitterユーザーが反応していきます。


【実際のプレゼンの映像】



そして、昨日、慶應大学で行われたネットビジネスイノベーション政策フォーラムのキックオフシンポジウムもUstreamとTwitterの組み合わせで多くの方々が視聴されました。




ここでもソフトバンクの孫社長のプレゼンが非常にわかりやすかったです。

【講演録】

http://tamachan.jugem.jp/?eid=655



クラウドコンピューティングに詳しい林さんもブログで、

http://blogs.itmedia.co.jp/business20/2010/02/twitter-5368.html

どのような形でフォーラムに参加したかを詳しく書かれています。




私もその勢いで学生とミーティングを行って、新しい企画が次々に生まれました。


慶應大学まで講座をうけにいかなくても、遠隔地でも同じ感動を感じることができる「コミュニケーション革命」を歓迎したいと思います。

インターネットを通じて「感動」を伝えることができる「この時代」に地域活性化を次世代リーダー候補が担っていくということを学生の皆さんにも感じてもらいたいと考えています。


グローバル社会への適用能力
イマジネーション能力
メディアリテラシー能力

などを身につけることができるようなプロジェクトに、どんどん巻き込んでいきたいと思っています。



  

Posted by 森戸裕一 at 06:46Comments(0)ビジネススキル

2010年02月04日

コンピュータウイルスではない、ウイルスとの付き合い方

新型インフルエンザが流行したおかげで、家に帰ってから薬用石鹸で手を洗い、うがい薬でうがいをする習慣が身について、今年は風邪をひいていないような気がします。

講演などをやっていますので、気合でなんとかするということも度々ですが、週末など気を抜くと軽い風邪などをひいていました。



人間はウイルスとどのような形で共存するべきか?



ということなども考えることがありますが、もともと親が強い体に産んでくれたのと、幼少期に潔癖とはいかない家庭で育っていますので、今もウイルスに対しての耐性は強いようです。



さて、皆さんは口内のウイルスを殺菌していますか?

私もあまり意識したことなかったのですが、ウイルスは当然、口から入ってきますので口の中を殺菌するということは重要なようです。


今朝の日経新聞の朝刊に、

「山下医科器械、医療関連をネット通販」
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20100203c6c0302p03.html

という記事がありました。

サイトを見ると、医療関係者がセレクトした商品をネット販売されているということなので、あまり馴染みの無い玄人(くろうと)向けの商品が並んでいます。



http://www.secolle.com/SHOP/000001.html



当社では、医療関係の会社ともお付き合いしているので、いろいろと病気の予防などについての話もお聞きできます。

当社の社員も上記の「クリアードトゥオール」と使っているようですが、自分の口の中がどんなに汚れていたかということが実感できたようです。

まあ、適度な温度があって、湿度もあり、食べ物のカスなどの栄養分も豊富な口内は、ウイルスなどが繁殖するのにも適した環境のようです。

皆さんも一度、お使いになってみられてはいかがでしょうか?

医師の方のご推薦なので、効果は保証します。



  

Posted by 森戸裕一 at 11:41Comments(0)雑感

2010年02月03日

なんのために仕事をするのか?

仕事ができる人間が偉くて、仕事ができない人間が偉くない訳ではありません。

ただ、

仕事ができると周囲から頼りにされるし、たくさんの人たちから「ありがとう」と言われるので自然にモチベーションも上がりますし、仕事にやりがいも感じてくる

だから、仕事ができるようになる指導をしています。


仕事だけが人生ではなく

仕事人間にはなりたくない


という言葉も聞きますので、

そうであれば、仕事以外にも人生の楽しみをつくるために仕事くらい「さっさ」と終わらせるスキルを身につけましょう。

ワーカホリックのように仕事をしたくなければ、短い時間で成果を出す仕事のやり方を身につけましょう。

という話をしています。


実際に仕事を通じて人を幸せにするには、自分のことだけで精一杯では困ります。

自分がやらないといけないことを人の倍のスピードで終わらせて、周囲の人の仕事を手伝えるだけの能力が必要になりますし、お客さまの意向のをしっかりととらえるためにも、その意向を確認するための時間を確保する必要があります。

いつもバタバタと目の前の仕事と格闘しているようでは困ります。


家族を守る、組織でリーダーになる、自分の人生を幸せなものにする

ために何が必要なのか?ということであれば、

仕事という「人に喜んでもらう行為」を、人よりもたくさん行うだけの時間をつくらないといけません。

寿命はわかりませんが、1日の時間は皆に均等に24時間です。

その24時間をどのように使うのか?ということをしっかりとイメージできているかということがすべてだと感じています。

それを可視化するために手帳などをつかってスケジュール管理などをきちんとやります。




  

Posted by 森戸裕一 at 18:32Comments(0)ビジネススキル

2010年02月02日

私の会社から社員の会社に変えていくために

創業から8年が過ぎ、独立から9年目に入っています。

創業当初から私の講演(http://www.kouenirai.com/search/detail-200608-2466.html)などが売上の8割を超え、社員は雇う必要もない形でスタートした経営者生活ですが、社員を育てるという本来の経営者の仕事を行いたいということもあり社員を1人、2人と雇いはじめて8年が過ぎました。

5年目くらいから社員が売上を稼ぐという当たり前のことにチャレンジして情報化支援や人材育成だけでなく人材採用支援やWeb制作、ECビジネス立ち上げ支援などのビジネスにも着手して売上の比率も、私の売上よりも社員の売上が上回るようになってきました。

非常に喜ばしいことです。

ただ、ここからが本当の勝負で、このような当たり前の本来の会社の姿になると会社の業績は社員の成長に比例してきます。社員をきちんと育てていかないと会社は伸び悩むということになってしまいます。

スタッフ的に事務処理が得意な社員も当然必要ですが、数字をきちんと創る社員を育成していかないと社員個々の個人的な能力の総和でしか組織の力が発揮できなくなり、結局は社員の給料も上がることなく会社としての数字の伸びも社員を増やさないと伸びないということになります。

いたずらに社員の数を増やすのは経営的にはリスクを抱えることになりますので、このような時期を乗り越えるには個々の能力アップと共に組織としての能力アップを図る必要があると思っています。


社員の能力を上げることで会社としての業績を上げるときのポイントは、社員の能力というものをお客さまの視点で評価できる部分を徹底的に伸ばすということやらないと他社との差別化ができないので、大手企業ではない私たちのような会社の場合には社員の育成計画も独特のものになっていきます。

一般的な社員教育の形と戦略的な社員教育の形

これから必要になるのは無駄のない戦略的な社員教育の形を模索していくことではないかと思います。

情報化と人材育成

これからの時代には、その戦略にコンテンツとしてマーケットからの評価という部分を入れていきたいと思っています。



話は変わりますが、先日の台湾出張、福岡の産品などを評価してもらうためのコーナーも設置されていました。







海外での品評などもネットとの連動でおこなっていくと、今までの公的団体のイベントありきの海外マーケット進出支援も変化してきます。

時代の変化と共に「大切に保存すべきもの=日本特有の伝統産業など」と「変化させるべきもの=行政機関の広報戦略など」などのバランスを考えるのも当社の仕事と捉えています。



  

Posted by 森戸裕一 at 09:37Comments(0)組織改善

2010年02月01日

自分のためという感覚だけでは、なぜ成長できない?

次世代のリーダーになれる素養というものについて、いろいろと考えながら学生団体の支援をして数年になります。

その後、就職して学生スタッフがどのように成長していっているのかなどの音信をたどりながら学生時代に感じていた資質などと照らし合わせながら、就職先の環境なども加味して、リーダーとなる素養というのはどのように芽生えていくのかということを考えています。


人と同じことをやりたがらない
人の面倒をみるのが好きだ
自分に高いプライドを持っている

いろいろと学生時代に主張していた彼らの資質が社会人になってどのように花開いたのかということに興味を持ってみています。


なんでもやってあげると、そのうちに「やってもらう」ことが普通になってしまいます。

過保護に育てられていないとは考えている彼らも、豊かな社会で育ったということで「やってもらう」ことが普通になってしまっています。


自分たちが会社に対して、社会に対して何をやってあげることができるか?

という思考ではなく、

会社や社会が自分に何をしてくれるのかということが中心になってしまっているようにも感じます。


どのような教育を受けることができるのか?
福利厚生はどのようになっているのか?
就労条件は?

など、条件面などの「何をやってもらうのか?」ということばかりを見て、その条件が自分の要求を満たせば「安定」という判断をしています。

一番の安定は自分の能力を高めることで、その努力から逃れるための安定であれば、その待遇が継続できないことを理解させないといけない時代になっています。


自分の仕事はちゃんとやっています。

という自分の仕事の定義が自分勝手になっていると組織の中では浮いてしまいます。


最近は「社会起業」などに興味を持つ学生も増えてきました。

その動機が自分の人生を懸けてでも社会が抱える課題を解決したいということであれば、企業という営利企業に就職したとしても企業内の仕事を通じて社会が抱える課題を克服することができます。

お金を稼ぐために仕事をするという動機でもいいのですが、お金を稼ぐためには人のため会社のため、社会のためという強い意識が必要ではないかと感じています。


人材育成の仕事は、社会環境の変化などを強く意識しておく必要がありますが、育成対象となる人材の持つ特性なども同じように強く意識しておかないとうまくいきません。



グローバルな人材と付き合わないといけない時代にもなってきていますが、その前に日本人だけでも様々な特性を持っている人材が増えてきていますので、その対応についても考えないといけない時代になってきています。





  

Posted by 森戸裕一 at 06:08Comments(0)人材育成