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2010年06月18日

部下のやる気を引き出すためにできる質問は何ですか?

部下の『やる気』を引き出す質問

とても難しいように感じます。


社員や部下といえども、いろいろな環境で育ってきていて、自分の人生をどのような人生にしたいか、どのレベルまで自分を高めたいかということに関しては、まったく違う考え方を持っています。

私が考えている、

世の中の閉塞感を打破して、次の時代を明るいものにする

そのために、

中小企業の再生、地域の再生、次世代人材の育成

などをおこなっている訳ですが、そのようなことに興味がないかもしれませんし、そのような政治家が公約として宣言するようなことを、ちっぽけな私のような会社で実現できるはずないと最初から呆れているかもしれません。

しかし、そのようなことを実現させることに興味を持つ社員だけが残っていけばなんとかなるとも思っています。


生活のために就職を希望する人たちはたくさんいますが、このような志を感じとって就職してくれる人はなかなかいません。

社会起業

などが、一種のブームともなり、そのような意味で当社に興味をもってくれる人たちも増えましたが、当の本人が社会起業などとブーム的なものにあまり興味がなく、社会のニーズに応えるのは公的団体であれNPOであれ、民間企業であれ当然だと思っています。

営利企業でも、社会が困っていることに応えることが使命と思っていますし、企業が生き残っていくためには絶対に社会貢献をしないと無理です。

ただ、その社会貢献を、

利益を出した後で行うのか、仕事を通じておこなうのか

というのは、タイミングだけの違いです。


個人でも同じで、莫大なお金を稼いで社会に還元しているマイクロソフトのビル・ゲイツ氏のような人もいますし、マイクロソフトを辞めて社会起業を目指したジョン・ウッド氏のような人もいます。


私は、仕事を通じて社会貢献をしたいと思っているので、仕事は社会性の高いものを選択しますし、その仕事に付随する仕事を創るのであればNPOなどでデザインすることもあります。


一般的に非常に難しいと感じる仕事を実現させるのが私たちの使命なのですが、社員や部下に聞けるとすれば、


その仕事はどれくらいの人に喜ばれているか?

ということと、

その仕事が持つ社会的な意味というのは理解できているか?

ということになります。


それに対しての明確な答えを回答できるのであれば、自分の口に出したときに『やる気』というのは生まれるのではないかと思っています。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:26Comments(0)人材育成