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2010年07月24日

フィードバックの目的は何ですか?

自分がやったこと、やっていることがどのような意味をもっているのかというのは、私もピンとこないことがあります。

なんで、

会社を経営しているのか?

社員を雇っているのか?

NPOの支援をしているのか?

大学の先生をやっているのか?

などもそうです。


楽して生きようと思えば、そんなに背負わないで自分が本当にやりたいことをひとつだけ選択してそれだけに集中した生き方というのも選択肢としてはあります。

しかし、

会社の経営をやっていて学ぶことが多くあります。会社を存続させるということは簡単ではありません。しかし、それを必死にやっていると多くのフィードバックをお客さまからいただけます。そこで学べます。

社員を雇用していて苦労もたくさんあります。必死に育てても育つと辞めていくこともありますし、育てるというプロセスも短縮することはできませんのでやはり長い時間とコストがかかります。しかし、それを必死になっていると多くのフィードバックを社員からもらえます。そこで学べます。

NPOの支援をおこなっていると会社と違って中途半端な立ち位置に混乱することもあります。NPOという存在が社会から認知されている非営利という存在で無料で何でもやってくれるボランティア団体と思われている状態なのでそこを変えるのは大きな労力が必要になります。しかし、それを必死にやっていると多くのフィードバックを関係者からいただけます。そこで学べます。

大学での教員の仕事も企業研修とは違った利害関係での教育なので戸惑うことも多いです。お金を払って単にを取得している学生という立場が彼らに甘えも与えているということもありますが基礎学力と考える力が著しく低下している状態から生きる力を再生するのは大きな労力が必要になります。しかし、それを必死にやっていると多くのフィードバックが学生からももらえます。そこで学べます。


私たち人間は、自分で考えるほど無能でもないですし、それほど有能でもないです。

自分の能力に迷うと自分の存在意義にまで疑問を感じてしまいます。

失敗をしたら人生が終わりとくらい考えているように感じることもあります。

生きていくということは楽なことではありませんが、楽しいことにすることはできます。


自分では辛いと感じる仕事でも、周囲からいろいろとフィードバックをもらえば最終的なゴールを再確認することもできますし、自分が悩んでいることがつまらないことだと感じることもできます。

辛いことがあるから、その後に成功すると達成感も倍増して次の仕事へのモチベーションになるということを経験した人たちは語れます。


失敗したとき、つまずいたときに、成功への道が始まったと思える日がくる

ということを考えることができれば人生はたのしくなります。

だから、周囲との関係性は良好なものにして、常にフィードバックを受けれるようにしておくことが重要と考えています。





  

Posted by 森戸裕一 at 23:25Comments(0)人材育成