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2010年09月19日

ゴールを達成できたら、何が欲しいですか?

何かが欲しいために目標を設定して頑張るのか?

その欲しいものを得たら、次の目標はどうするのだろうか?


自分が人生を懸けて成し遂げたいことと、自分の人生の長さ(寿命)ということを考えた場合、自分の人生の長さでは成し遂げることができないと考えた場合、その志を引き継いでくれる人を育てるということになります。

企業の人材育成なども、その企業の寿命と社員が定年するまでの期間との比較で考えると絶対に必要なことになります。

企業はお客さまからの期待を受けて常に成長をしていくことを目指していきますが、そこに所属する社員も共に成長していければ充実感を味わうことができると思います。

しかし、定年などで退職したら次は何を目標にして頑張ることができるのでしょうか。

会社からは退職金のようなものが渡されるかもしれませんが、虚無感のようなものもありそうに感じます。

退職金が欲しいから定年というゴールまで頑張ってきた訳ではないでしょうし、その勤め上げるということ自体は成し遂げた感はあるように感じますが、人生はまだ続きます。


昨日、Twitterで、

@kotarotamura わが国では8年連続で自殺者が3万人超だとアジアの友人に伝える。彼曰く「イラク戦争開始後バグダッドでの死者は10万人ほど。同時期に日本人は20万人以上自殺しているのか・・・日本人は安全を求めるが、世界一危険な戦地より危ないじゃないか」と・・・そういう見方もあるのか

というツイートをRTさせていただきました。


何かがおかしいように感じています。


人生の目標が無くなって命を絶っているのか、絶望して命を絶っているのかわかりません。

働き盛りの方々が多く亡くなっているという話も聞きます。



人生の目標を成し遂げたから命を絶っているのであれば救いようもありそうですが、人生の目標を掲げることもなく、人生の目標を成し遂げる途中で命を絶っているのであれば、その人たちの生き方については考えていかないといけないようにも感じています。


文科省では、大臣が『企業に大学卒業後3年間は新卒あつかいにするように呼びかけたい』などと言って雇用問題について言及していますが、たしかに少子化の影響もありますが、若手の雇用者が税金と年金を払わないと団塊の世代の人たちも含め多くの定年退職後の人たちの生活が脅かされるような財政状況になってきています。

生き続ける

ということに目標に生きている人たちの生活を、目標を掲げることができない世代が支えているという構図はちょっと無理があるように感じます。

国の方向性も示せないような状況が続いていますが、現状はきちんと理解して自分たちの行動を考えていかないと『なんとかなる』では『なんともならなくなり』、最終的にはパニック的な行動をしないといけないようになってしまいます。

悲観することはないですが、深く考えることは必要です。





  

Posted by 森戸裕一 at 02:15Comments(0)生き方