2008年07月26日

ファイナルバーゲン?

福岡は焦げつくような暑さが続いていますが、昨日は午前中は企業でリーダー研修、午後は企業の人事担当者向けセミナーを行いました。

研修の方が、先日の他の企業でのリーダー研修もそうですが高い評価をいただいたようです。
研修については、講師としての本気度を評価してもらったということは非常にうれしいものです。
本気で、その企業の業績を改善したい、社員の働きがいを高めたいと思って講義をしているものが伝われば、受講者も気持ちが入ってきます。

午後からの人事担当者向けのセミナーですが、

日本全体は景気の不透明感から大手企業を中心に人材採用などについても抑制傾向に動き始めています。

東京の大手企業が採用抑制をしてくると地方の企業に人材がまわってくるか?

というと、東京の不景気感は地方企業も直撃しますので、地方企業も採用抑制ということになって、就職については、再度、氷河期が再来する可能性もあります。

そんな中で、

リクルート:入社決定後、企業から仲介料 成功報酬型で新卒者紹介--九州でスタート

 リクルートは学生の入社が確定した時点で企業から仲介料を受け取る「成功報酬型」の新卒紹介サービスを今月28日、九州で始める。昨年から三大都市圏でスタートした新事業だが、福岡、佐賀、熊本、鹿児島の各県に所在する企業にも広げることにした。

 「就活2ndステージ」と題した新サービスで、会員登録した来年3月卒業の学生に企業を紹介。企業側は内定を出した後、入社するという誓約書を得た段階で45万~50万円の報酬をリクルート側に支払う。学生の登録は無料。

 リクルートは「大手が大量採用を行う中、中小企業は人材確保に苦労している」という。一方、同社が6月に行った調査では、約2割の学生が内定を得ておらず、「企業と学生のニーズに合わせたサービス」とPRする。企業側の問い合わせは、同社の九州担当窓口。学生は同社ホームページから申し込む。

毎日新聞 2008年7月19日 西部朝刊


という新聞記事を見つけました。

なんというか、言葉は悪いですが、アパレル業界の在庫一掃のファイナルバーゲンのようです。

人材確保に苦労している中小企業、地方企業の人材戦略(採用、育成)には経営的な観点で別の問題があると私は感じています。

中小企業や地方企業の本質的な問題は、採用してから人材を育成する基盤が整っていないということもあるので、雇用が流動化する中で、短期間で若年労働者に帰属意識、成果を実感させる仕組みが整っていません。

その本質的な問題を解決しないと、就職できない学生と採用できない中小企業をマッチングさせても、離職、さらに第二新卒市場で、再度、人材データベース登録、さらに採用できない企業への人材紹介という人材紹介業の方々の人材ころがしのスパイラルにはまってしまいます。

学生には自分の将来をきちんと見越した人生のキャリアプラン設計、会社ではなく働く地域への貢献を考えた上での働きがいの考え方などを教えていきたいと思っています。



中小企業や地場企業には、データベース紹介に頼るのではなく、実際に次世代の地域経済を担う学生の育成にも携わってもらうという選択をしてもらい、私たちと一緒に人材採用、育成について真剣に考えてもらいたいと思っています。

昨日の人事担当者向けセミナーに参加していただいた人事担当者の方々には、

どれくらい当社の「志」が伝わっただろうか

これから、講演やセミナー、実際に企業のご支援を通じて、当社の「志」を理解してもらいたいと思っています。


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