2008年09月12日

頑張れ!地方都市の牽引者たち

世の中には変わらないといけないものと変わってはいけないものというものがあるような気がします。

地域再生などの仕事では、

伝統文化のような日本古来のモノは変わってはいけないので職人の方々の技術を含めて伝承していかないと思っています。

その変わらない伝統をどのような形で見せるか

という部分は、変えていかないと新しい価値観をもった消費者には魅力あるモノに見えないので工夫していく必要があります。特にインターネットなどの新しい情報伝達の道具をどのように使っていくのかなどは真剣に考える必要があります。

農業のような1次産業も、安全・安心という前提があって消費者の支持がもらえます。その安全・安心をどのような形で知らせるのかという部分はITを活用するとトレーサビリティなどを証明することもできます。従来は国(農林水産省)がそれを保障していたのでしょうが、最近の事件・事故を見ていると怪しいような気もします。

そういうことで考えると、行政の方々の意識は変わっていかないといけないものではないかと思います。

お上(おかみ)という言葉がありますように、官僚主導型資本主義経済で成長してきた日本では、行政官僚の方々はお上という意識が植えつけられています。

私は役割だと思っていますので、行政はお上(おかみ)という存在でもいいと思っていますが、お上(おかみ)であれば、もう少しきちんと勉強をしてもらいたいものだと思っています。市場の変化にはついていけない、最新の技術や市場動向などの勉強はしなくて話をしていても知性を感じることができない中で、お上(おかみ)として敬えと言われても厳しいものがあります。

お上(おかみ)である以上はリーダーシップを発揮してもらわないと市場は停滞しますし、地方自治体などがスローモーションのような動きしかできないのであれば地方が停滞するのも頷けます。

職員の能力向上のための人材育成の内容も、何年間同じものを繰り返しているのか分からない地域もあります。

がんばれ!地方自治体 地方都市!

と言いたいのですが、やる気を引き出すのには工夫が必要なようです。


学生などの活動支援をしていて気づくのですが、自分の気持ちを伝えるのが苦手、目立ちたくない、自分のことで精一杯、他人の目が気になる、などの子供たちが増えてきました。

ただ、そのような人たちが同じスピードで地方都市の大人に増えてきています。増えてきたというのは正しい表現ではなく、時代のスピードと比較してスピードに対応できなくなってきたということと、もともと、そのような人が多かったのですが、それが変革の妨げになっているということで目立ってきているのでしょう。

行政職員は取り換えることができないので、やはり彼らの自己変革の意識に火をつけるしかないのですが、本人たちが「それができれば苦労しないよ」と思っているようでもあるので、また、苦労します。

若者はそんな地方の大人や親を見て「かっこわるい」と思って住み慣れた土地を離れ都会に出ますが、そこには全然違う価値観と競争、それに異次元のスピード感で動いている人たちが生活しています。

精神的なバランスを失う人たちが増えてきていますが、生まれた土地の環境で育まれた体内時計のようなスピード感覚はなかなか簡単には修正できないのでしょう。

世界のスピード感はインターネットの普及で爆発的にあがってきています。

地方の生まれ育った人がそれに対応できるようになるためには、地域のリーダーが少し無理してでもスピードについていくという覚悟をすることが必要になります。

地方都市の公的団体の職員の方々、企業などの変革を促すための支援企業、個人などのスピード感をアップすることが、今、一番求められていることではないかと思います。

そうは言っても、

今まではこのスピードと考えでやってきたんだ

と言いたい気持ちも理解できます。


ただ、自分たちの住み慣れた地域や自分たちの子孫に、今の恵まれた環境を引き継ぎたいという強い気持ちがあれば踏ん張れるのではないかと思っています。

最終的には、その地域愛、家族愛を自己変革のエネルギーに変えるしかないと思っています。


一昨日、石川で講演した時の写真を中小企業診断士の遠田さんから送ってもらいました。
遠田さんのようにスピード感溢れる人も地方都市にはいます。
このような人が地方を変えていくのでしょう。



石川では非常に素晴らしい環境で講演させていただきました。

主催者の中部経済産業局、(株)石川県IT総合人材育成センター、(株)富山県総合情報センターさま、お世話になりました。ありがとうございました。



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