2008年11月07日
私たちは生かされているという考え
今、資生堂の相談役の池田さんと神戸大学の金井先生の共著の「サーバントリーダーシップ入門 」を読みました。
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: かんき出版 (2007/11/6)
内容紹介
リーダーが掲げるミッション・ビジョンを実現すべくメンバーはついてくる。そんなメンバーをリーダーを下から支え尽くす--これがサーバント・リーダーシップの考え方だ。本書は、社長は下から社員を支えるという「逆ピラミッド型」の組織構造を導入し、経営改革を実現させた資生堂相談役の池田氏と、リーダーシップ研究の第一人者・金井壽宏教授のコラボレーションによる日本初のサーバントリーダーシップ実践の書。
『組織を引っ張るリーダーから組織を支えるリーダーへ』
というのが、これからの組織マネジメントを考えた場合には非常に共感できる考え方です。
本書の最後の「おわりに」の章に、
日野原重明先生からの話が記されています。
「生命(いのち)とは、人間それぞれに与えられた時間です。その時間をどう使うかは、人それぞれです。自分のために使うだけでなく、 お父さん、お母さんのためにつかうのもすばらしいことだと思います。ましてや、お友達や近隣の人、広く社会のためにつかうのであれば、 もっとすばらしい。皆さんも与えられた時間をどう使うか、 一人ひとりが考えて、できれば自分以外の多くの人のためにつかってください」
という東洋英和女学院での小学生向けの講話の内容が非常に印象に残ります。
人間は世の中や自然から「与えられ」「生かされている」ということに感謝して、お返しをするということを考えれば非常にバランスをとれた生き方ができるということです。組織の中のリーダーも偉いという存在ではなく、それは役割であってメンバーのために組織を支える、お客さまのために必死にがんばる、踏ん張るということができる人間がリーダーになれるのではないかと思います。
リーダーシップの根本的な考え方を、この本は教えてくれます。
当社でも、来週、学生NPO団体の「働く意義を考える」イベントに協力しています。
就職活動をこれから行う学生のために、学生団体の学生スタッフが多くの時間を割いて企画をしています。
その学生スタッフの熱意に賛同した公的団体、企業が、そのイベントに協賛しています。
来週の月曜日は、私がイベントのトップバッターで学生向けに話をさせてもらいます。
80000時間(22歳から60歳までの労働時間)で何を成し遂げるか?
という内容になります。
自分さえよければという市場原理主義や利益追求型の資本主義が崩壊している変革の時期に、このようなイベントが開催されることの意味をきちんと創りたいと思っています。
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: かんき出版 (2007/11/6)
内容紹介
リーダーが掲げるミッション・ビジョンを実現すべくメンバーはついてくる。そんなメンバーをリーダーを下から支え尽くす--これがサーバント・リーダーシップの考え方だ。本書は、社長は下から社員を支えるという「逆ピラミッド型」の組織構造を導入し、経営改革を実現させた資生堂相談役の池田氏と、リーダーシップ研究の第一人者・金井壽宏教授のコラボレーションによる日本初のサーバントリーダーシップ実践の書。
『組織を引っ張るリーダーから組織を支えるリーダーへ』
というのが、これからの組織マネジメントを考えた場合には非常に共感できる考え方です。
本書の最後の「おわりに」の章に、
日野原重明先生からの話が記されています。
「生命(いのち)とは、人間それぞれに与えられた時間です。その時間をどう使うかは、人それぞれです。自分のために使うだけでなく、 お父さん、お母さんのためにつかうのもすばらしいことだと思います。ましてや、お友達や近隣の人、広く社会のためにつかうのであれば、 もっとすばらしい。皆さんも与えられた時間をどう使うか、 一人ひとりが考えて、できれば自分以外の多くの人のためにつかってください」
という東洋英和女学院での小学生向けの講話の内容が非常に印象に残ります。
人間は世の中や自然から「与えられ」「生かされている」ということに感謝して、お返しをするということを考えれば非常にバランスをとれた生き方ができるということです。組織の中のリーダーも偉いという存在ではなく、それは役割であってメンバーのために組織を支える、お客さまのために必死にがんばる、踏ん張るということができる人間がリーダーになれるのではないかと思います。
リーダーシップの根本的な考え方を、この本は教えてくれます。
当社でも、来週、学生NPO団体の「働く意義を考える」イベントに協力しています。
就職活動をこれから行う学生のために、学生団体の学生スタッフが多くの時間を割いて企画をしています。
その学生スタッフの熱意に賛同した公的団体、企業が、そのイベントに協賛しています。
来週の月曜日は、私がイベントのトップバッターで学生向けに話をさせてもらいます。
80000時間(22歳から60歳までの労働時間)で何を成し遂げるか?
という内容になります。
自分さえよければという市場原理主義や利益追求型の資本主義が崩壊している変革の時期に、このようなイベントが開催されることの意味をきちんと創りたいと思っています。
営業研修に真剣に取り組んでいる企業の半数は増収増益
できない理由ではなく、できることは何なのか考える
ビジネスには競合がいる
次世代を担う人材に理解してもらいたい組織マネジメント
学生に学業とインターンシップを両立させるため
なぜ結果がでないのか?
できない理由ではなく、できることは何なのか考える
ビジネスには競合がいる
次世代を担う人材に理解してもらいたい組織マネジメント
学生に学業とインターンシップを両立させるため
なぜ結果がでないのか?
Posted by 森戸裕一 at 10:57│Comments(0)
│組織改善
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