2010年04月07日

自ら育つ力

社員をどのように育てるのか?

ということが多くの企業の課題になっています。

私は若手社員の世代をパッケージ世代と呼んでいますが、小さい頃から身の回りに何でもそろっていた、あまり不自由なく育ってきた、周囲も少子化で世話を焼いて育ててきたという環境から、自分の力で何かを工夫してそろえるという経験が乏しく育ってきたということから『生きるためのパッケージが揃っていた』のでパッケージ世代と呼んでいます。

パッケージ世代の特徴は、危機に陥ったときに挽回する生命力が乏しいのと、自ら育っていくという力が弱いということです。

仕事をしていると非常に厳しい局面に陥るときがあります。

その時に、どのように挽回するかというのが仕事力ですが、問題に正面から向き合うことがなく反射的に問題を避けてしまいます。

人間は誰しもトラブルは避けたいのですが、トラブルを引き起こしたのが自分だ、そのトラブルの当事者、責任者は自分だということを自覚して解決に取り組むことが仕事であり、それに正面から取り組むことで自身の仕事力が高まります。


仕事を任せられて、自分が責任者として仕事に取り組む中で成長するためには、自ら育つ力が必要になります。

気づく力

を持ち、仕事を通じて様々なことに気づいていく(学んでいく)力を持つ社員は面白いように成長していきます。

昔はそのような力を持つ社員が多かった、終身雇用という形で『この会社で最後まで働きぬく』という覚悟を決めていたので、OJTなども職場に配属されてほったらかしていても育ったのではないかと思っています。

気づく力を持っている社員は早い段階で頭角を現しますし、気づく力が弱い社員も転職などを考えずに会社でもくもくと働いてくれるので作業などを行ってもらうには最適です。

当然、前者と後者の役割は会社の中では変わってきます。

前者はマネージャーになり、後者は社員として頑張り続けます。


では、今の『自ら育つ力』が弱い社員が増えてきた会社はどのようなことをしないといけないかということですが、『自ら育つ力』が弱い社員を育てる社員に『育てる力』を身につけさせる必要があるということになります。

昔のマネージャーは現場で大きな成果を出して出世していくのですが、決して部下を育てる力が強いわけではありません。

それでも部下は『自ら育つ力』をもっていたので、機会を与えてもらうと頑張って自ら道を切り拓いていました。

今は、部下の『自ら育つ力』が弱いということであれば、上司の『育てる力』に注目しないと会社がおかしくなります。

そのような上司の『育てる力』を見つける研修を明日は行います。






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