2010年05月05日

どんな夢を持っていますか?

自分の夢を聞かれたときに、なんか気恥ずかしいというか答えにくい空気がこの国にはあります。

夢をコミットすることで自分に責任が来る、あとからそれが実現できなかったときに恥をかくような感覚がある、または、そもそも夢なんて青い感じのことを言うこと自体がかっこ悪いということなのか、

いずれにしても、夢を語るのは難しいと感じているのは私も同じです。


自分が○○したい

などという夢なら簡単に言えます。


お金持ちになりたい

学校の先生になりたい

幸せな家庭を持ちたい

社長になりたい

そのような夢であれば、頑張れば実現できないことではありません。



ただ、

お金持ちになって何を社会に還元するのか?

学校の先生になって生徒に対して何をおこなってあげるのか?

幸せな家庭を持ち、自分以外の家族をどのような感情にしてあげるのか?

社長になって、社員に対して、お客さまに対してどのような価値を提供するのか?


夢というのは、最終的には自分がどうありたいということよりも、自分に関わる人たちにどのようになってもらいたい、どのように感じてもらいたいという部分まで落とさないと本当の夢にはならないように感じます。


今まで42年生きてきて、来月には43歳になります。

いろいろな人に迷惑もかけてきて、いろいろな人とつながり、はなれ、今の生きざまになり、自分が社会に対して何を価値として提供できるのかということも見えてきました。


人を育てる

など、偉そうなことは言えませんし、できません。


ただ、

人が育つための環境をつくる

ということはできそうに感じてきました。


人はどのような環境下で多くの気づきを得ることができるか

ということを考えて、情報基盤整備や学習基盤整備、人と人、地域と地域のつながりをデザインしています。


そのような基盤整備の支援をおこない、もともとポテンシャルが高い人間が社会からの要請に基づき自分の可能性を最大限に高めることができ、最終的には人生の目的を見つけ人がそれぞれ自分の夢を成し遂げる環境をつくることができれば、私の夢は達成できたことになります。

夢は継続できた方が達成感の後のやり遂げ感や喪失感が無いと考えています。


定年退職

という人が決めた仕事人生の区切りを受け入れるということは私にはできないと思っています。

かと言って、

生涯現役

などということを言うつもりもありません。


社会から必要とされる間は働き、社会から必要性を感じられないようになれば、私も会社も自然に存在しなくなるということだけのように感じます。


天職も天命もなく、需要と供給の関係でシンプルに説明ができそうです。


インターネットという情報基盤が爆発的に普及したことで、社会が混乱しています。

その混乱は平静状態にもどしてあげる必要があります。


次世代を担う人たちが自分の生きざまという部分で混乱しているというのであれば、その混乱を解消してあげる支援をしたいと思っています。

この国が混乱している中で、この国の混乱を鎮静化する支援をしたいと思うのが、普通の国民の感覚ではないでしょうか。

ただ、鎮静化するだけでなく、混乱状態から付加価値を持つ状態まで持っていくのがソリューションと考えています。





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Posted by 森戸裕一 at 22:26│Comments(0)人材育成
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