2007年09月19日

他利の追求が新しいビジネスモデルを創造する

次世代のリーダー候補となる人材をどのように作っていくのか?

というのは、自分と当社に課せられた課題と考えて日々活動しています。

大学生などには『知的好奇心』と『素直さ』を持つことの重要性を伝えていますが、地方都市にはなかなかそのような若手人材はいないのも事実です。

楽(らく)に成功したいということに興味を持っている若者はたくさんいますが、実際に目の前に学習材料を置いてもあげても、それに興味すら示しません。これは『センスが無い』としか言いようがありません。

がんばります。
成功したいです。

というのは誰でも言えます。

しかし、身の回りのことに絶えず気を配り、その中から気付きを得て自分の行動につなげることができる人間は一握りです。

地方都市の場合には周囲に若手で頑張ってビジネスで成功している手本がいないのかもしれません。
『やりたい』、『がんばります』『反省しました』という言葉は出ても、そこで終わりです。行動にはつながりません。

ここから先は本人たちの資質と自覚の問題なので、私は基本的にはほっておきます。
資質が無い人材に無理に押し込む必要はありません。
それを無理強いすると精神的に参ってしまうと考えています。


さて、今日は朝から福岡から東京に飛んで、14時から数社でのプロジェクトのキックオフミーティングに参加しました。非常に面白い展開を作れると思います。

その後、成田空港に行って、今から海外に向かいます。

もともとビジネスのラインを九州や日本に閉じている訳ではありませんので、海外に飛ぶというのも特別の感覚は持っていません。

今回は、ビジネスですか?プライベートですか?という質問を受けることもありますが、社会を面白くしようと思って仕事をしているわけですから常にビジネスというか、新しい仕掛けのことは考えています。

プライベートというのは、そのようなことも考えるのを放棄するということなのでしょうか?

仕事が辛い、嫌いと思っている日本人は就業人口の60%を超えるという、世界的に見ても非常に特殊な環境で仕事をしている我々の国で、私のような仕事の仕方、考え方をしている方が特殊なのかもしれません。

ただ、これからの時代は私利よりも他利を考える方が社会のことが広い視野で見えるというのは事実と思っています。

当社に集まってくる社員は、社会的な存在意義がある仕事を求めていると思っています。
たくさんの『ありがとう』という言葉と、お客さまが想像する以上のサービスを提供して、たくさんの対価をいただいて、その対価を個人に分配して、そのお金で自己研鑽をして、更に社会に貢献できる人材になってもらいたいと私は考えています。

社会的なインパクトを与える人材にはたくさんのお金を渡して更に社会に貢献してもらう。

この当たり前の流れを作りたいと思っています。

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Posted by 森戸裕一 at 18:00│Comments(0)ビジネススキル
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