2008年01月23日

リカレント教育

最近、リカレント教育という言葉をあちらこちらで耳にします。

リカレント教育とは、学校を卒業して社会人として仕事を行ってから、その仕事に必要となる知識などの習得を目的として、再度、学校に戻って学習することを可能にした教育システムのことです。

私自身が、企業に勤める社員教育を長年担当してきましたが、通常は教育を受ける人たちのモチベーションは低い場合が多いように感じます。

会社からの指示で教育に参加している。
業務から離れて一息つきたいので教育に参加している。

など、やらされ感や業務と教育の乖離などを感じることが多々あります。

そのような中でも、自分の知識不足が業務遂行に支障をきたすと考えて、自発的に大学教育を受けたりビジネススクールに参加する人たちが増えてきました。

当社もビジネススクールなどを運営している中で、同じ社会人でも向学心という部分での意識の違いが格差を生み出しているとも感じています。

非常に競争が激しい東京では勉強していないことで待遇の格差が生まれているということを社会人が認識しているので自己啓発のための自己投資を惜しみません。

地方都市では・・・

これも企業力の差になっています。

MBAや資格を取得するのが目的ではなく、現状の目の前の仕事で成果を出せるようになるということと向学心のあるビジネスパーソンのネットワーク作りの支援を当社のビジネススクールでは考えています。

大学の教育やMBAなどの教育もそうですが、習得する知識と実業とどのように結び付けていくのか?

ということが一番重要なので、大学教育やMBAコースを熟知して、企業研修や企業経営に精通しているコーディネータが必要になっていると思っています。

スクールでは何を教え、受講対象者は何を学ぶべきか

ということをきちんと理解しているコーディネータがこれからは必要になってくると考えています。

当社がその役割を担うことができればと考えて、日々、精進しています。

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Posted by 森戸裕一 at 21:28│Comments(0)人材育成
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