家族的な雰囲気になってきた病んでる会社

森戸裕一

2009年12月21日 23:33

今日は朝から東京に入り、怒涛の6社訪問のミーティングでした。

それぞのミーティングが面白い展開につながりそうな予感がします。

不況というものも捉えようによっては大きなビジネスチャンスになります。


時代の変革期は、従来の枠組みでは勝負できなかった中小企業などにも大きなチャンスが訪れます。ただ、その変化にタイムリーに反応するのは常に動いている会社でないとできません。

また、同じように変化を自分の成長のチャンスにできるのも常に考えて動いている人材になります。


動くための条件ばかり提示したり
できない理由を周囲のせいばかりしたり
変化できない理由を環境のせいにしたり

するのは、何も若手社員ばかりだけではありません。

経営者にもいますし、管理職にもいます。


ただ、若手社員がそのようなできない言い訳ばかりしていると周囲から何も教えてもらえないようになるので、成長できない環境を自分でつくってしまうのが心配です。

教えやすい空気をつくれる若手は伸びますし、自分で教えにくい空気(予防線?)をはっている若手はやはり伸び悩みます。


周囲が何も教えてくれないとボヤいている
周囲は同僚は自分よりも仕事ができないと感じている
周囲の同僚の仕事を手伝おうとしない

などが、最近の若手社員の特徴と言われます。

それじゃあ、誰も仕事を教えないだけでなく、その社員の欠点すら指摘し辛くなります。


つべこべ言わずにまずは自分の仕事をやりなさい

と若手社員に感じている中堅社員が増えています。


つべこべ言わずに勉強しなさい

と言われてきた私たち世代には、悪い意味で家族的に感じます。


会社が家族的な雰囲気というのは良い意味でもつかわれますが、会社が家族的な躾をしないといけない場になってきたというのは末期的なものも感じます。

なんなんでしょうね。




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