スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2007年10月20日

自分ができることをやる

自分の人生で、どれだけの価値を社会に対して提供できるのだろうか?

特に人から感謝されるために生きているわけではないですが、社会に対して何らかの影響を与えることでいろいろな人が考えるようになってもらえればと思いながら事業や社会活動を行っています。

自分しかできない事とは思いませんが、お金が価値判断の基軸になっている場合にはやること自体が無駄だと思われることを私や当社はやっていることが多いような気がします。

前職のときに、海外視察などのコーディネータを行っている中で電子自治体の運用手段としてデジタルデバイドの解消のためのシニアボランティア(シニアネット)の存在を知って会社にNPO支援を提案したこともあります。結局は個人でやらないと会社としては取組みにくいということでシニアネット福岡の設立を働きかけました。

経済産業省が後援していた起業家育成支援プロジェクトであるドリームゲートの支援を行っている中で、次世代を担う学生の社会参加の意識の低さに直面して、NPO法人として九州学生ネットワークWANの設立を働きかけました。

シニアネット福岡、九州学生ネットワークWAN、ともにNPO団体として福岡の土地で社会に貢献できる活動を行っていますが、これを作る支援をしようという決断をしなかったら存在しなかった団体です。

今日をどのように生きるのか?

この目の前の決断を自分はどのような思考で考えているのか?

今日の決断は、将来的には自分自身にどのような影響が出るのか?周囲にどのような影響を与えるのか?などのことを小さなことでも考えると、考えない自分と比較すると随分と成長していると感じることもあります。

先日、当社の若手社員にブログを書かせることで自分の行動を考えさせると宣言しましたが、ブログが自分の行動を記すだけのただの日記では仕方なく自分が考えるための道具にならないとビジネスブログにはならないと考えています。彼らにはビジネスブログを書かせる中で、コンプライアンスの意識、お客様の視点、教養、自分の行動の意味などを考えさせています。

http://www.gakulog.net/10001/
http://www.gakulog.net/10012/

最近では彼らが定期的に訪問しているお客様からもブログに書いている内容をもとに反応があるようです。営業活動では見えない彼らの日々の努力も評価していただけるというのはありがたいことです。

彼らも一生懸命頑張っているのですが、今まで生きてきた環境が私たちが日々戦っているお客さまの価値創造の場という中で必要となる「多視点を持つ」ということとはかけ離れているので、その能力の補完のツールということでブログに取り組ませています。

ブログを書かせ始めた当時は、自分たちが学生の就職活動にアドバイスを出すためのブログ記事を投稿すると勘違いしていたようですが、アドバイスは学生からの投稿に対してコメントとして書くほうが効果的で、社会人1年生、2年生として自分が1人前になるために必死になっているということを記すことが学生にとって「仕事とは?」と考えさせるためには必要と指導しています。

インターネットの影響で、学生は情報過多な状態にあります。情報過多になると仕事なども疑似体験できるようで、仕事もしたことないのに、仕事ができるような気になっている学生もいるようです。

ただ、仕事でも何でもそうですが、実際にやったことないことをやることは苦労しますし、仕事で成果を出すということは、そんなに簡単なことではありません。

だから、仕事で成果を出せるようになった人は周囲から評価されるということです。

これからも当社の二人を応援してください。


ガクログ(http://www.gakulog.net)というサイトは、就職支援サイトではなく次世代を担う学生に周囲の同世代の考え方を見せることで考えさせるということを目的にしています。全国のいろいろな学生とあっていると高い志を持って生きている学生が多いことにも驚きます。



中小企業の経営者や人事担当者の方とお話をしていて、

「学生は勉強しないよ」「俺もそうだった」「どうせ俺たちの会社には新卒学生なんかこないよ」「社会のことがわかっていない学生がビジネスなどはできない」

と言われることも多いです。一部正しいこともありますが、ガクログなどに投稿している学生はそれに当てはまらない場合もあります。真剣に自分の将来を考えている学生も多いと思います。

ただ、真剣に自分の将来を考える学生には、自分の会社の将来を真剣に考えているように見えない経営者や企業は当然、魅力的には見えないようです。

経営者の方などでもビジネスブログを立ち上げて逆に価値を落としている人も見受けます。
内面が見えてしまうというのは非常に怖いことで、芸能人やスポーツ選手などのブログも誹謗・中傷にさらされることも多いようです。

ただ、生きるということは周囲に社会に対して少なくとも何らか影響を与えることなので真剣に考えないといけないと思っています。特にビジネスの世界には発信される情報で作られた評判ということも価値として考えられています。

就職活動をしている学生から評価されない企業は市場からも評価されない

これは、ある意味、正しいのではないかと思っています。

経営者がブログを書くというのは、ある意味、勇気がいります。


話は変わりますが、一昨日、札幌では、





のような風景が見られました。

北海道日本ハムファイターズの北海道への地域貢献度は非常に高いと思います。

来年こそは、九州を元気にするためにもソフトバンクホークスには頑張ってもらいたいと思います。  

Posted by 森戸裕一 at 09:26Comments(0)地域貢献