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2007年11月21日

社員の仕事は「答えを出すこと」

社員の仕事とは?

と聞かれると、皆さんは何と答えるでしょうか?

 ○言われたことをやる
 ○決められたことをやる

このような答えではないはずです。

以前、作業と仕事の違いなどもブログには投稿しましたが、自分のやる仕事の価値を増大するために考えないといけないことがあるはずです。

船井総研の小山社長の著書「へぇ、儲かる会社はこんなことをやっているんだ!」の中では、『社員の仕事』について、このような回答をされていました。




社員の仕事は「答え出し業」

社員は最低でも4つの提案を出せ!

ということを言われています。


たしかに、私たち経営者や管理職は、社員や部下からの答えを正解とみなすか再考させるかという「判断」をするのが仕事です。

その判断された答えというのが、組織としての納得解になります。

これらの答えに正解というのはなく、みんなで納得できるかどうかというのがポイントです。

若い社員や学生などは、すぐに正解を求めてきますが、この複雑化した社会でビジネスにおける正解というのは誰も知らないわけで、納得解を出すためには、社員が自ら考えて、上司にたたき台をいくつか提出するというプロセスが一番、組織を活性化させるのではないでしょうか。

当社が主催しているビジネスプロフェッショナルコースでは、MBAを取得している講師がこれらの考え方をビジネスパーソンに教えています。答えを教える試験対策コースや資格を取得する長期間の研修コースとは違い、2時間で集中的に答えを導き出す訓練をしています。

知識×使い方

知識の使い方を学ばなければ、期待される結果は0になってしまいます。

仕事における情報の使い方も、社員に対してはきちんと教えないと『ただの情報を知っている人』になってしまいます。

情報を知るまでのプロセスは、 情報を収集して、 分析する。

情報を使うまでのプロセスは、 情報を編集して、 発信する。

そして、行動することで、さらに情報は収集できるようになります。

このサイクルの中で、常に『答えを出す』ということを意識していれば、結果を出せる社員が育成できるという仕組みです。 

これらの話を、情報化戦略に関する講演では話をしていますが、

東京では、11月28日(水)のOBC様の奉行フォーラム

長崎では、12月6日(木)のキヤノンS&S様の情報化セミナー

福岡では、12月7日(金)のIT経営応援隊のセミナー

になります。

ご都合が合う方は、是非ご参加ください。  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)ビジネススキル