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2008年06月03日

人から何かしてもらうのが普通な時代

昨日のテレビ東京のカンブリア宮殿は日本電産の永守社長が先週に引き続き出演されていました。

2008年6月2日放送
「再建のプロがわが社にやってきた!
~永守流 利益の出し方教えます~」

ゲスト:永守重信(ながもり・しげのぶ)氏
     (日本電産 代表取締役社長(CEO))

日本電産の永守重信社長は情熱の塊のような方です。

情熱を持ち仕事に取り組む
人の熱意は能力をも上回る
執念を持ち最後まであきらめない
ハードワーキングを否定するのではなく成果を出すために仕事をする
今すぐやる、絶対にやる、出来るまでやる

これらのことを当たり前のことと感じるのか、違和感を持つのか

今の社会は労働時間の制限やワークライフバランスなどの議論には熱心になっていますが、実際に自分の責任を全うするなど義務のことが議論されずに権利の問題ばかりが議論されているようにも感じます。

これらは両輪ではないでしょうか

強い日本、強い会社

があってはじめて、自分の幸せのことを考えることができます。

永守社長は、

人の能力の差なんて大きくて5倍程度
普通は2倍程度の差しかない

と言い切ります。

しかし、人のやる気は100倍くらいの差にもなる
下手すると1000倍くらいの差にもなる

と言います。

人にモチベーションをつけてもらうという選択するのか、自分でモチベーションをあげる決意をするのか

人はそれぞれと思いますが、若手社員や学生の育成を担当していて、人にモチベーションをつけてもらうということが普通になってしまっている人間を扱うことの難しさを感じます。

これが、カーリング型と言われる人材の本質かもしれません。

あの上司は自分のモチベーションを上げてくれない

こんな声が聞かれます。


アメリカが日本の面倒を見てくれなくなった

さすがに、そんな声は聞かれませんが、アメリカもサブプライムの問題やらで自分たちの国のことで大変なんでしょう。

それくらい、日本の会社の上司の人たちも大変なのではないかと思います。

そこに過保護に育った人材が流入して、面倒をみてもらうのが当たり前のような雰囲気でこられると、本当に会社は疲れてきます。


今回の番組の最後に、司会の村上龍氏が、

社員だったらやる気があるだけでもいい
しかし、リーダーはやる気だけでなく高い能力も必要になる
リーダーとして一番ダメなのは、やる気だけで能力がないということではないか

というコメントをされていました。


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Posted by 森戸裕一 at 06:59Comments(0)人材育成