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2008年07月09日

学生からのレポート

厳戒態勢の札幌から福岡に戻ってきました。

空港から会社までのタクシーの中で運転手さんと環境問題や食料自給率低下の問題などについて、しばし話をしました。

この運転手さんは、なかなかの博学で現在の問題をマルクス理論やマネジメント経済などを使って、運転手さんの考え方をわかりやすく説明してくれました。それ以上に感心したのは、自分の理想とする人生で必要な収入を先に計算して、その収入が得れればそれ以上の収入を無理に求めることなく世の中の人たちが豊かに生きれるような活動をすればいいと思っていると言われたことです。

環境サミットなどを見ても、エコサミットではなく、経済優先のエゴサミットになっているということでした。
たしかに国の力は経済の力=軍事力というパワーバランスの構図が見えています。
G8よりも中国やインドなどの新興国の発言力が大きくなっているのを感じます。

個人で考えても中国やインドの新富裕層の数の伸びが顕著なようです。

(参考)
2007年の富裕層人口の伸び率が世界で最も高い国はインド、ついで第二位は中国。
同レポートにおける富裕層とは、主な居住用不動産を除いて、最低100 万米ドル以上の純資産を保有する個人層。2007年のインドの富裕層人口は前年比22.7%増の12万3,000人、中国は20.3%増の41万5,000人。
2007年、世界の富裕層人口は、6%増加し1,010 万人に達した。同時に、超富裕層(主な居住用不動産を除いて、最低3,000 万米ドル以上の純資産を保有する個人層)の人口は8.8%増加した。同社がレポートを発行し始めて以来初めて、世界の富裕層個人の平均保有資産高が400 万ドル(約4億3,200万円)を超えた。
アジア太平洋地区の富裕層人口は、前年比8.7%増の280万人に達し、保有資産の総額は、12.5%増の9兆5,000億ドル(約1,026兆円)であった。アジアは富裕層人口の伸び率が世界で最も高い地域で、3年連続で伸び率世界上位10カ国のうちの5カ国を占める。
中国の富裕層人口は、フランスを抜いて世界第5位となった。他アジアの伸び率の高い国は、韓国が18.9%、インドネシアが16.8%、シンガポールが15.3%であった。
(メリルリンチとキャップジェミニが発表したワールド・ウエルス・レポートより)



さて、さきほど会社に戻ってきましたが、机の上には福岡大学の学生からの授業「情報社会と経済」レポートが、



なかなかボリュームのあるレポートです。

ざっと目を通しましたが、拝金主義的な考え方よりも社会貢献的な考え方を持っている学生が多いと感じました。

時間をとって、ゆっくりと読んでみたいと思います。
  


Posted by 森戸裕一 at 18:30Comments(0)人材育成