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2008年09月04日

学生が「働くことを学ぶ」大切さ

失敗してもいいと取り組む仕事は、ほぼ失敗します。

失敗するわけにはいかないと思って必死に取り組む仕事は、ほとんど成功します。

必死に取り組むと途中思うような成果が出なくても、その躓き(つまずき)から学ぶことができますので成功ともいえます。

学生団体で学生の活動支援をしていると、何をやらせても中途半端になる学生がいることに気づきます。

彼らは「学生だから失敗してもいい」と、どこかで思っています。

これは、社会人にも同じようなことが言えて、

「失敗してもいい」
「成果がでなくてもいい」

と、どこかで思っているサラリーマン的な思考の人は、やはり思っている通りに失敗しますし、成果もでません。

「絶対に失敗するわけにはいかない」
「絶対に成果を出す」

と、必死に思っているビジネスマン的な思考の人は、例え失敗したとしても、その失敗から学べます。

だから成長します。



昨日も東京の取引先の方とお話をしていて、

「どうみても時代錯誤な仕事の仕方なのに、なんで変われない人がいるのか?」

という話になりました。


結論は、結局、自分を変えないという楽(らく)がしたいだけだ。

ということになりましたが、楽(らく)をしていると周りから見られるというのは辛いものです。

自分の仕事のやり方に固執して時代の変化に対応できない。

その固執の中には、

楽をしたい
失敗してもいい
成果がでなくてもいい

というエゴが入っているということは周囲に見えています。

ただ、見えていても自分は構わないという意識があるのかもしれません。

頑な(かたくな)

という言葉は、あまり良い意味には使われません。

頑なになっている自分の姿を「かっこわるい」という形では認識はできないのでしょう。


自分を客観的に見る視点を養う

ということは、このように時代の波に乗り切れない、周囲の変化に対応できない自分を変えるためには重要なことだと思います。


11月の2週目に、NPOと共同で学生に『働くことを学ぶ』ことを考えてもらうイベントを企画しています。



働くことについて真剣に考える時期は早ければ早いほど自分の将来などをしっかりと考えることができると私は思っています。

景気が後退してきて企業の人材採用意欲も減退してきましたが、サラリーマン的な意識の人材の採用意欲は減退しても、ビジネスパーソン思考の人材はいつの時代でも企業から求められます。

そのようなビジネスパーソンとしての意識を持つことができる、そのような意識を持ちたいと思う次世代リーダーとなりうる人材をたくさん輩出することが当社の使命ではないかと思っています。


今日も西南学院大学の学生が、ゼミとして取り組んでいるプロジェクトの相談に来ました。

プロジェクト自体は環境を考えるプロジェクトなので、しっかりとプロジェクトを通じて彼ら自身にも学んでもらいたいと思いました。

http://www.gakulog.net/10324/

プロジェクトがあれば、そこはインターンシップと同じ学びの場になります。

学ぶためには、きちんとした準備と何よりも成果を出す覚悟と成長したいという強い意志があれば十分です。  


Posted by 森戸裕一 at 13:21Comments(0)人材育成