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2008年11月03日

留学生の力が日本企業の変革を推進する

北海道の大学へ留学してきている学生のインターンシップ事業に関わらせていただいています。

留学生をインターンシップ生として受け入れていただく企業向けの講演も担当させていただきましたが、留学生向けのプレ研修も担当しています。

プレ研修の内容としては、

日本企業が抱える課題
日本企業の人材採用、人材育成の現状説明
経済産業省が提唱する社会人基礎力とは
社会人基礎力が提唱されるに至った背景
ビジネスマナー個々の意味
コミュニケーションの基本的な考え方
プロジェクトという概念とグローバルスタンダードな管理手法
インターンシップを受け入れる企業の悩み

などになります。

このように列挙すると難しいように感じますが、内容的には事例などをもちいて平易に説明しています。

留学生は日本企業の風土的なものの理解が難しいと思っていますので、特に今回はマナーにしてもスキルにしても、それが生まれた背景などについて話をしています。意味合いを理解できれば実践力、応用力もつきます。

日本は少子化という問題も抱えていることから、今後は海外からの労働者を積極的に受け入れていくということは方針として決まっています。このことから人材育成などについての課題も今後は大きく変化していくのではないかと考えています。

生活環境、習慣が異なる国で育ってきた人材を自社の戦力として採用して育成していくという人材戦略は、これからグローバル化を目指している企業、労働力不足に悩む地方企業、中小企業では共通の戦略になってくると思いますので、当社でも早い段階で取り組んでいます。

今回の研修も、留学生の皆さんは満足してくれたようでよかったです。

彼らが自分の夢の実現をしてくれて、その夢を実現する過程で日本の企業もグローバル化に向かっての大きな変革のきっかけをもらえればお互いにWin-Winの関係が結べるのではないかと思っています。  


Posted by 森戸裕一 at 23:57Comments(0)人材採用