スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2008年11月14日

日本人の満足度レベル

日本人の満足レベルは下がってしまったのでしょうか。

私たちの世代でも、

生まれてから食べ物が無くて困ったことはありません。
普通に生活していれば皆、中流的な生活はできてきました。
贅沢な生活に憧れることもありますが、特に現状に不満がある訳でもありません。

こんな感じなのでしょう。

この意識がビジネスの世界になると、ちょっと困ったことを引き起こします。

相手(周囲、お客さま)の満足度合いがわからないということです。

モノが無かった時代は、モノを販売してあげれば相手は喜んでいました。
問題点が明確な会社や人は、問題を解決してあげれば喜んでいました。

では、モノが溢れて、特に問題や不自由さも感じないという時代は、どうすればよいのでしょうか?

その時代は、相手が自分ではイメージすることができない満足のイメージを創ってあげるしかありません。

ただ、それができる人はそうそういません。

だから、そのような人や企業の一人勝ちの時代になったのでしょう。

相手の頭の中に良いイメージを創ってあげることができる人や企業は、相手から喜ばれます。


昨日の「BizPASSウィーク」は、居酒屋てっぺんの大嶋社長に講演してもらいました。

大嶋社長に素晴らしいところは、講演参加者の頭の中に良いイメージを創ってあげることができるということです。



会場は満席です。




そして、大盛り上がりです。




講演が終わってからも、会場外で参加者は大盛り上がりです。





スタッフも大盛り上がりです。




「BizPASSウィーク」も考えるだけでなく非常に元気になるイベントになってきています。
この勢いで、1月、3月のイベントに突き進んでいってくれると信じています。

学生スタッフや当社の社員には、このイベントを通じて「考える」「行動する」ということを学ぶように言っています。

学生スタッフの中には、自分が何をすればいいのか分からずにボーとしているスタッフもいます。

これに関しては簡単で、

周囲で仕事ができると言われている人はどのような動きをしているかじっくり観察しろ

という指導と、その動きの意味を教えてあげます。

気配り、先読みができる人だけが、イベントなどでは機転を利かせて活躍できます。(接待の場でも一緒ですが)


参加者が本当に満足してくれるには、参加者が期待以上と感じてくれるには、そのようなことを真剣に考えることができる人材がこれからの日本には必要な人材と思っています。

平和な日本で生まれ育ち、知らず知らずに自分の満足度を下げてしまって、

自分なりには頑張った

自分は別に頑張らなくてもいい、今の生活に満足している

などと思っているのであれば、

他人からみて頑張ったと思えるように頑張れ

自分の生活にさえ満足していればいいというエゴは捨てて、他人の生活まで満足してもらおうという社会的な考え方を持て

ということを思ってしまいます。


借金に借金を重ねて、800兆円(http://www.takarabe-hrj.co.jp/clock.htm)も借金しているのに(まあ選挙対策でしょうが)更に2兆円も国民にバラマキ、どんどん借金漬けになってしまっている日本という国に住んでいることが恥ずかしいという感覚すら無くなってしまって、自分らしい生き方というエゴを求め、社会的なことを何も考えずに人生を終わることの虚しさも感じることができなくなってしまった人たちが、今度は親になっていって、子供に人生の価値すら話すことができなくなってしまっているのでしょう。

憂うことだけであれば誰でも出来ますので、当社は行動していきたいと思っています。


どれだけ頑張れば、今までの人材業との違いを感じてもらうことができるかわかりません。

ただ、私を含めて社員が必死にその価値を市場に訴えていくことで、いつかは理解してもらえるのではないかと思います。


今日は、これから札幌に飛びます。

午後から講演です。  


Posted by 森戸裕一 at 10:16Comments(1)雑感