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2008年11月20日

時代の変革点でどう行動するのか

円高、株安はさらに進んでいるようです。

円高の影響で輸出産業は大きな打撃を受けていますし、不景気感でモノも売れなくなっているようです。

自動車産業では派遣社員の数の削減などのニュースが飛び交っています。

改革、変革という革命の革がつく言葉の意味には、血が伴うとも言われています。

ただ、このような時期は従来のビジネスモデルや価値感が否定されるだけではなく、新しいビジネスモデルや価値感が出てくる時期でもあります。

今までスタンダードと思われていたサービスが否定されるのではなく価値が薄れてきて、しばらくして新しい価値を感じられるサービスなどが出てくる時期です。

ブランド力のある企業が安定している
資金力がある企業が安定している
従業員数が多い企業が安定している

経済環境が不安定な時期には、安定しているように見える企業がよく見えがちですが、時代の変化に合わせて自己変革できる柔軟性を持っている企業であれば大丈夫なんですが、変化を感じても自己変革できない企業であれば淘汰される時代でもあります。

学生などへの就職アドバイスも非常に難しい時代になってきています。

キャリアコンサルタントなどのアドバイザーも、自分の経験上のアドバイスしかできないというのが本当のところだと思います。

しっかり自分のキャリアなどを考えて行動すれば大丈夫
自己分析をやって自分の特性に合わせた職業選択を
先輩の話をよく聞いて

などのアドバイスも、このような時代になれば、いまひとつ響かないような気もします。

私だったら・・・

君が強くなるしかないでしょう

と言ってしまいます。

「強い人はそのようなことを簡単に言う」と言われることもありますが、そのような言葉を言ってしまうことも含めて弱い自分を変えていくという決意をしてもらう必要があると思っています。

世の中で起きている事件などを見ると世紀末ではないかと感じることもあります。

ただ、そのような状況下で、今回の不況は「どのような時代でも生きることができる強い自分に変わる」ということを時代が求めている不況のようにも感じます。

平和ボケした頭をリフレッシュして、このような状況をどのようにしたら打破できるのかということを必死に考える時期ではないかと思っています。

景気は循環しますので、不況の後には好況が来ます。

そのときに大きく飛躍できる準備を不況のときにはしておかないといけません。

不景気を乗り切るというのは知恵が要ります。

その知恵を搾り出すということで実力がつきます。  


Posted by 森戸裕一 at 23:23Comments(0)雑感