スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2008年12月04日

競争力強化実践セミナー in 福岡

常識という言葉を聞くと、マナーなどの言葉が浮かんできます。

学生などからも「ビジネスマナー」を覚えるのが大変だという相談を受けますが、基本は相手が不快に思わなかったら大丈夫ということで「相手の気持ち」を感じる感性を磨きなさいと話します。ただ、その感性の部分が鈍い場合には「ビジネスマナー」を丸暗記させるしかありません。最初から丸暗記させるのではなく相手が感じる常識というものを「考える」という作業をさせることで応用力がついてきます。

最近の若い世代は「考える」ということができなくなったと言われます。

私もそう感じています。
考えなくても何でも揃う時代に生きてきたので仕方ないのですが「考える」という習性をつけさせてあげないと、仕事などで行き詰ったときに頭が真っ白になってしまいます。「考える」ということができない自分を責めて精神的に追い込まれるヒトが増えているのも情報量の爆発的な増加、行き過ぎた感がある手厚いサービスへの慣れなどが背景にはあるように感じます。

同じように自分が持っている常識というものも疑わないといけない時代でもあります。自分の常識というのは生活してきた環境や仕事での経験から培われているものですので、社会環境が大きく変化すると自分の常識を疑うということをやれないと変化についていくことができません。

自分を変えることができないヒトを変えるというのは簡単なことではありません。

ただ、時代の変革期は「変化できるヒト」と「変化できないヒト」の差が明確になる時期です。それが会社規模になると「変われない会社」は淘汰されることになります。

社員の自立化から、集団で考えることができる組織つくり、そして自らの将来を創造できる会社を目指すということが「変われる会社」を作る手順ではないかと思います。

従来は会社の方向性を決めて、その方向性にあわせて事業計画を作り、目標を部門に落として、その目標を社員(個人)が達成を目指すという流れでしたが、時代の変革期は社員(個人)の意識変革が先になると考えています。

不況期には、次の好景気に向けて社員の意識変革と情報を得て「考える」という力の醸成を目指すような人材育成計画を行う必要があります。

最近では、このような講演の依頼が増えています。


先日のOBC様主催の奉行フォーラムでも講演をさせていただきましたが、来週も地場企業の皆さまに聞いていただきたいセミナーが来週の金曜日に開催されます。私も特別講演という形で話をさせていただきます。

セミナー名:競争力強化実践セミナー in 福岡
日時:2008年12月12日(金) 13:00~17:00(受付開始:12:00~) 
会場:博多スターレーン 2F ダイヤモンドホールD [会場地図]
 福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目18-33 問い合わせ先
TEL : 092-451-4771
受講予定者数:100名
受講料:無料(事前登録制)

基調講演


篠崎先生が基調講演をされます。



特別講演



【セミナー案内Webサイト】
http://www.sbbit.jp/sp/9997/


私は、企業内の情報化を推進していく中で企業はどのような形で人材を育成していくべきかということについて話をしたいと思っています。


前の日の夜も鹿児島で同じような講演をしてくるのですが、ご興味がある方は是非、ご参加ください。  


Posted by 森戸裕一 at 05:05Comments(0)講演