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2009年04月30日

安定という麻薬を人生(時間)という財産で購入する

企業サイドからは見えない学生の社会貢献活動や学生団体、サークルとしての活動の見える化を図るためのWebサイト「ガクログ」(http://www.gakulog.net)が、映像とブログを絡めた形でリニューアルしました。



ガクログ:http://www.gakulog.net

ブログなどのシステムはWeb内で持たずに外部のブログをRSSリンクで表示するような機能や映像などもyoutubeにアップされたものをリンク表示するような形にしています。

北海道から九州までの学生の見える化を図りたいと思っています。


公的機関などでは緊急雇用対策などが盛んに行なわれていますが、次世代を担う学生などの活動にも注目してもらいたいと思っています。



さて、その公的機関ですが、当社でも公的機関の施策の実行支援を行なうことがありますが、最近では予算が少なくなってきていますので、最初からあまりお金のことは話さないようにしています。

当社は当然、営利企業ですので利益を出して再投資して事業を継続していくのが一番の目的ですが、市場である地域の活性化が先行されないとビジネスの場が活性化がなされないということで公的団体の皆さんとは良いお付き合いをさせていただいています。

ただ、先日、竹中平蔵大臣の側近だった慶応大学の教授の先生が、「今でも霞ヶ関はあまった税金の使い方に困っていて何でもいいので使ってしまえ的な発想で予算を組んでいる」的な発言をされているのには閉口しました。

緊急雇用対策でも、地域活性化でも何でもいいのですが、次世代のワカモノに重いシワ寄せ(借金)をしてまで将来の増税まで予定したお金が、最終的にはあまり投資効果がないような形で消化されていくのを目の前で見るとやるせないものを感じます。

お金はいらないので、そのような使い方よりも、こちらの使い方の方がよくありませんか?

と言いたくなります。

目の前のお金は、自分たちの子供の世代に残される借金の一部という意識はあるのかどうかが気になります。


また、事業を手伝おうにも「契約は個人の方としかできません」とこられると、これって中小企業診断士などの公的団体の指導員という方々のためのお手盛り予算に最初からなっていたのでは?と感じることも多々あります。


なんだかな~と思いながらも、私たちの税金はこのような形で浪費されているわけですから、ここを無視してというのは選挙権がありながら文句ばかり言って投票しない有権者と一緒のようになってしまうので、いろいろと考えています。

公務員の人たちをすべて同じように言ってしまうのには違和感を感じます。サラリーマンにはもっと仕事しない(?)人たちもいますので、それは公平に考えるべきだと思っています。

要は最高の住民サービスを創りだすという志を持って仕事をしている方、限られた予算だから知恵をしぼって最大限の効果を目指す方を探して一緒に頑張るというのが一番ではないかと考えています。


人間などもともと持っている能力など大差ありません。

自分の人生を大切にして、自分の持っている時間をどれだけ有効に使おうと考えているかだけの違いだと思います。

この有効に使うという概念の中に、自分本位ではなく、他人本位という考え方が入っていれば最高の人生になるのではないかと学生などの若い世代には話をしています。

彼らが、カッコワルイけど安定しているから、この職業を選びます。

と、人生をすでに見越したような選択をするときが、私にとって一番悲しいときになります。

安定している場で自分の力を最大限に発揮する

と、ギラギラした目で話をしてくれるのであれば、期待が持てます。

しかし、最初から打算では・・・、安定しているけどつまらない人生を選択してしまったということになるのでしょう。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:56Comments(0)就職観

2009年04月29日

20%の人材が残りの80%の人材を助ける

昨晩は、学生NPOのメンバーと卒業生と一緒に食事に行きました。

タイ料理のレストランに行ったのですが、昨日は ECO Day ということでロウソクの灯りでの食事となりました。

学生NPOの支援をやっていてよかったと思うときは、やはり卒業生が就職してその会社で活躍しているということを聞くときです。

会社の中で活躍できるか、できないかの違いは、自分視点でしかモノゴトが見えていないか、周囲の人たちの視点でモノゴトが見えているかの違いだと私は思っています。

会社を利用して自分のスキルアップを図ろう、とりあえずこの会社で給料をもらえばいい、同僚でもライバルだ、など自分本位なことばかり考えている学生が会社に入ってきていた時期もありましたが、昨年くらいから新入社員の質も変わってきています。

野心もないけど、向上心もない

・・・


すべてがそうではないですが、ちょっと頼りない印象を受けます。

最近では就職活動にも親同伴などの話も聞きますので、会社の対応も苦慮しています。


WANの卒業生は、自分だけでなく同期のことまで考えて行動ができているようです。

彼らと将来、一緒に仕事ができれば楽しいだろうななどと考えながら、次の世代の学生スタッフの育成に励んでいます。


自然に立派になっていく人材、手をかけると立派になっていく人材、何を言っても素直に話を聞けない人材

世の中の20%の人材が、高い志を持って経済的な問題も含め、社会の諸問題の解決にあたれば世の中は絶対に良くなります。

たまたま頭がよく生まれてきた人、たまたま環境に恵まれて能力が向上した人などは、社会的な責任として、残りの80%の人のために、その能力を使う必要があるのではないかと考えています。

次世代を担う学生が学ぶ環境を、家庭、学校以外にもうひとつ(サードプレイス)として創ることを目指してNPOは活動しています。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)人材育成

2009年04月28日

栄枯隆盛 次世代を読み、人材を育てる

人材関連ビジネスの会社が苦戦しています。

インテリジェンスさんも、従業員2割を削減し、今春の新卒採用者の半数110人を親会社のUSENに出向させるということです。
http://recruit-specialist.at.webry.info/200904/article_1.html

毎日コミュニケーションズさんやリクルートさんですら人材関連の業績は芳しくないらしいですね。


巨大メディアですら苦しい時代になっています。
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/ec45867b4c8994f6c1b4da13d4bd71c6/page/1/


今回の金融危機からの不況はさまざまな業種に大きな影響を与えていますが、重要なのは不況というのはビジネス構造改革の痛みでもあるので、次の時代にどのようなビジネスモデルが台頭するのかということを考えてこの時期を過ごすかということではないかと思います。

景況感というのは以前に戻るかもしれませんが、不況以前に本流だったビジネスモデルが景気が回復していく中で、また本流になっていくということはありません。時代はこくこくと変化していますので、私たちも変わり続けないと時代の波に乗り遅れるだけでなく、波さえも見えなくなるということではないかと思います。

本格的なグローバル化
人材のプロフェッショナル化
情報伝達手法の変化
地方都市の衰退と復興
一次産業の情報化
地域資源の奪い合い
失われた10年(ゆとり世代の再教育)

講演や研修などでたくさんの人たちに会って、たくさんの地域をまわって時代はどのように変化するのかを予測するのが私の仕事になります。

新入社員も変化してきました。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/22/news004.html
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/13/news044.html

そんな中で、彼らに気づかせるための手法も変わってきています。

育成採用
ラーニングプレイスのバーチャル化
ジョブコンピテンシーの複線化
イベントドリブン型のe-Learning
プロジェクトベースドラーニング(PBL)

けど、彼らだけの問題ではなく、こちらの問題かもしれないということも考えておかないといけません。
http://www.insightnow.jp/article/3316


当社でもいろいろなキーワードを頭に浮かべながら次々に新しいビジネスを創造しています。


時代の栄枯はあっても、ビジネス的には衰退なしに隆盛を続けたいのですね。

栄枯隆盛

勝手につくった言葉です。(笑)



  

Posted by 森戸裕一 at 10:45Comments(0)人材育成

2009年04月27日

学ぶための環境つくりが企業の将来をつくる

学生が言う「勉強」が持つ意味と、社会人が行う「勉強」の持つ意味は少し違うと思います。

学生の勉強の目的は『受験のため』、『試験のため』の場合が多いのに対して、社会人が勉強する目的は『仕事で成果を出すため』、『自分の成長欲のため』、『自分の人生をより良いものにするため』になるのではないでしょうか。

もっと言うと、『人の役に立つため』、『社会の役に立つため』となるのではないかと思います。

周囲からの期待を感じて、その期待に沿うことができるように、期待と現状のギャップを埋めるために学習することでレベルの違いを補完するというのが学習になります。

学習の場も、学生の場合には知識を習得する場は学校などの先生から教えてもらう場を指す場合が多いですが、社会人の場合には研修などのOff-JT以外にも仕事を通じて職場で学ぶOJTなども大きなウェイトを持っています。

職場で仕事を行いながら学んでいる社会人は、学びの場の環境によって成長の度合が大きく違ってきます。

個人の意識付けと組織の場つくりを同時に行って、社会人の学びの環境はつくられたと言われます。

個人では常に向上心、知的好奇心を持つということになりますが、組織としては個人の企業活動の場面場面で学ぶための仕組みを作っておくことが組織力アップのためには重要になってきます。




  

Posted by 森戸裕一 at 06:02Comments(0)人材育成

2009年04月26日

本当においしいトマト

佐賀の川副町から、



トマトが届きました。

この『光樹とまと』は、本当においしいトマトです。

ネットでも購入できます。
http://www.koujutomato.jp/tsuhan/index.html


佐賀県の農業青年創造塾のコーディネータをやっていたご縁で旬のトマトを送ってもらっています。

本当にありがたいご縁です。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:25Comments(1)雑感

2009年04月25日

世襲に勝る人材になることで世の中が変わる

国会などでは世襲の問題をどのように考えるかなどの議論がなされていますが、世襲でも優秀な人であれば国を引っ張っていってもらいたいと思いますし、会社などでも同じで社長のご子息が会社を継ぐなどのことは当たり前のように行われていますが、そのご子息が優秀であれば安心して会社を任せてもよいと社員は判断するのではないかと思います。

要は、その人を見る目が有権者や社員にあるかどうか ということになるのではないかと思います。

また、世襲議員にしていも社長の後継者にしても、きちんと勉強しないといけないということなので、逆に考えるとその人たちよりも優秀な人間をどのようにつくっていくかということが社会の本質的な課題ではないかと思います。

日本全体にしても、地域の活性化にしても優秀な人材が中心にいての話になります。

過去の歴史をひも解いても、大きく時代が変わるときにはそこにはキーマンが存在します。

ひとりの思い(思いこみ?)が時代を大きく変化させます。

ひとりの思いが周囲の人たちに伝播して、大きなうねりになります。


自分はそのような人間ではないと考えるか、自分はそのような人間になりたいと考えるか


会社の活性化、地域の活性化などであなたがキーマンだ!と指名された、指名されなくても自覚することで誰でもその変化の発火点になる、中心にいることができるようになるのではないかと思います。

当社でも、地域の活性化と会社の変革、次世代のリーダー育成などの仕事をしていますが、社員個々がその発火点に自分がなるという自覚を持って仕事にとりくんでいます。最初はそのような自覚を持って当社に入社してきたのではないのですが、場を創ることで各人が自分の責務を自覚して日々自己研鑽にはげんています。

お金を稼ぐだけでなく、世の中をよくするという仕事にはプライドが持てます。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:26Comments(0)地域貢献

2009年04月24日

正解と納得解の違いを理解する

携帯電話の電磁波については安全と言われていますが、それはどれくらいの期間、継続的に浴びても安全と実証されているのでしょうか?

携帯の電磁波、子供への影響は?
http://mainichi.jp/life/health/news/20090421ddm016040130000c.html
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090405/biz0904051801003-n1.htm
http://minna.eek.jp/fm/modules/d3forum/index.php?topic_id=395

日本でも加入数は1億を超えていると言われている携帯電話ですが、10年以上継続的に使っているという人たちは少ないと思いますので電磁波の人体や脳への影響については説明しづらいのではないかと思います。


学生や新入社員の研修を行っている中で、正解を教えてほしいと求める彼らに、

「正解というものが、本当に正解なのかと考えることが重要」

と言っています。


正解というのも誰かに教えてもらったことで、それが正解かどうか検証しないとわかりませんし、今の時点では正解と言われているものが将来的にも正解と言われている保障はありません。

今の時点で言えることと、将来的にどのようになるのかという予測しながら言えることなどを織り交ぜながらコミュニケーションしてお互いに納得できる解を探し出すというのが社会人の行動ではないかと思います。


携帯電話の電磁波にしても、将来的な見解としては子供の人体には影響がある場合もあるということになるかもしれません。

現時点での見解を正解として行動するのか、将来を予測して行動するのかで結果も変わってきます。

英国では子供の携帯電話の使用を控えるように指導しているとも記事には書いています。


東京女子医大の調査は気になります。
http://keitai.twmu.net/



  

Posted by 森戸裕一 at 08:23Comments(0)雑感

2009年04月23日

信頼ポイントがどれくらい蓄積されているか

今週はさまざまな方々とお会いして関係性の構築ができています。

インターネットなどを使って電子メールやこのようなブログなどで情報交換をするということで多くの方々と交流できるようになりましたが、信頼関係の構築のためには実際にお会いして直にお話をすることは重要です。

新入社員研修などでコミュニケーションの重要性などを話すことがありますが、コミュニケーションは人間の信頼関係を構築するために重要なものになります。

信頼というのは他人が感じることで、自分でどうこうできるものではありません。

だから、信頼してもらうためにコミュニケーションを行います。

たくさんの信頼を得ることができたひとは、職場などでも頼りにされますし、ビジネス的にも成功できます。


ビジネスをゲームと言ってしまうのは不謹慎なのかもしれませんが、ビジネスは信頼獲得ゲームのように感じます。

信頼ポイントをたくさん得ることができた人が、新たなビジネスの参加者を募ることもできますし、ビジネスの新たなルールを決めることもできるようにもなります。


新入社員の人たちなどには、社会(会社)のルールを守る、人との約束を守る、マナー(常識)を順守するなどのことが信頼を獲得するための最低限の行動規範で、それができてから応用になっていくと話をしています。

人と同じことはしたくないと考え自分の個性と主張して人に迷惑をかけていることを繰り返していると信頼ポイントを蓄積できないので結局は不自由になっていきます。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:57Comments(0)ビジネススキル

2009年04月22日

すごい会議セミナー

企業の業績が低迷している企業は社内の戦略会議などの回数も増えてくると思います。

そもそも会議というのは、

参加者の合意形成
会議後の行動イメージを明確化する

などの目的のために開催しているのではないかと思いますが、会議をおこなうことが目的になったり会議のための会議を開催したりと何か変だなと感じることも多いのではないかと思います。




『すごい会議』の著者の大橋禅太郎さんとお会いしたのは、私がインターネットビジネスなどの講演や研修を行っていた8年ほど前の平成13年の以下のイベントだったのではないかと思います。

http://www.nishikawa.net/im/forum.htm

そのイベントでコーチングなどの紹介をされていた大橋さんの講演は非常にたのしく、受講者も隣の参加者と互いにコーチング体験などをやりながら盛り上がりました。


大橋さんのシリコンバレーでの起業体験を書かれた「ガズーバ」を読んで非常にワクワクしたのを覚えています。




その大橋さんの著書「すごい会議」を読んだときも、とてもワクワクしました。





ということで、



http://www.seminar-info.net/curriculum/special/index.html

を開催することになりました。


大橋さんの「すごい会議」の実践会から講師の加藤さんに来てもらいます。

http://www.sugoikaigi.com/koushi/katou.html


たくさんの方々のご参加をお待ちしております。  

Posted by 森戸裕一 at 23:59Comments(0)研修

2009年04月21日

学生の企業選定のポイントは教育制度?

今年の企業の採用ページでアクセス数が多いのは、企業の教育制度という記事も出ています。
学生にとって企業の魅力を感じる部分として社員の教育・研修制度というのは定着してきたようです。

会社に入って自分を育ててもらうという甘い考えもあるのでしょうが、人材育成に力を入れている企業というのは将来を見据えた戦略があるということも言えるので企業選定のポイントとしては間違っていないと私も思います。

学生団体の活動として学生の就職支援などを積極的に行っていますが、スクールに参加する学生にアンケートをとる際に人材育成などに力を入れていると感じる会社ということで福岡の企業に限定して聞いてみました。

その結果、以下のような会社が学生から「人材育成に力を入れている会社」と見えているという結果がでました。(上位50社のみ公開しました。順不同で記しています)

九州電力株式会社
西部ガス株式会社
九州旅客鉄道株式会社
西日本鉄道株式会社
株式会社九電工
株式会社福岡銀行
株式会社西日本シティ銀行
九州朝日放送株式会社
RKB毎日放送株式会社
株式会社福岡放送
TOTO株式会社
株式会社ゼンリン
株式会社安川電機
コカ・コーラウエスト株式会社
株式会社富士通九州システムズ
九州日本電気ソフトウェア株式会社
九電ビジネスソリューションズ株式会社
株式会社インフォセンス
パナソニックCCソフト株式会社
株式会社福岡CSK
株式会社日立システム九州
JR九州システムソリューションズ株式会社
株式会社正興電機製作所
株式会社キューキ
英進館株式会社
株式会社新出光
株式会社ツバメガスフロンティア
イオン九州株式会社
株式会社リョーユーパン
株式会社トヨタレンタリース福岡
キューサイ株式会社
株式会社ゼネラルアサヒ
株式会社コスモス薬品
山下医科器械株式会社
株式会社キシヤ
正晃株式会社
富士ゼロックス福岡株式会社
リコー九州株式会社
コクヨ九州販売株式会社
株式会社三好不動産
株式会社福住
みぞえグループ
ヤマエ久野株式会社
株式会社やずや
株式会社ふくや
株式会社やまやコミュニケーションズ
株式会社力の源カンパニー
昭和食品工業株式会社
読売新聞西部本社
西日本新聞


当社が採用や人材育成でご支援している会社が多数入っているので嬉しいですね。



  

Posted by 森戸裕一 at 03:27Comments(0)人材採用

2009年04月20日

投資資産を負債にしないために

新入社員の研修などが多くなる時期なので、働く意味ということを考えさせられることが多くなります。

新入社員研修の講師などを行っていて、覇気の無いように感じる受講者がいると何とかしてあげたいと思ってしまいます。

新入社員研修という仕事を行う準備段階で、配属になってからの仕事への取り組み姿勢などを伝えていかないといけないのですが、単に説明するだけでは受講者である新入社員はこちらが伝えたい本質的な部分を汲みとることができません。

スキル研修であっても、そのスキルを習得する意味、メリットをきちんと感じてもらうような説明にしていかないといけません。

会社で仕事をするということは、会社が創り出す価値を最大化することに寄与するということになります。

その意味を理解する、行動をイメージする

ということを求めますが、本質的にそのようなことをやるために会社に入社したという意識が事前に持てているかどうかで感じてもらうことができるかどうかが決まります。

ホワイトカラー的な仕事の場合には、覚悟を決めて入社するということは少ないと思いますが、プロになるという覚悟を持てていないと厳しい言葉には委縮もしくは反発してしまいます。


医師や救命士、レスキューなどの人の命にかかわる仕事をおこなっている方々は、自分の一瞬の判断ミスや集中力の欠如で大きな事故をまねいたり、最悪、相手の命を落とす結果になることもあります。そのようなことを仕事にする人たちもいる一方で何となく作業を行うことが仕事だと考えて自分の権利主張ばかりを繰り返す人たちもいます。

職業選択は自由なんですが、自分が選択した職業でどれくらい自分の力を最大限に発揮するかということを決断してもらわないと継続して仕事を任せるということができない状況にもなります。

この仕事は本気にならないでもよい、命をかけるようなことが無いのでこの仕事を選びました

ということはないのでしょうが、仕事に取り組む姿勢については考えていかないといけないと思います。


以前の投稿で決断の先延ばしということを書きましたが、

いつか真剣になれる、環境が変われば自分は変われる

という幻想というか、人間の持つ防衛本能のようなものが、組織の活性化を阻んでいます。


真剣になってもらう、今、頑張る

ということを周囲が働きかけられるような組織をつくることが一番なので、そのような働きかけをできる人材を育成することが次世代を今よりもよくするということではないかと思います。


誰しも自分の力だけでは急に変化することはできませんので、周囲の働きかけで変化してもらう決断をしてもらうということを積極的に推進していくしかありません。

新人研修でどれくらいの働きかけができるかどうかわかりません。

ただし、それをやるという決意を持って新入社員には関わらないと、働きかけが間違うと彼らが企業にとってのコストになってしまいます。

誰しも、会社のただのコストになろうとは思っていません。

ただ、場のつくりかたを間違うと大きな負債を抱えることになるのが人材という資産を抱える難しさです。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:57Comments(0)人材育成

2009年04月19日

Saga CSO Day 2009

昨日、今日と、佐賀県とマイクロソフトの共催で実施されています「Saga CSO Day 2009」でセミナーを行っていました。


受講者のブログでの感想

http://teamu.sagafan.jp/c5920.html

http://blogs.yahoo.co.jp/sagakenhoukago/28951299.html

http://blogs.yahoo.co.jp/sagakenhoukago/28963550.html

http://kvnc.exblog.jp/10854895/

http://kanzin.ti-da.net/d2009-04-20.html



「Saga CSO Day 2009」では、定員50名のところを70名超の受講者でグループ討議などを絡めながら進めました。


Webサイトなどで情報発信している団体も少ないですが、名刺交換などをした方々の団体Webサイトを紹介しておきます。

〇佐賀県CSO推進機構
http://www.saga-cs.org

〇さが市民活動サポートセンター
http://saga-csoblog.org/

〇地球市民の会
http://tpa.nk-i.net

〇シニアネット佐賀
http://www.geocities.jp/snsaga/

〇楽緑基山
http://www.sake.cx/rakuen/

〇学生まちづくり広場「ばるん」
http://barunrunba.ame-zaiku.com/
http://barunrunba.jugem.jp/

〇佐賀県放課後児童クラブ連絡会
http://blogs.yahoo.co.jp/sagakenhoukago/

〇温泉でヨガ
http://blog.goo.ne.jp/takeoyoga/

〇高知県ボランティア・NPOセンター
http://www.pippikochi.or.jp

今回の研修が、NPOなどの活動の起爆剤になればと思っています。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:18Comments(0)講演

2009年04月18日

次世代を担うリーダー育成の必要性(3回目)

ソフトバンククリエイティブさんのビジネス+ITで連載しているコラムの3回目が公開されました。



時代の大きな変革点で、次世代を担う人材をどのような形で育成していくかという提言を4回目以降はおこなっていこうと思っています。




  

Posted by 森戸裕一 at 22:59Comments(0)人材育成

2009年04月17日

決断の先延ばしの結果

最近は企業の人材採用の支援の仕事もおこなっています。

先日、うれしい知らせが入りました。

当社で採用支援している会社の人事担当者の方から、

「内定を通知していた学生のほとんどから内定承諾の返答がきました」

ということです。

ナショナルブランドの全国的に超人気企業であれば学生が勝手に盛り上がって集まってきますが、普通の会社であれば、自社が求める人材像を明確にして、その人材像に合う学生を探して、説得して、決断してもらわないといけません。

人事担当者のマーケティング能力、営業能力、人間性などで成果をつくるのが企業の人材採用の仕事になります。

当社でも、そのプロセスの一部を支援させていただきましたが、この会社の場合は、企業の中長期の事業戦略に基づいて数年後に必要となる人材像を人事主導で明確にして、ターゲットとなる学生を明確にして情報発信していました。

そのターゲッティングされた学生を集め、営業能力で興味を持ってもらい、期待してもらい、最終的には人事担当者の人間性で学生を引き付けていました。

当社は学生視点で、企業の将来性などを客観的に分析したり、学生がこのクライアント企業にあう考え方になるように「社会人とは」「学生と社会人の違い」「仕事で成果を出す」などの研修などを提供していきました。

結果、ほとんどの学生が、この企業の人材育成姿勢などを評価してくれたようです。


多くの学生は、決断の先延ばしということで安定していると言われる企業や有名な企業、公務員などの職を選択します。

大学に進学するかどうかという理由も将来的に選択肢が増えるかもしれないということで親の「大学くらいは出ておかないとね!」という意味不明な言葉で、結局は考えているようで考えずに専門的な技術を習得するわけでもない学部などに進学します。

就職活動も同じで、将来的に自分の可能性が広がるかもしれない、有名企業には新卒でしか入れないなどと、自分に対しての言い訳を考えて、結局は決断をせずに何の特徴も無い大きな会社に入っていきます。

大きな会社、有名な会社に入る、公務員になるのがいけないと言っているのではありません。

自分自身で社会にどのような価値を提供するという決断をせずに、今、決断しないといけないことを先延ばしにしていることが、将来に大きなツケを抱えることになるということを心配しています。

現在の日本の景気対策は赤字国債の発行でまかないますので、緊急雇用対策や定額給付金、子育て支援などのお金は将来的に自分たちの子供たちが払っていかないといけない税金を前借りしているような形になっています。ただ、そのような給与の前借りのようなものに頼っている親の子供が、今、決断するということができるわけがありません。

やはり、親からは、安定している会社、仕事、有名な会社に行くと、先々はまた違う選択肢が出てくるという夢みたいな話をされてしまいます。

問題は、腹を括らずに、会社に入ってもそこでも決断の先送りをします。

会社に入って、会社を辞めるという決断をしなさい

と言っているのではありません。

目の前の仕事で絶対的な成果を出す

という決断をしなさいということです。


その決断、成果の積み重ねが次の選択肢を創り出すということで、決断の先送りのために環境を変える(転職する)ということを繰り返している若者が親になったときに、今度は子供はそのような親になりたくないということで仕事をすることも選択しないということになりそうです。




  

Posted by 森戸裕一 at 08:19Comments(0)ビジネススキル

2009年04月16日

同僚以上に同僚のことを考え、気遣う次世代リーダー候補

次世代リーダーを育成するということを目指して学生活動の支援や企業の若手社員育成、その若手を指導するメンター育成などを日々行っていますが、次の世代のリーダーとして活躍していく人材をどのようにして見抜くかということ聞かれることがあります。

組織の中で推薦されリーダーになるのであれ、将来的に自分で組織をつくってリーダーになるのであれ、リーダー候補となる人材は組織から何かをしてもらうという意識ではなく、組織に対して自分が何を提供することができるかということを常に考えているように感じます。

リーダーというのは自分が名乗るのではなく、周囲がリーダーとして推挙してくれたり、自然な流れの中でリーダーとして立ち振る舞っていたりするものなので、その人材の特性がリーダー向きかどうかというよりも、周囲との関係性でリーダーになるかどうかということになるのではないかと思います。

組織の中では昇進するという形で人事や上司からの推薦などでリーダーに引き上げられます。これも他人軸での評価です。

起業などして自分で会社をつくると自分でリーダーになるのですが、お客さまがリーダーと認めてくれないと売上が上がりませんので早い段階で会社はうまくいかなくなりますし、社員を雇っても社長と名乗っているその人間をリーダーとして認めれくれないので早々に会社を辞めていきます。

リーダーになる

ということは、自分でなりたい!と思っても、そうはいかないというものになります。


学生団体の活動支援などで将来的にリーダーになれるような人材をどのように輩出するかということを念頭にしていますが、どれだけ組織のために、他のメンバーのために自分が行動できるかということに指導の軸をおいています。

学生などの若手人材の持つ個性などを潰さないようにして、将来の経営者や幹部社員になる人材が持たないといけない考え方である「周囲に何かを求めるのではなく自分が何を提供できるかを考える」という姿勢を保たせます。

当然、個人が持つ資質がありますので、必ずしも誰もがリーダーにならないといけないという訳ではありません。
リーダーになりたくても資質がなく苦労する人もいますし、リーダーではなくメンバー、サポーターとして大活躍する人たちも多いと思います。


当社が次世代のリーダー育成を目標に仕事を創り出す意味というのは、組織の数だけリーダーが必要で本当のリーダーは次のリーダーを育成してくれるので組織に良い循環が生まれると考えているからです。

不幸にもリーダーの資質が無いのにメンバーの時の業績だけでリーダーに推挙されてしまい、メンバーの育成もできないし、自分が動くのではなくメンバーを動かして成果を出すことができないなどの理由で精神的に参ってしまう人たちも増えています。

将来の経営者や幹部社員を育成するということを考えた場合、リーダーという役割を早期に正しく認識してもらうということも重要なことと思います。


5年ほど学生団体の支援をしてきて、将来、リーダーとして活躍するだろうと予感するような学生スタッフも多くいます。逆に、この学生がリーダーになると大変だろうなと感じてしまう学生もいました。

人は自分の気の持ちようで変わることができますし、周囲との関係性の中で素直に学べばリーダーになっていくこともできます。

どの環境に身を置くと自分が成長できるという考え方ではなく、どの環境にいても自分がその組織に働きかけることで自分が成長できる環境(場)を創ることができるということを常に意識して仕事をしてほしいと卒業していく学生には伝えます。

簡単ではありませんが、簡単だったら世の中リーダーだらけになりますので、リーダーになるということは簡単なことではないということだけは若い人たちには伝えます。

お客さまのことをお客さま以上に考えることができる

ということがビジネスでの成功の鉄則だとすれば、職場の仲間のこともその仲間以上に思いやり、気遣うことができるようになることがビジネス的な成功を手にするための第一歩ではないでしょうか。



  

Posted by 森戸裕一 at 07:40Comments(0)人材育成

2009年04月15日

今ままで無かった会社(オンリーワン)になりたい

今週は、福岡から札幌、札幌から名古屋、名古屋から今、東京、そして福岡と移動が多い週になっています。

今朝は名古屋から東京に入り、午前中の打ち合わせが終わり、現在、遅めのランチです。

午後から、打合せが2件で、最終便で福岡に戻ります。

最近の商談案件は、人材採用・育成支援、情報化支援、営業支援など多岐にわたっていますが、これらをうまくつなげれば新しい価値を創造できるものばかりです。

市場の価値観が複雑になっていますので、価値提供する側も単一の価値ではなく様々な価値を組み合わせて市場からのニーズにフィットするものをオーダーメイドで創り上げるということをしないと評価していただけません。

また、その価値を創造するスピードというのも重要な評価ポイントになっていますので、従来の考え方ではなく視点をずらす、変えるということが評価につながるということを実感しています。

企業規模の大小も市場からの評価基準ではなくなってきたというのは、当社のような会社には追い風です。

何ができるかということよりも、何をできるようになりたいか

ということを常に考えながら、社員の成長の場(商談)を獲得することを第一に考えています。

人間にとって、毎日が初めての経験であり、その毎日という未経験のことを楽しめる人間だけが自分らしく生きていけるということを実感するために、チャレンジングな目標設定と価値創造をおこなっていきたいと考えています。


超大手企業ともお取引きさせていただいていますし、中小・中堅企業のご支援の実績は全国でも上位だと思いますし、農業支援をやっていたと思えば、病院などの医療機関の支援もします。また、行政機関やNPOの支援もやっていますし、学生やシニア層の支援もおこなっています。地域も北は北海道から南は九州まで少人数でサポートしています。

ただ、これが社会であり、その社会で求められていることを理解するにはすべてが必要なことになります。

日本で一番、必要とされる企業になるための道のりは長いですが、社会との関係性という意味ではある程度の形は出来てきました。

さて、これからその関係性(ネットワーク)の中にコンテンツを入れ込む作業にかかります。

当社の社名の通り、コンテンツはナレッジであり、そのナレッジは未来志向のナレッジでないと意味がありません。

創業から7年と半年くらいになってきましたので、10年目までには創業時に考えていた形を創り上げたいと考えています。



  

Posted by 森戸裕一 at 13:40Comments(0)地域貢献

2009年04月14日

お客さまから喜ばれる会社、同僚から喜ばれる存在

起業して会社を大きくしている経営者の人たち、小さな会社でも存在自体に大きな価値を持つ会社をつくっている経営者の人たち、企業経営という仕事は決して楽な仕事ではないのに楽しそうに仕事をされています。

企業の業務改善や人材育成の仕事に携わっている当社は、いろいろな企業の内部を見させていただいています。

あたりまえですが、企業というのは人で出来ているということを実感します。

社員個々が自分の仕事に誇りを持って働いている企業はやはり筋肉質の組織になっており、自分のために働くという意識ではなく、周囲の仲間のために、自分たちに仕事を提供してくれているお客さまのために必死になってがんばっています。

自分にできることは必死になっておこなう

という、人のモチベーションの源泉となる「ひとのためになっている」という実感を得るために頑張っている社員が多い会社は、時代が変わっても柔軟に対応していっているような印象を持ちます。

周囲から見た時に、

いてもらわないといけない存在になる

ということを日頃から心がけて仕事をおこなうことが、仕事を通じて自分の人生を最高のものにする唯一の方法のように感じます。

人間は自分がやりたいようにしたい

という潜在的な欲求を持っていますので、自分がやりたいことが周囲から期待されることになったときに最高の成果を出せるという理屈なのではないかと感じて、組織改善のご支援などを行っています。

自分の存在が他の人たちに喜ばれる存在になれば

非常に充実した毎日が過ごせるでしょうね。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:22Comments(0)組織改善

2009年04月13日

セミナーの王道:人材育成戦略と情報化戦略

今日は午後から札幌でセミナーを行います。

経営戦略を理解して戦術に基づき行動できる人材をつくる必要性

についての内容と、

情報発信により市場からの支持を受けるための情報化戦略

になります。


不況のときは、自分たちの会社や社員の意識を大きく変化させるチャンスです。

そのような意識を持っている参加者がセミナーに参加されていると思いますので、今日のセミナーは私自身も非常に楽しみにしています。

私自身は北海道出身でもありませんので、外部からの視点での話になります。

ヨソモノがヨソモノの視点で話をするのはセミナー参加者にとって新たな気付きを得ることができるのではないかと思います。


出身と言えば、プロフィールなどに出身を書くことの意味などを考えることがあります。

同じ出身だったりすると、心理学的なラポール(※)のような共感効果があるのかもしれません。

(※ ラポール)
ラポール (rapport) とは臨床心理学の用語で、セラピストとクライエントとの間の心的状態を表す。

もとは、オーストリアの精神科医フランツ・アントン・メスメルが「動物磁気」に感応したクライエントとの間に生じた関係を表現するために用いた語である。その後、セラピストとクライエントの間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す語として用いられるようになった。

カウンセリングや心理療法をどのような立場から行う場合であっても、ラポールは共通した基本的な前提条件として重視されている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



ただ、自分の出身地区や出身県と違うと、それはあまり意味がない情報になるようにも感じます。

逆に、自分とはつながりがない人だという意識が潜在的に植え付けられる可能性もあります。

話の流れで、そんな話になった場合にはラポール効果を引き出すためには使えますが、情報過多の時代に出す情報としてはどうかと感じることもあります。

どこまでの情報を公開するのかというものも情報戦略のひとつなのでしょう。



  

Posted by 森戸裕一 at 07:06Comments(0)講演

2009年04月12日

過去という原因と未来という結果のはざまの現在

今日の夕方に札幌に入りました。

札幌の夜は肌寒いですが、コート無しでもなんとか歩けるくらいの気候です。

北海道の景気は金融危機以前からよくはありませんが、皆が必死に出口を探しているのではないかと思います。

原因と結果あります。

私たちが生きている世界に起こる事象には因果関係があり、その関係性で使われる言葉が「原因」と「結果」ではないかと思います。

原因という言葉が持つ意味は、ある事象から別の事象を引き起こすときに元の事象を指す言葉であり、結果という言葉が持つ意味は、原因によって生じた事象ということになります。

因果関係という言葉は、原因は結果を引き起こし、結果には原因があるということを意味するのではないかと思います。

原因が無ければ結果もありませんし、結果には必ず原因が存在するということになります。

この不況にも原因があり、北海道の経済がなかなか上向きにならないのにも原因があるということです。

その原因を明確にできれば、その原因になる部分を改善して結果を変えることができ、それが私たちの仕事になるわけです。

ただ、その原因追究、プロセス改善などの戦略を立案しても、それを実行するのは人間なので、その人の思考なども一緒に変えていかないと、特定した原因を改善したつもりになっていても同じような結果になってしまうこともあります。

結果を引き起こした原因が1つではなく複合的な原因で引き起こされた場合の方が多いので、原因などを特定する場合にはその原因と考えられる事象が発生した背景やその他の要素との関係性などを十分に吟味して解決に取り組まないといけません。

その複雑系の関係性を見越して原因からのプロセスを明確にすることできたとすれば望む結果を導き出すこともできるのではないかと思います。

バックトゥー・ザ・フューチャーなどの映画などでタイムマシンなどが出てきますが、過去に戻れれば、未来に行ければという概念は私たちの中にはあって、過去を変えることができれば、未来を知ることができればなどを考えています。

ただ、このタイムマシンというのは自分の考え方の中にあって、現状という結果の原因をしっかりと見定めて行動を変化すれば、自分の考え方を変えれば、未来を創るために今やらないといけないことを明確にすれば、それはタイムマシンでやりたいことと同じではないかと考えます。

この心のタイムマシンを自由自在に扱えるようになるためには、素直な心を持つということと、自分の可能性をあきらめない、すぐに行動するということを意識しないといけないのではないかと思います。

過去にとらわれて今の行動を制限するのは、もったいないことですし、未来を悲観して今の行動をおこせないのも、もったいないです。

原因と結果の時間軸で見た関係性は変わりませんし、それは、過去、現在、未来という時間軸に置いてみると、現在は過去の原因の結果ですし、未来は、現在という原因の結果になります。

いずれにしても、この現在という場がすべての因果関係のヒントになります。

環境が大きく変化していない場合には、同じ原因からは同じ結果が導き出されるので、過去の過ちを繰り返すのは得策ではありません。

会社などで、社員の行動や考え方が期待する結果を導き出さないと判断した場合には指摘したり叱ったりします。

この原因になる現在の行動や思考から、どのような結果になるかという予測をするという部分が経験から導き出された部分になります。

そこらへんをきちんと話をしないと、不条理に叱られていると感じたり、自分が思う通りに仕事をさせてもらえないなどの不満になるのでしょう。




  

Posted by 森戸裕一 at 23:58Comments(0)ビジネススキル

2009年04月11日

休日の出張

今日は商談のサポートのために長崎まで出張していました。

高速道路を使ってクライアント先まで向かいました。
ETC週末割引対象になりますので渋滞を心配していましたが、高速道路の車の量はさほどでもなくスムーズに到着しました。

クライアント先ではビジネスモデルについてしばらく議論して方向性の確認もできましてので夕方前に福岡に戻ることができました。

天気もよく、福岡から長崎の高速道のドライブは気持ちよいものでした。

飛行機での出張が多いのですが、たまには車もいいですね。


今回の出張先でのビジネスモデルの話も、非常におもしろい展開にできますので頑張ってみたいと思います。



  

Posted by 森戸裕一 at 23:27Comments(0)出張

2009年04月10日

言葉を変えると世界が変わる

新入社員研修で、気づくことと心がけていることとして、言葉を大切にするということがあります。

きれいな言葉を使うように指導するというよりも、主体的な言葉と前向きな言葉を使うように指導します。

例えば、

遅刻をしないようにする

よりも、

早めに出勤して、1日の仕事のイメージをする

の方が行動がおこしやすくなります。


また、

まわりの人間から評価されない

と愚痴るよりも、

自分がまわりの人間から評価されるように行動する

のほうが、そのような状況にもっていくのは簡単です。


自分の行動をイメージしやすい言葉を常に発するという習慣がつけば、人生どうにかなります。

周りが〇〇という感情や言葉ばかり使っていると、自分をがんじがらめにしてしまいます。




新入社員のときに、主体的な言葉、ポジティブな言葉を使う習慣を身に付けられたら社会人生活も楽しく過ごせるのではないかと思います。楽しく仕事をするための第一歩です。


自分に対して、囁く言葉

非常に大切にしないといけないと思っています。


研修のときの受講者や社員にも、

今、顔がネガティブになっている

と、ときどき言います。

表情が曇って、眉間に皺が出来ている、意識的に話を聞かないようなそぶりをする

いろいろな反応をしますが、心の中での呟きが無防備に顔に出てきています。


そんなこと呟かないほうがいいよ

というのを伝えたいのですが、素直じゃないと聞き入れません。


人間は、自分で自分を追い込んでいく習性がありますが、人材育成においてその習性がいちばん問題になります。

周囲に対して素直であれ

としか、言いようがありません。


助言に素直に耳を傾けるという素直な行動ができない人は、結局、成長できずに終わってしまいます。




  

Posted by 森戸裕一 at 08:18Comments(0)人材育成

2009年04月09日

複眼的な視点とマルチタスク管理ができる人材

若い世代の車離れが加速しているということで、今日の各種新聞で日本自動車工業会が大学生などにアンケートをとった結果などを報道しています。

「まずパソコン!車はそのうち」大学生の興味ある物調査
 現役大学生にとって「興味がある製品・サービス」でトップはパソコン、自動車は17位に低迷していることが8日、日本自動車工業会の調査で分かった。


 大学生時代の意識を聞いた40~50歳代の社会人では1位はファッションで自動車は7位、20~30歳代はトップが現役学生と同じパソコンだが、自動車は10位と健闘しており、過去に比べて若者の「車離れ」が進んでいることが鮮明になった。

 現役大学生が車の購入をためらう理由では「維持費用がかかる」(54・1%)と金銭面を挙げた人が多く、「環境への負担が大きい」(20・3%)、「費用をかけても得るものが少ない」(7・1%)などの理由も目立った。調査は昨年11月に全国の18~59歳の男女を対象にインターネットで行い、1600人から回答を得た。

(2009年4月8日23時04分 読売新聞)


【調査資料】
http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2008PassengerCars.pdf




今年もNPO法人九州学生ネットワークWAN(http://www.kg-wan.net)ではオーストラリア領事館の「オーストラリア留学フェア(http://www.austrade.or.jp/australiaweek/fukuoka/)」の運営支援を行います。



国際人としてキャリアアップを目指すなら、今がチャンス!

オーストラリアから多数の教育機関が参加する福岡のフェア。各校ブースにて個別に留学方法やコースについて日本語で相談できるほか、現地での生活、留学後の進路・就職などをテーマにしたセミナーや相談コーナーを設ける予定です。このフェアに来場すればオーストラリア留学の全てが分かる!

【日時】 2009年5月27日(水)16:00 - 21:00
【会場】 ソラリア西鉄ホテル
【所在地】 〒810-0001 福岡市中央区天神2-2-43
TEL:(092)752-5555(代) / FAX:(092)781-1211
【交通】 JR博多駅よりタクシー10分、地下鉄「天神駅」より徒歩約3分。詳しくは こちら をご参照願います。
【対象】 学生、社会人、学校関係者、児童、保護者、留学代理店など留学に関心のある全ての方
【スケジュール】 下記セミナーを予定しています。詳細は後日、アップデートします。

15分で分かるオーストラリア留学
成功するワーキングホリデー
英語教授法TESOL
キャリアアップ
就活のヒント

【事前登録】 事前登録が必要です。間もなく事前登録の受付を開始します。今しばらくお待ち下さい。

*入場無料・入退場自由

【フェア参加の前に】
個別相談の時間をより有効に活用頂くため、事前に、オーストラリア留学についての基本情報、フェア活用術、参加校の情報をご覧下さい。その他詳細は当サイト上で随時お知らせいたしますので、定期的にチェックして下さい。



キャリアアップや就活のヒントなどのコーナー設置されているのがWANが支援している特徴になります。

不況の中で、キャリアアップのために留学を検討されていたり、ワーキングホリデービザで海外での就労体験を希望されていたりする方々には非常に有意義なイベントではないかと思っています。


WANの学生スタッフには、英語に興味がある学生だけでなく、自分の将来を見据えてキャリアアップを考えている学生や逆に自分の将来がイメージできていない学生などに未知の世界を見せることで新しい発想をわかせるなどのことも可能ではないかという話をしています。

学生スタッフに得てもらいたいスキルとしては、就職してからビジネス企画や営業活動などを行う場合に必要になる発想力です。豪州留学だから英語などの短絡的な考え方ではなく、豪州文化理解、異文化体験、現状打破、マネジメントなど様々な切り口で参加者が感じる価値を理解して集客ターゲットの絞り込み、そのターゲットに対しての集客キャッチコピーなどを制作してアピールするなどを思考錯誤することで、人が動くポイントが見えてきます。そこにチャレンジしないと、留学だからESS、英語学科などの学生という短絡的なアプローチになってしまいます。

自分の考えられることはすべてやりました

というだけでは仕事で成果を出すことはできません。自分で考えられることではなく、他人が考えていることに対してアプローチ策を全部考えて試行してみるということが成果を出すためには重要になります。

私たちが学生のころは未知のものへの好奇心が旺盛な学生が多く、一生懸命にバイトなどをして海外旅行などにいくことが普通だったんですが、最近の学生はインターネットなどで情報が簡単に入手できる影響なのか、あまり未知のものへの好奇心や探究心が薄れているようです。

そのような状況を打破するためにも、オーストラリア領事館と学生団体とのタイアップ運営は非常に価値があるのではないかと考えています。

彼らはさっそく企画会議や営業会議を開始しています。


また、先日、航空会社の情報誌を読んでいて、米国の学生の宿題などの話が目につきました。

米国では小学校の高学年くらいから宿題が半端ではないくらいたくさん出るという記事でした。

オバマ大統領が大統領選の演説で「貧困を追い払いたかったら、親が子供にきちんと宿題をさせることが大事だ」と語っていたことからの流れで、米国では小学校から大学を卒業するまでにバケーション以外は常に子供は宿題の締切というプレッシャーと戦っているということです。

宿題をきちんと締切までにできるかどうかというのが内申書の平均点(GPA)には大きな影響を与えて、それが大学進学だけではなく就職などにも影響してくるということなので大変です。

なぜ、宿題を重視する文化が米国にあるのか?というのがおもしろく、この締切重視の文化はビジネスの世界と密接と関係していて、ビジネスには締切があり、締切を守る意識、締切を守るために段取りを考える能力などを学生時代からつけさせるという狙いもあるようです。

米国では、学業だけでなく、文化部、体育会などを掛け持ちして、すべてで成果を出しているような学生が大きな評価をもらえるというのも、ビジネスの世界では、仕事をシングルタスクでこなすのではなく、マルチタスクでこなす能力が重要視されるということを意識してなのでしょう。

高い集中力を持ち、体育会の試合などの移動時間に宿題などは終わらせる能力は、出張時の移動時間などに簡単な仕事をネット接続などで終わらせてしまうという感覚に似ています。

競争社会で勝ち抜く能力をつけるための教育システムと評価システムを備えている米国の学校は、偏差値の高い学校に入ることだけを目的として猛勉強している日本とは違った価値観で動いているということが理解できました。


研修などで、仕事ができる人材の定義などを話しますが、

複眼的な視点でモノゴトを見れる
高い負荷をかけられても動じない
性質の違う複数の仕事を並行して対応できる
飽きるという感覚がなく継続して仕事に取り組める
他人の思考に興味が持てる

などの能力を学生時代からつけるためには、学業だけでは足りなく、WANなどでは社会に出てから必要となる能力を身につけることができるようなサポートができることを目的としています。

WANの学生スタッフとして1年間苦労して活動した後に、社会に出てそれぞれの進んだ道で大きな成果を出しているOBやOGを見ていて、私たちが行っている学生支援は間違っていないと確信しています。



  

Posted by 森戸裕一 at 06:50Comments(0)人材育成

2009年04月08日

安定している仕事、刺激の無い職場、楽しい?

今日は某企業の新人研修を担当していますが、休み時間にメールのチェックをしていたら、当社の若手社員が寝坊して遅刻したという報告があがっていました。

新人研修で時間を守るということの重要性を話しているタイミングで・・・

とは思いましたが、まあ、人間、誰でも失敗することはあります。

まあ、その社員は今日は内勤だったので問題ないですが。


ただ、遅くまで飲んだりした次の日こそ朝早く出社して先輩たちの不安をかき消す、仕事などで徹夜などした時こそ次の日はいつも以上に気を張って頑張るなどの気持ちが人を成長させると私は思っています。

やることが重要なのではなく、強い気持ちがその人間を成長させます。

たしかに、その若手社員(2年目)は前日に会社のすべての蔵書整理を徹夜でやっていたので仕方ない部分はありますが、蔵書整理の納期を守るという気持ちと蔵書をすべてチェックして自分の仕事に必要な書籍を把握するということを課題に課していたので、その仕事を達成した後に遅刻という失態をしたのでは、前の日の仕事の成果まで失ってしまいます。

最後まで気を張って頑張って、今週末くらいに思いっきり寝てもらいたいと思っていました。


今日の新人研修などでもそうですが、私の指導や研修などは厳しいと言われます。

ただ、その厳しさは自分の甘さとの戦いであって、私たち経営者は社員や研修などの受講者に厳しく言うことで自分を追い込んでいます。他人に厳しく言うことで自分は甘えられない状況になります。
また、ビジネスプロフェッショナルとしての仕事ということを考えた場合には甘い自分との戦いになりますので、その点は私の指導が厳しいと感じてしまう人自体が甘いのでは?と考えてしまいます。

仕事に対しては非常にストイックに考えるのは、やはりお客さまから期待されてお金をもらっているという前提があるわけで、自分らしい働き方などの考え方などの意識はありません。

緊迫した真剣勝負の場面で自分の脳の中にアドレナリンが分泌されるわけで、その状況から結果を出すことでドーパミンが分泌されて仕事の楽しさが倍増します。

そのような状況をいくつか体験させることで社員は仕事ができるようになっていきます。

甘ったるい環境での仕事に何の楽しさがあるのか?

ということは感じることがありますが、そのような環境で仕事を継続してできる人たちをある意味では尊敬します。

普通の人間は、緊迫した場面で成果を出して達成感を持って仕事が楽しいと感じることができると思うのですが・・・



  

Posted by 森戸裕一 at 12:55Comments(0)就職観

2009年04月07日

環境から育てられるのではなく自分が働きかける

先日の学生の就職活動支援イベント「BizPASSチャレンジ」の報告ページが完成したようです。



http://www.kg-wan.net/BizPASS_seminar/challenge/report/


自分が仕事を行うというイメージが明確ではない学生が、就職支援会社から送られてきた企業情報をもとに企業を選択するという現在の就職活動の姿が本当にベストなのか?ということを常に問いかけています。

就職支援会社が作った企業の姿を見て自分の人生の方向性を決めるというのに違和感を感じています。自分の足で実際に現場を見ていないものを選択することができたとしても、その選択のプロセスが他人に依存しているので腹が括れていないように感じます。その結果、会社や社会に縛られてがんじがらめになってしまう危険性をはらんでいます。

目の前に他人から提示された条件から選択したというくらいの腹の括り方では、社会に出てから覚悟を決めた行動ができないのではないかと考えています。人間には大きな可能性があって、目の前の選択肢に無い結果を導き出すことも可能です。逆に言えばどの会社に入社したとしても自分が腹をくくって目の前の仕事から自分のイメージする最大限の結果を導き出すということができるようになれば、どこに所属していても心配することはありません。

ほとんどの変化は自分の内面から生まれるもので、転職などを繰り返して環境を変えても自分の内面は変わることはありません。誰かが作った選択肢から自分の理想と思いこまされている企業に入社できたとしても環境が自分を変えてくれるはずと思っている間は何も変わりませんし、このようなはずではなかったと思ってしまいます。

この会社(場)を自分の力で最高の職場環境にする

という覚悟が決まれば、自分の内面からの力で不可能が可能になるのではないかと思います。

でなければ、転職支援会社などの商材になるだけではないかと思っています。



新人研修などを行っていて腹が括れていない社員を見かけることもあります。

会社に入ってあげたとまでは思っていないのでしょうが、教育などを受けることで何か変えてくれるのではないかという依存的な姿勢が見えることがあります。

自分が成長する場、社会に対して価値を提供する場である場(会社)の選択を行う就職活動のプロセスで自分の内面を鍛える、内面から自分を変えるということをコンセプトにしている当社の「育成採用」という考え方は単なる採用支援ということではなく入社した後に社員が自分の働く場に対して良い影響を与えることができるような流れまで意識しています。


人気企業が出展している、自分の志望する業種が出展している

だからイベントに参加するという学生の意識を根本的に変える必要も感じています。

人気というのは他人が決めていますし、自分が志望するというのも誰かが考えた選択肢から選択しただけかもしれません。

目の前にある企業や業種の選択肢は既存の企業であって、ある程度、成熟した業界の、これから衰退する企業かもしれませんと言うと言い過ぎかもしれませんが、学生の人気企業ランキングなどを見ていると「働いたことない学生が広告会社からの情報をもとに選択するとこのような結果になるのか」というくらいの意味しか感じません。

金融危機以来、ビジネス環境は大きなパラダイム変化を余儀なくされています。

テレビなどのメディアや広告などを業種も非常に厳しい経営状況になってきました。これが一時的なのか業界自体が成熟から衰退期をむかえてきているのかなどをきちんと判断しないと、これから就職する学生にとっては将来を選択するという活動なので自分の選択自体が過去の業績などを基本にしていると大きなリスクを抱えることになります。

人間には大きな可能性があり、その可能性を花開かせるのは自分自身なので、可能性を開かせるための前提になる自分の場は自分で選択したという確信を持って社会人としての第一歩を歩みだして欲しいと思って支援を行っています。




  

Posted by 森戸裕一 at 08:11Comments(0)人材育成

2009年04月06日

厳しい時代に自分の力を大きく伸ばす

今日は休日返上でマネージャーが企画したマーケティング勉強会に社員全員が参加していました。

自発的に自己研鑽のために勉強会などを企画して行動してくれる社員の皆を頼もしく感じました。

会社として不況という大きな壁に立ち向かうためには、個々の社員も自己変革に努めないといけないということは誰しもわかっています。景気が良いときは時代の波に乗って自分も成長しているように感じるものですが、不況のときに「自分を変えることしか現状を打破できない」という思いを強くして自分の可能性に期待して頑張ることが自分の大きな成長につながります。

自分の従来の判断基準だけでいろいろと行動するのではなく周囲からの期待に応える自分というものを意識して、今までの自分が考えていた常識や価値観ということまでに疑問を持ってみるということが「新しい自分の可能性」に出会うということにつながるのではないかと思います。

「自分の可能性なんてたいしたことない」という勝手な思い込みでほとんどの人たちは可能性が芽生えることなく人生を終わらせてしまいます。この不況はそのような一種の甘えを打破できるチャンスではないかとも感じています。

個々の人が持っている殻(心の壁)を破るのは一筋縄ではいきません。

ビジネスというのはお客さま以上にお客さまのことを考えるゲームとも言えます。

お客さまを練習台にするわけにはいきませんので、社内で練習をして本番のビジネスの場で腕試しをするということになります。



社員皆が経営者以上に会社のことを考えて行動できれば、その社員はお客さま以上にお客さまのことを考えることができるかもしれません。社員に経営者の意識を持つようにと言う人はいますが、経営者以上に会社のことを考えるということができるようになると、お客さまから見ると最強のビジネスパーソンが目の前にいることになります。

常識では労働の対価をもらっているという関係性の従業員が自分の会社のことを経営者以上に考えて行動するということはできないと思います。

そこまでする必要があるのか?
自分になんのメリットがある?
会社からいいように使われているだけでは?

という思いも出てきます。

ただ、それをお客さま対応の場において考えた場合に、そのような思考ができないビジネスパーソンは、お客さまに対しても、

そこまでする必要があるのか?
自分に何のメリットがある?
お客さまにいいように使われているだけでは?

という意識をどこかで持っていると思います。

だから、一流にはなれないという理屈ではないでしょうか。


お客さまから絶対的な期待と評価をもらう人間は、まず会社の中でも絶対的な期待と評価をもらっている

ということが理屈になります。


少なくとも経営者である私は当社の社員をいいように使いたいなどの気持ちはありません。

休日返上でお客さんのために、それから自分のために必死に価値が提供できる人間になるために勉強している社員を裏切るようなことはできません。

自分の人生を良いものにするために、自分のプライドのために、周囲からの期待に応えるために自らを変革し、成長し続ける姿を応援していきたいと思います。


今回、マーケティングの勉強会をしているのも、今まで会社が保有している数々の資源を有効に使えていないという思いと、お客さまからの大きな期待に応えることができない自分たちがいるという思いがあるからです。



Webだけでも、当社が関わっているサイトは、
http://www.tisiki.net
http://www.groupware.co.jp
http://www.seminar-info.net
http://www.bpm.jp
http://www.gakulog.net
http://www.youtube.com/user/bpsmovie
http://www.youtube.com/user/bizpassmovie
などになります。

公的団体の支援などで、
http://hokkaido.keikakuhiroba.net
http://fukuoka.keikakuhiroba.net
http://saga.keikakuhiroba.net
http://www.ist.or.jp/ven/index.php
などもあります。

書籍などは、
http://www.microsoft.com/japan/smallbiz/custom/itkeiei.mspx
なども出版しました。

大学関連では、
http://www.cyber-u.ac.jp/faculty/it/teacher/morito_yuichi.html
http://www.ofge.saga-u.ac.jp/General_Education_2009.pdf
http://www.venture-fukuoka.com/~v2008/infomation/jands.html
などに関係しています。

NPO関連では、
http://www.npofukuoka.com/
http://www.kg-wan.net
http://www.seniornet.or.jp/
http://saga-csoblog.org/index.php?ID=1164
などに関係しています。

ブログやコラムでは、
http://www.sbbit.jp/article/10979/
http://www.sbbit.jp/article/11112/
http://h50146.www5.hp.com/smb/smartoffice/solution/case_study/
http://blogs.itmedia.co.jp/morito/
などがあります。

これらのWebでの情報発信は氷山の一角であり、創業から7年で積み上げた信頼やブランド価値は他社から見ても小さいものではないはずです。

それらの価値をお客さまから見た更なる価値に変えているのが個々の社員の仕事であり、個々の価値をつなげたり、お客さまからの期待をそのままサービスにしたり、その期待を更にふくらませて大きな価値に変化させたり、お客さまからもクレームも期待の裏返しとして次は感動に変えることができるくらいまでの行動ができるような社員に彼らはなろうとしています。

私を含めて決して独創的な発想力を持っているわけではありません。

ただ、会社の期待、お客さまの期待に応えるためには、競合他社の動き、市場の動向、書籍などの情報、Webからの情報の収集などを愚直におこない自分だけの力ではなく組織としての力として市場とむきあうことが重要になります。

簡単ではありません。
ただ、情報・知識化時代には、これらの市場動向や競合動向、自分たちの評価などはすべて見えています。今までは不可能だったこともインターネットの普及で可能にもなりました。そのことを認識しないと新しい価値は生まれません。

自分の可能性をあきらめない。
人のレベルまでは人の動きにヒントを得て到達して、そこにオリジナルの価値をスピーディに付加する。

ということに当社の社員はチャレンジしています。





  

Posted by 森戸裕一 at 01:22Comments(0)組織改善

2009年04月05日

一歩踏み出す力が足りないとすれば

車のETC取り付けを促進させるための補助金支給(http://www.etcjyosei.com/)と週末の高速道路の料金割引サービス(http://www.jehdra.go.jp/goannai.html)が並行しておこなわれて、ETCの品切れ、週末の高速道路の渋滞が少々問題になっているようです。

http://www1.go-etc.jp/

ETC購入残額を2年以上、2回以上での分割購入、またはリース契約をすることが補助金支給条件というのは何とも不思議な感じもしますが、本気で2年間で24回払いなどをすると金利だけで4000円程度になるので個人としては補助金の意味がなくなります。(補助金は金利負担?)

ということを考えながら、品薄と言われるETCを車に取り付けていなかったのでカーショップに電話してみたら案の定「在庫はありません。予約してもらってからの案内になります」ということでした。

さて、どうするかと考えていましたが、素直に考えてヤナセに電話したら「はい在庫はあります」ということで解決。

昨日、出勤している間(4時間ほど)で取り付けていただきました。


昨日の休日出勤は、地場のベンチャー企業の社長とお会いして情報交換することが目的でしたが、本当に有意義な情報交換ができました。情報システムは何のために存在するのかという概念的な話から、テクノロジーベースの話、組織改善から人材育成に関する話まで多岐にわたり16:00のアポイントだったんですが気付いたら19:30でした。

3時間以上を休憩なしで一気に話をしたという感じです。

テクノロジーに対して本気で取り組んでいる会社の持つ大きな価値を感じました。
今回の初回ミーティングでは、組織が抱える数々の課題をテクノロジーでどれくらい解決できるかということを共有できました。

彼らと一緒に一歩踏み出す力が足りない社員の背中をポンと押してあげるようなサポートシステムを作れるようになれば少しは不景気感が無くなるかなと思いました。

ベタな言い方ですが、日本が元気になるようなシステム、サポートメソッドを提供することに大きな価値を感じています。




  

Posted by 森戸裕一 at 09:14Comments(0)組織改善

2009年04月04日

金融のプロが認めたマンション投資

福岡市が運営しているインキュベーション施設「福岡ビジネス創造センター」のプロモーションビデオを弊社で制作させていただきました。



限られた予算内での仕事だったので弊社の映像制作担当もちょっと苦労していたようですが、先方の職員の方々にも喜んでもらえているようで一安心です。


ナレッジネットワークさんは映像制作もお仕事としてやられているんですか?と聞かれますが、

はい、やっています。

もともとセミナーや講演などの仕事が多いので、そのセミナーコンテンツや講演コンテンツを映像化して配信するなどのことを行っていた関係で映像制作なども手掛けています。



映像と言えば、ちょっと感動する映像があります。

日本財託さんというマンション管理を行われている東京の会社の映像なんですが、家族愛を感じました。

【天国のお父さん ありがとう!】
http://221.251.11.235/md/movie1/NihonZaitaku/Kando_vol01_long.wmv

中古のワンルームマンションなどを購入して賃貸物件として貸し出して家賃収入を得るという投資は富裕層の人たちには一般的なもののようですが私たちにはあまりなじみのないものでした。

医者や弁護士、会社役員、地主

の人たちが投資先として考えられているようです。

私の知人も大阪と九州にワンルームマンションを購入して賃貸運用していますが、なかなかうまくいっていないようです。

うまくいっていない理由としては、立地と管理状況もさることながら東京以外の地域は借主がひっきりなしにつながるということが難しいという状況もあるようです。

しかし、東京の駅から徒歩10分圏内くらいの中古ワンルームマンションは待ちが発生するくらいの状況のようです。たしかに学生などの数も違いますし、独身で働いている人たちの数も他の地域とは段違いではないかと思います。

単純に価格が手頃な中古ワンルームマンションを購入して家賃収入を得るという甘い考えだけではダメなんでしょうね。地域を特定して投資するような時代になってきています。

上のビデオに出られている都市銀行に勤務していらっしゃった亡くなられたお父さんも同僚から勧められて家族にも相談なく購入されたようですが、銀行にお勤めの方が家族に相談もなくというのは・・・やはり、そうとうの確信があるのでしょうね、この投資。

日本財託さんの場合は、東京の駅沿線の徒歩10分圏内で自社でマンション管理をやっていらっしゃるということがポイントなんでしょうね。20代のサラリーマンも最近では説明会などにこられているようです。

最近の20代はインターネットなどで情報を検索して将来に備えるのでしょうね。

知らない投資がいろいろあります。

私も東京に出張が多いので、ちょっとセミナーをのぞいてみましょうかね。

http://www.nihonzaitaku.co.jp/seminar/s_manage/



  

Posted by 森戸裕一 at 06:30Comments(0)雑感

2009年04月03日

企業の将来を担う人材が入社してきました

先日ご案内した福岡ISTのプレゼンテーションセミナーですが、申込みページが

http://www.ist.or.jp/ven/index.php

からは、まだリンクされていなかったようですね。

申込みのページは、

http://www.ist.or.jp/ist_event_ent/edit.php

になります。


4月18日(土)、19日(日)には、

CSO DAY 2009 佐賀県ICT(情報通信技術)利活用セミナー
http://www.pref.saga.lg.jp/web/_25622.html

でも講師を担当します。

NPOなどの非営利法人などの存続のためには情報化への取り組みは必須になりますので、その点を強調して地域の情報化リーダー育成の支援をおこないたいと思います。







4月に入ってから新人研修などの担当を行うことが多くなってきました。

今年の新入社員は売り手市場の就職戦線で入社してくる新入社員なのでどのような考えをもっているのか非常に興味深く対応しています。

ゆとり世代、売り手市場

そのような環境で社会人になった彼らをどのような形で育てていくのかについて、人事、教育担当者に方々と半年前くらいから育成計画を立てて取り組んでいます。

育成計画をつくる中で、新入社員が自発的にやる気にならないと本気にならないので、どのような仕掛けをつくって自発性を引き出すのかなどについては毎年変わっていきます。メンターやトレーナーなどの存在意義などについても大きなものになってきています。組織内で人が育つには、後ろ盾になるような上司や先輩の存在が重要で、若手社員が安心してビジネス上のチャレンジができる環境、学ぶ環境をつくることで本来の新入社員を採用する意味が出てきます。

組織IQを高めるための組織改善などについても支援などを行っていますが、その基本的な考え方としては、上司やトレーナー、メンターが、部下や新入社員に対して本気で育ってほしいと思っているかどうかが一番重要なポイントになります。

自分の仕事が忙しい
会社が勝手に任命した
もともと人を育てるのは苦手

などの意識のままで会社の将来を担う新入社員の育成を担当するというのは会社自体が人材育成に対して本気になっているとは言えません。

ゆとり世代の学生でも、自分に関わっている先輩社員が自分の育成に対して本気で向き合っているかどうかはわかります。その先輩がどのような意識で仕事に向き合っているかで自分が本気になるかどうかを判断します。

見ていないようでしっかりと見ているのが後輩社員です。

後輩社員や新入社員は、自分と比較するとスピードが遅い、集中力が無いなどの劣ったところばかりが目立つかもしれませんが、そこに目を向けるのではなく自発的な行動が出る瞬間を待つということ姿勢が重要だと思います。

その意識変化がおきたときに、できるだけのサポートをしてあげることが唯一の人材育成サポートの考え方ではないでしょうか。  

Posted by 森戸裕一 at 23:48Comments(0)人材育成

2009年04月02日

いまの若い世代は将来の組織を支えることができるのか?

世の中の雇用情勢は厳しさを増していますが、福岡の有効求人倍率は0.5を割り込んだようです。

http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/012021.html

非常に厳しい状況になってきています。

都道府県別では東京も1.0を割り込んだというニュースを聞いています。


話は変わりますが、雇用されている人たちが所属する組織も、2:6:2のパレートの法則というものがあります。

http://premium.nikkeibp.co.jp/bits/bits_column/column_d40_01.shtml

一般的に働かないと言われている下の2割の人たちをどうみるか?ということです。

組織のガス抜きには必要な人材だ、この2割の排除しても中間の6割の人たちの中から2割が生まれるなどのことが言われます。

逆に上位の2割が会社を辞めてしまったら、中間の6割は頑張って上位2割の会社全体の8割の利益を生み出すような人材になるのでしょうか?

そもそも上位2割が辞めてしまうようなマネジメントをしていた会社が中間の6割の人間を引き上げるような人材マネジメントをできるかどうかが疑問です。

楽な方には流れますが、組織を背負う、仲間を支えるというような仕事を行っていくのは難しいものです。


昨日、学生団体のスタッフミーティングを行いましたが、その中で、

最近の風潮として安定した職業に就きたいという意識があると聞いていますが、本当に安定している仕事の考え方というのは人を支えることができる仕事ができるかどうかです

という話をしました。


大手企業、公務員、有資格者の仕事など学生にとっては安定している職業に見えるようですが、そのような意識では、組織の中の中間6割、下位2割を作りだしているだけで、その安定は上位2割が作りだしているにすぎないということになります。

最初から人に頼る人生よりも、人を支える仕事のやり方を身につけるのが一番の人生のリスクヘッジではないかと私は思っています。

会社を支える
同僚を支える
家族を支える

ということに頑張らないと、

人には頼りたくない

だから、

ひとりで頑張る

という、間違った思考に陥りがちになります。


ひとりでできることなど限られています。

部下として上司を支えることができない人間は、人の上に立つこともできません。
もし立てたとしても人望などがあるわけがありません。


今回の不況が、生き方、働き方というものを考える機会になればと思っています。




  

Posted by 森戸裕一 at 06:57Comments(0)人材育成

2009年04月01日

プレゼンをしながら参加者の表情の変化をつぶさに見る

今日はプレゼンテーションセミナーを福岡ISTで行ってきました。

このセミナーは無料セミナーなので、徐々に人気が上がってきています。



プレゼンテーションって勉強は学校では教えてくれませんし、社会に出てもよほどのことがないと学ぶということはないものです。だから、福岡県のビジネスプランコンテスト(福岡ベンチャーマーケット)に出展する方々向けに公的機関が主催で開催しています。私も地域貢献と思い、毎月の月初の空き日程でご協力させていただいています。

まあ、席はある程度のキャパシティがある会議室でやっていますので、ご興味がある方はご参加ください。

次回は5月1日(金)の14:00~になります。

場所は、アクロス福岡の福岡ISTの会議室です。
http://www.ist.or.jp/ven/index.php



今日、プレゼンテーションセミナーを行っていて思ったんですが、自分が人の話を聞いているときの顔とか意識したことありますか?

私は人前で話すことが多いので、話を聞いている人たちの顔をたくさん見るのですが・・・

無防備だな・・・

と思うことが多いです。


考えながら聞いているときの顔、うわのそらの顔、明らかに反論したそうな顔、納得している顔など、いろいろな顔があります。

これが、営業の場だったら、会議の場だったら、一緒の顔をしているのだろうか、たぶん、そうだろうな、などの話を考えながら話をしています。

場数は踏んでいますので、相手の顔を見るだけで何を考えているかはある程度理解できるようになりました。

それが営業の場などでは役にたっていますし、逆に自分の会社の社員などと同行すると無防備な顔をしていることに絶句することもあります。(笑)

今まで同行営業などでお客さま先に行ってのトピックスをあげると、
(前職を含みます)

・私が中心に話をしていたら同行の上司が隣で居眠りしていた
・同行者が10名くらいでお客さま先に行って2時間くらいで話をしたのは私だけだった
・同行していた営業が私の隣から私の方を見てお客さまのようにうなずいていた
・     〃                     私のはなしをメモしていた
・同行していた営業が私の隣でうわのそらのような表情をしていた
・     〃            自分が責められているように伏し目がちになっていた。

いずれにしても、隣の同行者がそのような状態になっているのを気付くのは、お客さまの視先がチラチラとそちらに向かうからです。そのようなことでお客さまの信頼を損なうこともあります。


プレゼンテーションがうまい人、営業で成績をあげれる人は、話もうまいが、聞く姿勢もなっている、それから相手に良い感情しかわかせない話の聞き方を知っています。自分の表情をコントロールしています。

そんな話もしている研修です。

お時間の調整がつきましたらご参加ください。



  

Posted by 森戸裕一 at 21:21Comments(0)講演