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2009年05月01日

社会起業家という生き方はカッコイイ

以前の投稿でもお知らせしていましたが、私が支援していますNPO法人九州学生ネットワークWANで7月下旬に社会起業家の方々の活動を広く地域に認知してもらうためのイベント

社会起業家支援サミット2009 in ふくおか

の企画、運営を行ないます。




すでに、ブログも立ち上げて学生のイベント企画から運営までをリアルタイムに見てもらうことにしています。



http://cccfukuoka.yoka-yoka.jp/


九州学生ネットワークWANでは、社会に出て会社に地域に貢献できる人材育成というものをテーマに年間を通じて様々な活動を行なっています。

○地域の企業の実態を知る(アンケート企画、集計、広報などの一連の活動で企画・営業力を身につける)
○グローバルな視野を持つ(オーストラリア領事館の留学フェアの運営支援を通じて異文化交流を行なう)
○芸術活動に触れて感性を磨く(九州電力主催の親と子のふれあいコンサートの運営支援を行なう)
○地域の一員としての意識を持つ(社会起業家の方々の活動支援を紹介することで人間の生き方を学ぶ)
○人と共に成長するという喜びを知る(CANPASSスクールの運営などを通じて人が成長する過程を学ぶ)
○学生から社会人となる変化を感じる(職業選択をおこなう過程に関わることで自分の将来像をイメージする)

インターンシップ事業、スクール事業、就職支援事業など、通常の営利企業とは違った形でのサービスを提供しているユニークなNPO団体になります。

営利を追求しすぎると、どこかで歪が生じます。

その歪を感じる感性があれば、誰でも社会起業家になれるのではないかと思っています。

当社も、企業のIT導入支援など私の専門分野のビジネスでは超営利企業ですが、企業の採用支援、人材育成支援、地域への社会的な貢献などの仕事になっていくと社会起業家的な側面も出しています。

NPOは利益を求めてはいけないという、NPO発足時に生まれた勘違いを修正するのに数年かかっています。

利益をどのように使うかが、問題で営利企業でもNPOのように次なる事業に再投資して事業継続をきちんと行なっているところもありますし、NPOでも利益を出せずに素晴らしい事業をおこなっているにもかかわらず事業をストップせざるをえないような状況になっている場合もあります。

情熱だけでなく理念を持ち、社会に対して自分たちの存在価値を訴えるのは営利企業でも非営利団体でも同じです。

その中の一員として頑張れる人材を社会にたくさん輩出していくのがNPO法人九州学生ネットワークWANの理念であり、それを支援する当社はその輩出された人材が会社の中で、社会で実践を通じて育っていくのを支援しています。

ある意味、2面性を持っている当社の社員が、次世代はこのようなスタイルの会社が社会の中心になるということを信じて頑張ってくれるのを見ると私も励みになります。


  

Posted by 森戸裕一 at 10:55Comments(0)地域貢献