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2010年10月18日

あなたをサポートしてくれるのは誰ですか?

当社の社員は本当にまじめに働いてくれます。

お客さまに提供する価値を最大化する

という目標のために、慣れない仕事、経験がない仕事でも積極的に取り組んでくれます。

時には失敗することもあります。

しかし、それはチャレンジした結果であり、チャレンジしなくて失敗しない社員と比較すると全然評価が違います。


プロ野球の楽天イーグルスの元監督の野村さんが、選挙に大敗した自民党大会で講演されたときに、

『勝ちに不思議の価値あり。負けに不思議の負けなし』

と話されたということが話題になりましたが、

たしかに何もチャレンジしなくても運や周囲の頑張りでなんとなくうまくいくことがあります。

失敗を恐れて何もチャレンジしない人は大きな失敗はしないですが何も気づけないとも言えます。

負けるとき、失敗したときには、なぜ負けたのか、失敗したのかということを考えるチャンスをいただけます。

勝ってから、成功してから、試合や仕事を振り返ることはないですが、負けてから、失敗したときに、その理由も含めて考えます。

だから成長できます。


当然、お客様相手に失敗を繰り返す、商談などで負け続ける訳にはいきません。

お客様を社員トレーニングに使うなどはできません。

だから、社内で小さなことを徹底的に指導します。

社内で上司やリーダー、または同僚などに細かい部分を指摘されると、当然、面白いはずもありません。

しかし、そのような細部を指摘しないとお客様相手に同じような失敗をします。


先日、サッカー日本代表監督だった岡田さんが、テレビ東京のカンブリア宮殿で、

『神は細部に宿る』

という話をされていました。

練習のときにも試合でも小さなことを大切にしていないと、最後の最後のツメの部分で失敗して、せっかのチャンスを逃すという話です。

会社などでもお客様相手にミスをする際には、その前の段階で社内で同じようなことを指摘していたということが多いものです。

口やかましくでも、きちんとした対応ができるように指導するのがリーダーの役割です。

嫌われるとか、人間関係が崩れる

などのことを考えて、指摘・指導しないといけないタイミングを逃すと、そのことが次には大きなミスとして会社に大きな損害をもたらします。

このようなことをなくすためには、やはり組織全体で『きちんとした』仕事ができるようにお互いに声をかけあわないといけません。

社員全員がサポートしてくれて組織の力は強くなります。

私ひとりの力などで社会に提供できる価値は限られています。

社員全員がサポートしてくれていることで、ナレッジネットワークはお客様に多くの価値を提供できるようになりました。


最近では、

『ナレッジネットワークって言っても、森戸さんだけの会社だよね?』

という声は聞かなくなりました。


とてもうれしいことです。


あとは、変化に対応できる柔軟性と将来を予測する構想力を社員には求めたいと考えています。

それから多様化する市場からの要求に対応していくためには、仕事を効率的に進めることが重要になってきています。それを考えないと時間がいくらあっても足りませんし、残業、残業になってしまいます。

自分のペースではなく、周囲と競ってペースをアップして、品質を守るということも新しい課題です。



  

Posted by 森戸裕一 at 08:47Comments(0)仕事観

2010年10月18日

明日は自分の何を知りたいですか?

顧客や市場、競合を簡単に定義できる時代はとうに過ぎ去った。
20世紀型の産業分類(第1次産業、第2次産業、第3次産業)は全く用をなさなくなり、ターゲットになる顧客や市場、競合が日替りメニューで変動していく、あるいは自社の強みさえ変えていかなければ生き残れない時代になっているのだ。


というのは、プレジデント2010.11.1号 での大前研一氏の言葉です。
http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2010/20101101/16621/


インターネットの影響もあり、本格的に国境すら超えるボーダレス時代になり、マーケティングなどで使われる3C(自社、競合、顧客)の観点でのビジネスモデル検証のフレームワークに、2つのC(国家、通貨)というものが加わったということも言われています。

これは当社のビジネスでも感じています。

目まぐるしく変化していくビジネス環境の中で当社も当社の社員も生き残るために、自ら変化するということを選択しないといけない時代になっています。

ひとりの力では生き残ることすら難しい時代になってきました。

これからどのような時代になるのか?

ということを社員と共に一生懸命に想像して、新しい時代で提供する価値を創造していきたいと思っています。


その変化を感じ自社のサービスを創造するために、明日は海外から来られた人材育成の専門家の方とお会いします。


情報過多時代をどのように生き抜くか?
http://www.president.co.jp/pre/adsp/adobe/
という、蟹瀬誠一氏のコラムも共感できます。




  

Posted by 森戸裕一 at 08:21Comments(0)仕事観