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2011年01月12日

会話を交わすことで相手とどんな関係を築きたいですか?

皆さんは、会話を交わすことで相手とどんな関係を築きたいですか?


年末に学生主催のイベントがありました。

3ケ月に渡ってプロジェクトを組んで、自分の成長目標と組織(NPO団体)が目指すゴールに向かって学生スタッフ約30人ががんばってくれました。

http://bizpass.yoka-yoka.jp


そして、ひと段落したところで自分が設定した目標と実際にプロジェクトの中でどのような努力をしたのか?ということを振り返ってもらいました。

当然ですが、反省の弁が多いのですが、私の目から見えるとずいぶんと成長しました。

メールのやり取りや、実際に会って話をしてそのように感じます。

彼らと信頼関係を築くということは簡単ではありません。

学生がやりたいことだけさせていてもつけあがってきますし、企業の論理だけでタダ働きさせるという意図がある場合には学生も敏感にそれを感じます。

会話を通じて、彼らに成長してもらいたいという意図で学生NPOの支援はおこなっています。



今回のプロジェクトを総括すると、まだまだ『学生としては頑張った』という域は出ていませんので、今は更にハッパをかけています。卒業するまでに立派な人材に育てたいと考えています。



最近、よく感じるのですが、日本のぬるい空気、学生を子ども扱いする風潮の日本では、ちょっと頑張ると、

よく頑張った!!

となるのでしょうが、彼らは社会に出て国際的な大競争にさらされる人材です。


褒めるところは褒めながらも、しめるところはしめないと成長できません。



ただ、このようなぬるい空気は学生だけの話ではなく、日本全体にも『ぬるさ』が漂っています。


大手企業の社員の人たちのやる気の無さ
公的機関の職員の人たちのやる気の無さ

この2大やる気を感じない組織へ、今のぬるい学生が殺到しています。

https://navi12.shukatsu.jp/12/contents/special/ranking/2010/


やる気を感じない人たちは、仕事という『他の人ができないことにチャレンジすることで評価されるコト』に対して、

自分にはできません
時間がありません
前例がありません
私が担当ではありません
リスクはどうするんですか

などと言って、新しい仕事にチャレンジしない方向、方向に持っていこうとします。


これでは安定を目指している学生に文句は言えませんし、更に自分の子どもには安定した仕事に就きなさいなどと言っているのではないかと思います。
(チャレンジしない学生は親を見て、指摘され大手や公務員を目指す訳です)



私の会社でこのようなことを社員から言われると、

『じゃあ・・・、何をして給料もらう訳・・・』

というこちらも脱力系の回答しかできませんが、ありがたいことに今のところはそのような話にはなっていません。


学生と同じレベルしか仕事ができない社員だったら、給料が安い若手に入れ替えたいと誰しも思うところです。


しかし、大手企業(特に外資)や公務員(特に地方)では、元気にチャレンジをする人たちも増えています。



ですから、一概に大手や公務員はという話をする訳にはいきません。



ただ、安定を目指す学生は、チャレンジしている大手や公務員組織には魅力を感じていないようです。
(ん~凄い情報化時代だと感じることがあります)


私も学生NPOの支援などを通じてこのような学生と会話を交わすことで、少しでも気づいてもらいたいと思っていますが、ちょっと聞く耳をもっていないようにも感じます。

就職活動に対して少しヒステリックな対応を政府やメディアは行いすぎているようにも感じます。


会話を交わすことで視野を広げてもらいたいと思っていますので、今日も学生向けのセミナーをおこないます。  

Posted by 森戸裕一 at 08:17Comments(0)将来像