2008年04月04日

磨けば光る新しい人材

昨日は、システム関連会社の新入社員研修を行いました。

学生と社会人の違いというのを、システムエンジニアという職業感と絡めながらの1日間研修です。

仕事というのは必ずしも努力すれば報われるものではない
しかし、努力しないと成果は出せない
だから、努力しなさい
継続した努力をしなさい

知っているということと
できることは違う
できるようにならないと仕事にならない

自分中心の思考を周り中心の思考に変えて
その周りの期待を理解した上で自分の頭で考えなさい

学生時代はお金を払って授業中に居眠りをするという贅沢を満喫していたと思うけど
新入社員研修はお金をもらって知識までもらっている
お金を渡して居眠りをすることを許容するほど会社は甘くはないです

システムエンジニアというのは非常に社会性の高い職種です
経済基盤は情報ネットワークを中心にしたシステムで構築されている
そのシステム構築を担当するシステムエンジニアという職種を誇りに思いなさい

今までのシステムエンジニア像をモデルにする必要はないが
先輩からの助言に対しては素直に耳を傾けなさい
君たちに決定的に無いものは経験なので、経験を持っている人の助言は貴重です

学生脳から社会人脳に変えるための脳内の整理整頓が必要となっている
整理は、自分中心の拘り、自分の甘さ、知っているつもりの知識、これを捨てること
整頓は、捨てた領域に研修で学ぶ知識を入れ込んで、すぐに引き出せるようにすること


最初は、少しおとなしい印象の学生顔の新入社員でしたが、研修の終わりには少しは社会人顔になっていました。
私の今回の役目はこのような役目です。

研修の中では社会人としての人生設計などの話もしました。
入社した時点から定年退職(55~60歳)まで約35年だとすると、自分の人生で仕事を通じて何を成し遂げるのか?ということを明確にして仕事で費やす1日、1日を大切にしてもらいたいと話しました。


また、それに付随して、仕事と通じて自分の人生で何を成し遂げるかということをプロジェクトマネジメントの3つのスコープを用いて話しました。

仕事を通じて人生で成し遂げたいことは何か?

その人生で成し遂げたいことの周囲からの評価レベルは?
その人生で成し遂げたいことにかかるコストは?
その人生で成し遂げたいことにかける時間は?(35年)

いずれにしても、何を成し遂げるにしても中心となる資源は自分になりますので、自分への投資は惜しまないようにしてもらいたいと思っています。



だいぶん知名度があがってきた当社の次世代ビジネスリーダー育成のコースも受講者からの意見を反映して新しいコースを企画しています。

磨けば光る新しい人材

BPS(ビジネスプロフェッショナルスクール)


是非、ご参加をご検討ください。



それから、先日の佐賀県武雄市の樋渡市長の講演がネットで見れるようになりました。

磨けば光る新しい人材

さが経革広場


見てもらえばわかりますが、非常に面白い講演でした。
このような首長が沢山出てくれば地方都市も活性化していくのではないかと感じました。


市長の講演映像のようなコンテンツ制作なども当社では行っています。
この仕事は楽しいですね。


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Posted by 森戸裕一 at 13:40│Comments(0)人材育成
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