2008年06月15日

「よそもの」と「わるもの」

今日は、京都から大阪空港(伊丹)経由で雨の鹿児島に入りました。

鹿児島は本格的な梅雨の時期になっています。
昨日は桜島の灰もドカッと降ったようです。

さて、昨日の京都での学生首脳会議の盛り上がり

「よそもの」と「わるもの」

の余韻を引きずったまま明日は鹿児島の地方都市でインターネットビジネスに関する講演です。


明日、主催者は参加者の人たちとはじっくりと話をしてみたいと思っていますが、地方都市の行政職員の方と話をしていると「あきらめ」ではないのですが、自分たちが時代に合わせて変化していくということに対しての意志は非常に弱いものを感じます。

今の時代は、現在の水準の生活を保つだけでも、努力と変化を求められます。
もし、努力も変化もなく、生活水準を保てるのであれば、それはどこかで誰かがサポートしてくれているか、知らない間に自分の身に憶えのない借金が背負わされていることになるのではないかと思います。

以前も投稿しましたが、不気味にカウントアップしている日本の借金時計は、私たちが今の生活水準を保つために、楽ではない変化から逃げるために、子どもとたちをはじめとした後世に残りしている恥の数字ではないかとも感じます。

「よそもの」と「わるもの」

今まではこのようなやり方でやってきた
私たちなりには頑張っているのですが
そのうちに良くなってくるのではないですか
景気は戻りますよ

いろいろな言葉が変化を嫌う大人から発せられます。

最近の私は講演などで、聴衆の方々に気づいてもらうために、考えてもらうために、極論を使って話をすることがあります。

昨日の京都での環境を考える学生首脳会議では、中部大学の武田先生がその役目を果たしていました。

ペットボトルをリサイクルする方が環境には優しくない

俯瞰的な視野でモノゴトを考える必要性を学生に教えていただけました。


地方の活性化のためには「よそもの」と「わるもの」の存在が必要ではないかと思っています。

その土地のしがらみがない「よそもの」
極論を言うことで考えてもらうためのきっかけを作る「わるもの」

私は敢えてその役割を担っても、次世代へのツケが削減できるのであればよいのではないかと思っています。

簡単ではないですが、誰かがやらないといけない仕事でもあります。


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Posted by 森戸裕一 at 23:47│Comments(0)地域貢献
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