2008年07月04日

戦略的な情報発信

今日は朝から佐賀大学のキャリアセンターを訪問して、そのまま佐賀県庁に行って「さが経革広場」のキックオフセミナーなどについての打ち合わせをして、佐賀新聞社を経由して、伊万里市役所に行きました。

伊万里市は、伊万里焼などの伝統産業、フルーツ、伊万里牛などの食の分野でも数多くの地域資源を持つ地域になります。



(このトンテントン祭は事故があって昨年は中止になりました)


この伊万里市の情報発信について職員の方々といろいろと考えています。

住みたいまち伊万里・行きたいまち伊万里

住みたいと思ってもらいたいのは他地区の人
行きたいと思ってもらいたいのも他地区の人

であれば、そのターゲットの方々にきちんとメッセージは伝わっているのか、その伝わったメッセージをもとに人は動くのかなどをきちんと検証していきたいと思っています。

今回は市役所を訪問する前に、駅からの導線、バスターミナルからの導線の中で観光案内や住みたい、また来たいと思わせる情報がどのように配置されているかなども検証してみました。観光協会や商工会館に設置されているチラシなどの情報も収集して実際にWebなどから発信されている情報などと照らし合わせて何が足りないかなどについても見てみました。

まだまだ情報発信に意図が感じられないというのが率直な感想です。

職員の方々向けの研修も行いましたが、メッセージとしては、

職員の方々の本気度を伝えましょう
情報を発信することを意識することで日常の視点が変わります
職員の方々が地域活性化のリーダーとして動く中で元気さを前面に出してください

基本的に発信しないものは伝わりようもありません。また、誰に伝えるのかということが明確でなりと伝達された相手も自分に対してのメッセージだということを理解できません。人間は興味がないものは見えないという特性がありますし、興味を持っても好奇心が出るか、楽しそうでなければその場所には行きません。

自分のことや自分の住んでいる町、自分の所属している組織などの良さなどは近すぎて見えない場合もあります。
それを外部の人間が気付かせてあげることはできるのではないかと思っています。

これから半年くらいの間である程度の成果を出していくために職員の人たちとの情報交換は密にしていきたいと思っています。


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Posted by 森戸裕一 at 23:28│Comments(0)地域貢献
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