2009年04月29日

20%の人材が残りの80%の人材を助ける

昨晩は、学生NPOのメンバーと卒業生と一緒に食事に行きました。

タイ料理のレストランに行ったのですが、昨日は ECO Day ということでロウソクの灯りでの食事となりました。

学生NPOの支援をやっていてよかったと思うときは、やはり卒業生が就職してその会社で活躍しているということを聞くときです。

会社の中で活躍できるか、できないかの違いは、自分視点でしかモノゴトが見えていないか、周囲の人たちの視点でモノゴトが見えているかの違いだと私は思っています。

会社を利用して自分のスキルアップを図ろう、とりあえずこの会社で給料をもらえばいい、同僚でもライバルだ、など自分本位なことばかり考えている学生が会社に入ってきていた時期もありましたが、昨年くらいから新入社員の質も変わってきています。

野心もないけど、向上心もない

・・・


すべてがそうではないですが、ちょっと頼りない印象を受けます。

最近では就職活動にも親同伴などの話も聞きますので、会社の対応も苦慮しています。


WANの卒業生は、自分だけでなく同期のことまで考えて行動ができているようです。

彼らと将来、一緒に仕事ができれば楽しいだろうななどと考えながら、次の世代の学生スタッフの育成に励んでいます。


自然に立派になっていく人材、手をかけると立派になっていく人材、何を言っても素直に話を聞けない人材

世の中の20%の人材が、高い志を持って経済的な問題も含め、社会の諸問題の解決にあたれば世の中は絶対に良くなります。

たまたま頭がよく生まれてきた人、たまたま環境に恵まれて能力が向上した人などは、社会的な責任として、残りの80%の人のために、その能力を使う必要があるのではないかと考えています。

次世代を担う学生が学ぶ環境を、家庭、学校以外にもうひとつ(サードプレイス)として創ることを目指してNPOは活動しています。





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Posted by 森戸裕一 at 23:27│Comments(0)人材育成
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