2009年05月03日

大学が抱える大きな課題

次世代を担う人材育成支援として大学生の社会活動支援などを行っていますが、大学生の質も年々下がっているように感じます。

ネットでこんな記事を見つけました。
http://news.livedoor.com/article/detail/4137568/

これに書いてあることは大学が抱える課題の一部でしょうが、行き過ぎた受験偏重教育の影響や情報が氾濫する時代になって、必要以上に人と自分を比較しすぎるようになったと感じています。

他人との比較もポジティブなモチベーションとして使えるような人はいいですが、20歳くらいの年齢で入れた大学の偏差値、社会的な評価に一喜一憂したり、その延長で入社できた(内定もらった)会社のブランド力で自分の人生が決まったかのように話をしているのを見ているとこちらが不安になります。

志望していた企業に入れたら、もう安心のような顔をして、

「終身雇用制度のままでいてくれるといいですね!」

とさえ言ってきます。



逆に自分の第一志望とする企業や業界に入れなかった学生は、入社のときから何となく自分たちは負け組みたいなことを言っているのも気になります。

自分の所属する組織をこれからどのようにして伸ばすか?

ということを考えるのを期待されている人材が、組織が自分たちに何をしてくれるのかということばかり気にしています。


企業の中で伸びない人材は、他人との比較、自分への処遇ばかりを気にしています。

考えるべきなのは、昨日、先月、昨年の自分との比較であり、自分が周囲から何を期待され、それにどのように応えているかということを考えないといけないのではないかと思います。

そういう意味では、非常に難しい世代の人材を企業は抱えてしまっています。







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Posted by 森戸裕一 at 09:58│Comments(0)雑感
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