2009年08月02日

本気で生き残りたいと思っているかどうかが気になります

自己責任というのがグローバルスタンダードな考え方

海外ビジネスなどを考える場合に、そのようなことを再確認しないといけないことがあります。

日本とは商習慣が違う、誰も守ってくれない、自分で情報を得て、自分で判断して、自分で行動しないといけないという状況のなかでビジネスをおこなっていかないといけない。

なんか、このようなことを書いていても非常に当たり前のことを書いているような気しかしませんが、そのようなことを言わないといけないように日本の環境は恵まれているのかもしれません。

非常に厳しい環境の中でビジネスを行っている会社に対して、海外に販路を求めますか?という話をすることが増えています。インターネットの普及でボーダレル化したビジネス環境は非常に複雑です。

社員に求めることも複雑になってくるだけでなく非常に厳しいものにもなってきています。

会社というのは仲良しサークルでもありませんし、家庭のように安らぎを与えてくれる場所でもありません。市場に対して自分たちが正しいと思っている価値を提供するために同じような価値を創造している会社とどちらが選ばれるかということを競っている場です。

それぞれの社員が会社から与えられた職務をきっちりと遂行してはじめて組織としての目標達成が可能になります。与えられた仕事の納期を守れない、品質を確保できない、予算を達成できないなどのことが頻発すると単純に能力が足りない社員という評価をされるだけです。

会社に育ててもらおう、自分のペースで仕事をやろうなどのことを考えていること自体が甘えていると言われても仕方ありません。グローバルな視野で仕事をしないといけない時代になってきた中で日本だけが社員が甘えられる職場が存在するなどのことは考えられません。

生きていくために必死になる

ということが仕事ができるようになるために一番重要なことになるのですが、仕事で必死にならなくても生きていけるという感覚があること自体が個人の成長を妨げているようにも感じます。

価値創造という正社員に求められる仕事の部分も外国人労働者を登用するということが普通になる雇用競争時代になり「生き残る」という競争力を持つために一番重要な感覚が欠如しているかもしれないということが気になっています。





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Posted by 森戸裕一 at 23:58│Comments(0)人材育成
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