2010年04月30日

人がやれることだけやっても評価されない

人がやれることは自分でもできる

と思って、人がやっている姿を見て模倣して自分もやれるようになる。

というのが、企業内の人材育成ではOJTの位置づけになるのかもしれません。


しかし、人がやれることだけやっていても高い評価を得ることはできません。

人から評価されるためには人がやらないことをやらないといけません。

人がやれることがやれるようになったら、今度は人から評価されることに挑戦します。

(人がやれることもやれないで、人がやらないことばかりしても、それはできません)


しかし、人がやらないことに挑戦するということは厳しいこと、辛いことでもあります。

簡単に実現することであれば誰でも挑戦して実現しています。


自分をあえて厳しい環境に置いて、そのハードルを超えることで大きな達成感と共に周囲からの評価を得ることで満足感も得ることができます。


周囲からの評価なんて関係ない

という働き方もあります。


ただ、満足感も低くなりますので結局、どこかで大きな壁にぶつかるのではないかと感じています。


誰しもが意識する必要はないのですが、これからの時代を切り拓くためには誰かがやらないといけない仕事への考え方と思っています。

次の時代のニーズを予測して、早い段階で高い目標を掲げて自分の能力を限界まで引き出す。


成熟した社会で生きてきた世代に話をすると、

「そこまではやらないでいい」

という回答が返ってきます。


そこが「ゆとり」があるモノあまりの時代に育ってきたハングリーさの無さなんでしょう。





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Posted by 森戸裕一 at 05:33│Comments(0)人材育成
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