2010年10月28日

よい聞き手になるために何を意識していますか?

午前中に定例ミーティングに参加して、午後からはパソコンの前に久しぶりにゆっくりと座って、いろいろな人たちに連絡。

目の前の仕事に振り回されていると来週以降の仕事を創る

ということをあとまわしにしてしまうことがあります。


経営者は経営者の仕事がある。

と言われますが、仕事が枯渇しないように常に次の仕事を創る仕掛けをしておかないと枯渇してから仕掛け創りに走っても社員には給料を払い続ける必要がありますので、すぐに資金繰りが悪くなります。

会社に入ってくるお金(売上)は凸凹がありますが、会社から出ていくお金は一定額がでていきます。

その矛盾と向き合っていると、派遣社員などの制度を使いたくなる気持ちもわかります。



中小企業の経営支援などをおこなっていて、大手企業に勤める人たちの発言が気になることがあります。

従業員が10人にも満たない会社なんて、お客じゃない!

システム投資などできないでしょう。



はい、そうです。


大手企業に勤めている人たちには理解できない、経営的な課題と向き合っているのが中小企業の経営者です。

家族経営で、実際には経営とは程遠いわがままな経営をしているのが中小企業ではないか?

そうかもしれません。


仕事で成果をだそうが、だすまいが、一定の給料が給料日に支払われる人たちにはイメージできない状況と課題が中小企業には存在します。

本当は苦労しているのに、社員の前やお客さまの前ではそのような姿は見せないという経営者が多いのが中小企業の現状です。


だから、中小企業の支援をおこなっています。

よい聞き手になるためには、自分が安定した企業のサラリーマンでは無理だと感じたのが9年前です。


今、私は中小企業の経営者のよい話し相手になれているのだろうか?

と感じることもあります。


自分の会社の経営でも、いろいろな課題もあり自分自身でも考え込むこともあります。

こんな風にして精神的にダメージを受けていくのだろうな、と感じることもあります。


ただ、経営者の人たちが強いのは、そのような状況になったときに自分で自分を奮い立たせる何かを持っているからではないかと感じています。


自分も相手と同じ立場になってみて見えるものもあります。








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Posted by 森戸裕一 at 22:25│Comments(0)人材育成
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